無下限アーカイブ   作:サリム

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いつか必ずこの作品をリメイクするはずです、未来の自分が!
とりあえず全部書き切ってしまおうというのが私の考えです。
もちろん暇な時間に小説の書き方やストーリーの作り方を勉強していますが、何分要領が悪くて全く成長しません・・・1年くらい続けたら私も面白い作品が書けるようになるでしょうか。というかメインストーリー終わった後の閑話何書けば良いかわかんない!

そして今見てくださってる皆さん、本当にありがとうございます・・・




第31話 理不尽な大人

「侵入者とは聞いていたが・・・アビドスだったとは・・・それに、まさか貴様も居るとはな」

 

俺の事だよな?

 

「サトル、あいつと知り合いなの?」

 

「いやいや初対面なんだけど?」

 

まあ、なんとなく分かる・・・どうせ黒服から俺の事聞いたんだろ

 

「まさかここに来るとは思ってなかったが・・・まあいい」

 

「勝手に人の私有地に入り、暴れたことによるこれらの被害額」

 

「君たちの学校の借金に加えても良いのだが、まあ、大して額は変わらないな」

 

私有地に入ったからって警告も無く撃ってくるのってキヴォトスでは普通なんだろうか

 

「・・・あなたたちは、誰ですか?」

 

ノノミがそう聞くとロボットは驚き、少し笑った

 

「・・・まさか私の事を知らないとは、アビドス、君たちならよく知っている相手だと思うがね」

 

「私は、カイザーコーポレーションの理事を務めている者だ」

 

「そして君たち、アビドス高等学校が借金をしている相手でもある」

 

カイザー理事がそう言うとアビドスのみんなが驚く、そしてシロコとセリカが理事に向かって口を開く

 

「要はあなたがアビドス高校を騙して、搾取した張本人ってことでいい?」

 

カイザー理事は相変わらず余裕そうだ

 

「そうよ!ヘルメット団と便利屋を仕向けて、ここまで私たちをずっと苦しませてきた犯人があんたってことなんでしょ!?」

 

「ふむ・・・?」

 

「あんたのせいで私たちは・・・アビドスは!!」

 

セリカがそう言った後、カイザー理事はため息を吐き捨ててこう言った

 

「やれやれ・・・最初に出てくる言葉がそれか」

 

「勝手に私有地へと侵入し、善良なる我がPMC職員たちを攻撃し、施設を散々破壊しておいて・・・」

 

ほとんど壊したの俺なんだけど・・・

 

「・・・くくっ、面白い」

 

「だが、口の利き方には気を付けた方が良い、ここはカイザーPMCが合法的に事業を営んでいる場所、君たちは今、企業の私有地に対し不法侵入しているのだということを理解するべきだ」

 

「・・・!」

 

「・・・っ!」

 

「さて話を戻そうか・・・アビドス自治区の土地だったか、確かに買ったとも」

 

「だからどうした?全ては合法的な取引、記録も全てしっかりと存在している」

 

「まるで、私たちが不法な行為でもしているかのような言い方ら止めてもらおうか、わざわざ挑発しに来た訳ではないだろう?」

 

「ここに来たのは、私たちがここで何をしているのか気になったからか?どうしてアビドスの土地を買ったのか、その理由が知りたいのか?」

 

「それならば教えてやろう、私たちはアビドスのどこかに埋められているという、宝物を探しているのだ」

 

「・・・そんなでまかせ、信じるわけないでしょ!」

 

「それはそう、もしそうだとすると、このPMCの兵力について説明がつかない」

 

「この兵力は、私たちの自治区を武力で占拠するため、違う?」

 

「・・・」

 

「数百両もの戦車、数百名もの選ばれし兵士たち、数百トンもの火薬に弾薬」

 

「たった5人しかいない学校のために、これほどの用意するとでも?」

 

「冗談じゃない、あくまでこれは、どこの集団に宝探しを妨害された時のためのものただそれだけだ、君たちのために用意したものでは無い」

 

カイザーがそう言い放つ、なるべく黙るようにしていたが、流石に俺も我慢できない

 

「それじゃ足りないもんな」

 

「・・・確かに、アビドスに貴様が加わるなら話は別だが、良いのか?アビドス程度いつでも、どうとでもできるのだよ・・・例えばそう、こういう風に」

 

カイザー理事がスマホを取り出し、どこかに電話をかける

 

「・・・私だ・・・そうだ、進めろ」

 

「な、何・・・?急に電話・・・それに進行って、なんの事?」

 

「残念なお知らせだ、どうやら、君たちの学校の信用が落ちてしまったそうだよ」

 

カイザー理事がそう言うとアヤネの通信から、変動金利を3000%上昇、来月の利子は9000万とかいうふざけた通話内容の声が聞こえてきた

 

「きゅ、9000万円!?」

 

「・・・くっくっくっ、これで分かったかな、君たちの首にかけられた紐が今誰の手にあるのか」

 

「ふざけてんのか?今すぐ取り消せ」

 

「取り消す?正当な要求をしただけだが・・・そうだな、チャンスをやろう、今すぐ学校を退学してカイザーPMCに入るなら・・・アビドスの借金を大幅に減らしてやろうじゃないか」

 

「大幅?借金をゼロにするんじゃなくてか?話にならねえよ」

 

「そうだな・・・本当に来る気が少しでもあるなら、これを受け取るといい」

 

差し出されたのは名刺、本部の住所が書かれている

 

「・・・」

 

「どうした?なぜ受け取ろうとしない、やはり言葉だけか・・・?」

 

パシッ

 

理事の手から名刺を奪い取る

 

「サトルさん!?」

 

「サトル!」

 

「・・・やはり君なら受け取ると思った、賢明な判断だ、これが終わったら来るといい・・・その名刺を受付に渡せばいい」

 

このまま何もしないとホシノは対策委員会を去るそれに、どこで歯車が狂うのかも分からない、もしかするとホシノを助けるのが間に合わないかもしれない・・・そうなった時、やり直すなんて都合のいいことはできない

 

でも、アビドスの借金が無くなればホシノは対策委員会を去るなんてことは考えないはず、俺がカイザーに入るからなんだ・・・まずはホシノの安全を・・・

 

「悪くない時間だった、さあ、お客様を出口まで案内さしあげろ・・・君はどうする?今すぐ決めても良いのだが・・・私は君の考えを尊重する」

 

「・・・最低条件はアビドスの借金をゼロにする、それが出来ないなら契約はしない」

 

「・・・それはここで決めれる問題じゃないな、時間が必要だ、明日我社に来てくれ、要望にはできる限り答えれるように準備しておこう」

 

「・・・」

 

 

 

 

 

 

俺たちはアビドス高校に戻った、道中色々聞かれたが、俺は着いてから話すと言った

 

「もうっ、一体何なのよ!」

 

「カイザーのやつも意味がわからないし、それにっ!」

 

セリカが俺を睨む

 

「ちゃんと説明して欲しいな〜、サトルはあんなところに入る気なのかな?」

 

「・・・入るわけないだろ?」

 

「なら、どうして名刺を受け取ったんですか?」

 

「住所を確認していつでも本部を潰しに行けるようにだよ」

 

「行く気は無いから、みんな別のこと考えた方がいい・・・例えばカイザーが砂漠で何を探してるとか」

 

「そんなことより今は借金のことの方が重要でしょ!?」

 

「借金はほら・・・あんな方法で本当に利子が増えるわけないだろ?」

 

俺がそう言うとアヤネがタブレットを弄り初めて

 

「・・・いえ、契約書の内容によると債権者の都合で金利を変更することは可能とされています」

 

契約書の画像を見せてきた

 

なんでそんな契約書にサインしてんだよ?前の生徒会、契約内容ちゃんと読んだのか?

 

「・・・借金はもう、真っ当なやり方じゃ返せないら何か別の方法を・・・」

 

シロコが冷静じゃなくなってきている・・・ノノミが止めるがセリカもそれに賛成らしい、アヤネが二人を説得しようと話を始めたところでホシノが口を挟む

 

「ほらほら、みんな落ち着いて〜」

 

「頭から湯気出てるよ〜?」

 

「はい、すみません・・・」

 

「ごめん、こんな風にしたいわけじゃなかった」

 

「うん、みんな分かってるよ、シロコちゃんもいい子だからね」

 

「まっ、とりあえず今日はこの辺にしとこう」

 

ホシノの命令で今日は解散することになった、他のみんなは帰ったがホシノとシロコ、先生と俺の4人は残った

 

「ん〜?シロコちゃんとサトルはまだやることがある感じ?」

 

「・・・先輩、ちょっといい?」

 

「うへ〜、おじさんとお話したいことがあるの?照れるな〜」

 

"私も、話したいことがあるんだ・・・二人にね"

 

二人?

 

「もしかして俺ですか?」

 

俺がそう聞くと先生は頷く、ホシノに用なら分かるけど、俺に用って・・・

 

「私たちモテモテだね〜」

 

「そうだな・・・?」

 

「でもさ、今日は疲れたし、色んなことがあったじゃん?」

 

「また明日話そう?大体どんな話かわかってるからさ」

 

ホシノがそう言うとシロコは分かったと言って帰って行った

 

"ホシノ、聞いてもいい?"

 

「何をっ・・・」

 

先生が退部・退会届を差し出した

 

「それって・・・うへ〜いつの間に・・・!これ、盗ったのはきっとシロコちゃんだよね?」

 

「全くシロコちゃんったら、いくらなんでも先輩のかばんを漁るのはダメでしょ〜」

 

「先生、きちんとシロコちゃん叱っといてよ〜?あのままじゃとんでもない大悪党になっちゃってもおかしくないってー」

 

"うん、それはそれでまた今度ね、今はこの退部届について聞きたいな"

 

これ俺居てもいいやつか?帰った方がいいかな

 

"サトルにも聞きたいことはあるからまだ帰らないでね"

 

「えっ、はい」

 

先生は心が読めるのか?さすが大人

 

「サトルにも言わないとダメ?だよね・・・?」

 

「面と向かって言うのもなんだし・・・二人とも、ちょっとその辺一緒に歩かない?」

 

ホシノの要望通り、俺たちは廊下へと歩き出した

 

新しく投稿するならこの小説は残しておきます、タイトルは変えますが・・・上書きだと残念ながら元の話を読み返すことは出来なくなります

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