無下限アーカイブ   作:サリム

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生まれてしまう!承認欲求モンスター!


第26話 変わってないね

ユウカにお願いしてもう一度リオに会えることになった

 

コンコンッ

 

ノックすると扉が開いた・・・俺はそのまま部屋に入る、中にはリオとC&Cのみんなが居た

 

「昨日の話の続きをしましょう、座って頂戴」

 

言われるままにソファーに座る、リオは昨日のこと気にしてないのか?・・・C&C呼ばれてるしまた暴れると思われてそうだが

 

「リオ会長、昨日はすみませんでした・・・いきなり帰ってしまって」

 

「ええ、でも今日来たということは話をしてくれる気になったということよね?」

 

「そうですね」

 

「いいわ、じゃあ改めて聞くわね・・・何故、風紀委員会所属のあなたが便利屋を手伝ったのかしら」

 

多分だが、俺が風紀委員会隊長という責任を放棄してまで便利屋を手伝う理由が知りたいんだろう

 

「前と似た答えにはなってしまうんですけど、俺は風紀委員会の仕事本気でやってないんですよ・・・あの日たまたま会った便利屋も捕まえようとしたんですけど、可哀想だしたまには見逃してもいいかなって思いまして・・・」

 

「その時依頼を手伝って欲しいとお願いされたのでついでに手伝ったみたいな感じです・・・」

 

「つまり、どういうことかしら」

 

「俺は合理的にじゃなく、その場の感情で動いてるってことです」

 

「なるほど・・・よく分かったわ、あなたと私は考え方が違うようね」

 

「それで、リオ会長が話したいことってなんですか?」

 

「・・・それはもういいわ、代わりにC&Cと訓練してあげてくれないかしら」

 

いきなりだな・・・まあ断る理由もないし

 

「わかりました」

 

「よっし!やっとお前とまた勝負できるぜ!早く行くぞ」

 

返事をするとネルが俺を掴んで入口の方へ引きずっていく

 

リオ会長も着いてくるみたいだ・・・

 

 

 

 

 

 

広い部屋に来た、ここが訓練場だろうか・・・ここの壁は頑丈そうだ

 

「さっさと始めようぜ!」

 

「ルールは?」

 

「無用だろっ!?」

 

「大きな怪我はしないで頂戴、それと・・・あなたはあの大技は使わないで」

 

詠唱した蒼のことだろうか?・・・そんなことを考えているうちに、リオ会長が部屋を出て数分すると開始の合図が鳴る

 

「チッ・・・あの技は使えなくなったみたいだな、まあそんなルールなくたって使わせないけどな!」

 

開始と同時にネルが突っ込んできた、向こうの作戦は以前と同じだろうか?

 

新しい習得したあの技使えばすぐ勝てるんだけど・・・それじゃこいつらの練習にならないよな

 

「前の黒い稲妻は出さないのか!?」

 

黒閃のことか・・・そういえばみんな呪術とか見えてるみたいだな

 

「出そうと思って出せる技じゃない」

 

「そうか、それは残念だなっ!」

 

所々で殴りや蹴りを入れてくる、ネルは近接戦が上手いんだけど・・・俺も近接メインで鍛えたからなほとんどの攻撃は捌ける

 

パシッ

 

カリンは見えない場所から跳弾を撃ってくるが・・・壁に当たってスピードの落ちた弾なら掴める、精度がいいので掴まないと当たってしまう・・・手の皮が少し剥けるが致し方ない

 

「これ、やるよ」

 

さっき取ったスナイパーの弾をアカネに向かって呪力を込めて投擲する

 

「っ!」

 

命中したけどあんまり威力ないな・・・

 

「おっと」

 

後ろからアスナが技をかけようとしてきた、捕まえてネルが殴るのか?それはいじめだろ

 

・・・近接戦にアスナが参戦しただけであんまり変わってないな、そろそろ終わらせるか

 

ドゴッ「くっ!?なんだ?」

 

拳が当たる瞬間に蒼の吸い込む反応を重ねた、五条先生もやってたことだけど、黒閃を経験してから出来るようになった

 

「なるほどなぁ?!あの技をあたしに拳が当たる瞬間に使ってるんだろ?」

 

「正解っと」

 

ドスッ「うっ?!」

 

俺の後ろにずっとくっついてくるアスナを壁に向かって吹っ飛ばした、あれはもう立てないだろう

 

「おまえら!」

 

ネルが合図すると全員が一斉に銃を撃ってくる、数の暴力でやる気だろう・・・前ならきつかったが

 

『神・簡易領域』

 

ピタッ

 

「「なっ!?」」

 

銃弾が俺の目の前で止まる、コレが俺の新しい技の一つだ、俺の周りの神秘を中和して無下限呪術で銃弾を止めている・・・欠点は使用中は攻撃が出来ないのと解除後は一分ほど術式が使えなくなる・・・はっきり言うけどそんなに強くないと思う、使い方によるかもしれないが

 

「それは流石に反則だろう・・・」

 

カリン、諦めんなよ!

 

「それだけの技だ・・・欠点があるんだろ?」

 

「さあな・・・」

 

銃弾が効かないと思ったのかネルはまた近接戦を始めた・・・が

 

「そこまでよ」

 

リオ会長が止めに入った、これ以上やっても勝負つかなさそうだしな

 

「あなたから見て、C&Cには何が足りないと思ったかしら?」

 

結構強いけど・・・やっぱり

 

「強いて言うなら、力ですかね・・・まあそれは俺も足りてないんですけど」

 

「チッ」

 

ネル、舌打ちしないで・・・それはそうとこの人たちが神秘のコントロールができるようになったらと思うと恐ろしいよ・・・

 

「・・・そうね、二人きりにしてもらえるかしら」

 

リオ会長がそう言うとみんな部屋から出て行った聞かれたくないことでもあるのかな?

 

「どうしたんです?」

 

「あなたに言いたいことがあるわ」

 

なんだろうか?心当たりがない・・・

 

「あなた、身体能力を上げる方法を知っているんでしょう?そしてそれを特定の人だけに教えている」

 

どこで知ったんだ?

 

「まあ、一応」

 

「・・・今までわかってなかったのかもしれないけれど、あなたのその無責任な行動でキヴォトスのパワーバランスが崩壊してしまうのよ?」

 

あ・・・

 

「・・・考えてませんでした、・・・ごめんなさい」

 

「わかったならいいわ、これからは控えて頂戴・・・」

 

「それと、これを言った後で悪いのだけれど、その方法を教えてもらえるかしら?」

 

俺が教えた人・・・ヒナさんやアビドスのみんなが、やるわけないけど、もしも悪人になってしまった時に止められないからだろう・・・

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

神秘を操作する方法を教えた・・・これからは誰にも教えないようにしよう

 

「そういえば、コユキに会いたいそうね?」

 

「え?面会のことですか?」

 

「ユウカが言っていたわ・・・面会できるようにしてくれないか、と」

 

ユウカ、リオ会長に頼んでくれてたなんて・・・ああは言っていたけどやっぱり優しい

 

「流石に毎日は無理だけど、一週間に一度なら許可するわ・・・」

 

「ありがとうございます」

 

「この後会いたければ面会してもいいわ、それじゃあ私は行くわね」

 

「はい」

 

そのままリオ会長は部屋の外へ出て行った、リオ会長・・・思ったよりいい人だったな、合理的だけど

 

さてと、コユキに会いに行くか

 

 

 

 

 

 

「昨日ぶり、元気だった?」

 

扉を開けてもらい中のコユキを呼ぶ

 

「・・・元気なわけ無いですよ!本当に何も無いんですからっ!」

 

まだ一日しか経ってないからだろうか・・・元気そうだな

 

「面会できるようになったんです?」

 

「ユウカがお願いしてくれてたみたいでな、次会ったらお礼言うんだぞ?」

 

「閉じ込めたのユウカ先輩なんですけど?!」

 

ユウカは連れてきただけで命令したのはリオ会長だろう・・・というか元はと言えばお前が悪いんだぞコユキ

 

「・・・それで、一日生活してみてどうだった?」

 

「それ聞くんですか?最低ですよ!」

 

「これ以外聞くことないし・・・」

 

「はあ・・・まあご飯は美味しいですよ、それ以外は最悪です!」

 

「ポテチもゲームもギャンブルもない!いつになったら出れるようになるんですか!?」

 

「反省したらだろ?」

 

「もう十分反省しましたよ!」

 

俺から見ても反省してるようには見えないんだが・・・?

 

「コユキはなんで人のお金を勝手に使うんだ?」

 

「・・・お金が足りなくて少し借りただけですよ、後で返すつもりだったんですけど・・・」

 

「ギャンブルに負けたから返せないと?」

 

「あそこで赤色に入っていればこうはなりませんでした!」

 

そこで勝っていたとしても、いずれこうなる運命だっただろうな・・・

 

「いつか出れる日が来るといいな・・・」

 

「サトルさんが出れるように会長にお願いしてくださいよ〜」

 

「無理、じゃあ今日は帰るからまた一週間後に来るわ」

 

「え〜もう帰っちゃうんですか?」

 

「そろそろ暗くなるからな」

 

「わかりました、じゃあ次来る時はゲームとポテチお願いしますね!?」

 

正気かこいつ・・・

 

「できたら持ってくる・・・」

 

「わーい!」

 

・・・反省しないだろうから持ってこないけどな

 

そう思いながら俺は反省部屋を後にした

 

新しく投稿するならこの小説は残しておきます、タイトルは変えますが・・・上書きだと残念ながら元の話を読み返すことは出来なくなります

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