レガ主が退屈しすぎてホグワーツ魔法学校の非常勤講師になったようです 作:初心者です
「ホグワーツの教師が1人で来る所じゃなさそう」
ホグワーツを出た後何をしていたかと言うと、私はイギリス中を飛び回り、
デスイーターと呼ばれる者たちが住処にしている古びた城をあちこち周っていた。
「誰だ!?」
「バレちゃった?お疲れ様!噛み噛み白菜の差し入れだよ!」
「エクスパルソ!」
必要の部屋で改良を重ねた噛み噛み白菜をデスイーター達にお裾分けしてあげたのに、何故か攻撃魔法が飛んできた。
「痛い!やめてよ、差し入れに来ただけなのに。ウィゲンウェルド薬がなかったら死んでいたよ?」
トムについてお話しに来ただけなのにやけに好戦的だ。
ウィゲンウェルド薬を2本飲めば殆ど完治するとはいえ、
もう1発喰らっていたら死んでいたのは事実で、危険極まりない。
そして数が多すぎる。
まるで時間が巻き戻って学生時代に来たみたいだ。
「時代に助けられたね、君達。禁じられた魔法は使わないから安心するといい。プロテゴ!レヴィオーソ!」
あちこちから攻撃魔法が飛んできて、反撃する隙がない。
上手く連携も取れている。
「誰から習ったの?その連携!アルバス・ダンブルドア?それともフィニアス・ナイジェラス・ブラック?」
1度目に5人の集団が一斉に魔法を打ったら遮蔽物に隠れ、次の5人組が間髪入れずに攻撃魔法を打ってくる。
「どう攻略しようか。連鎖アバダ・ケダブラは指名手配にされてしまうから論外だし…うーん、久しぶりにあれをやるか。」
杖を空に高く掲げ、古代魔法で雷を呼び寄せる。
「確かこれを下に降ろして…こう!」
雷鳴が轟き、デスイーターの身体に稲妻が走る。
想定よりも古代魔法が熟達していたようで、連携していたデスイーター達、10人全員が雷に焼かれて瀕死になってしまった。
「…これはランロクのせいだよ。治してやらないからね。」
轟音を聞いた残りのデスイーター達が城の内部から駆けつけて来るのが見える。
「大変だ、隠れないと」
急いで目くらまし術を使って物陰に隠れた。
「マイク?あれはマイクなの?」
「なんてこった…こんな夜中に雷が直撃するなんて」
「おい!見ろよこれ、戦った形跡がある!まさか伝説の密」
「ペトリフィカス・トタルス。ふう、危なかった。今なんて言いかけてたんだろう。」
「密猟者狩り…本物…?3人同時に硬直させる魔法…なんて…存在…しない。」
「凄いね、喋れるなんて。ウェールズ最大の密猟者集団を単独で壊滅させてない方なら私かもしれないな。」
「頼む…マイク達を…」
仕方ないので瀕死の状態のマイク達を治してあげた後、
城の中を探索してみたが、トムに繋がるものは出てこなかった。
これで6ヶ所目。
目星が付いているデスイーターの根城、後38ヶ所。
道のりは未だ長そうだ。
「ここも手がかりなし!ゴー!ハイウイング!ゴー!」
真綿のような両翼がバサバサと音を立てる。
いつまでもこの羽音を聞いていたいものだ。
然し、そうも言っていられない。
時間は限られているのだから、少し速度を上げなくては。
「レベリオ。プロテゴ。ストゥーピファイ。アクシオ。フリペンド。レヴィオーソ。デパルソ。ディセンド。」
外れ。ここにはへんてこなローブしか無かった。あと30ヶ所。
「レヴィオーソ。アクシオ。インセンディオ。コンフリンゴ。ディフィンド。」
外れ。ここにはボロきれのようなマントしか無かった。あと25ヶ所。
「レヴィオーソ。デパルソ。アクシオ。プロテゴ。ストゥーピファイ。」
外れ。ここには個性的な眼鏡しか無かった。あと20ヶ所。
「プロテゴ。ストゥーピファイ。レヴィオーソ。グレイシアス。ボンバーダ。」
外れ。ここには誰が被りたいのか分からない帽子しか無かった。あと10ヶ所。
「目くらましの術。レヴィオーソ。ペトリフィカス・トタルス。」
外れ。あと2ヶ所。
「見つからないようにしないと。…いや、もういいか」
正直、もうデスイーターの根城を飛んで周るのにうんざりしてきたところだ。そろそろ派手に暴れてみてもいいのかもしれない。
「ルーモス・マキシマ!」
「何だ!?おい、誰だ!こんなふざけた魔法を使ったのは!」
「バカ、こんな意味のわからない事をするのはあいつしか居ない!」
「なっ!?未だに現役だって言うのか?嘘だろ!?」
「イギリス中の密猟者集団を全て壊滅させた伝説の密猟者狩りだ!」
深い宵闇が、淡い曇り空のように照らされる。
「行くよ、ハイウイング!」
空から降り立つのは白翼の天使か、それとも。
戦闘の時毎回レヴィオーソ使うの教えに忠実ですね