レガ主が退屈しすぎてホグワーツ魔法学校の非常勤講師になったようです   作:初心者です

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秘密の部屋で見つけた地図

「まだ目がチカチカしてやがる……あのクソ密猟者狩りめ。」

 

薄暗い建物に突然閃光が走り、デスイーター達は目を眩ませている。

 

念の為にホグワーツの生徒のフリをしてきているが、

これならば目くらましの術を使わずとも、見つからないように慎重に歩いていけば手がかりを探せそうだ。

 

「レベリオ。レベリオ。レベリオ。レベリオ。レベリオ。レベリオ…うん?下に続いているな。」

 

地下に続く隠し階段を見つけた。

 

ここまで来ればコソコソする必要も無さそうだ。

 

「ルーモス!」

 

悪趣味な骸骨や黒装束、セストラルの標本が飾られている小さな部屋があった。

 

壁には地図が貼られていて、赤いペンで印がつけられていた。

 

「このバツ印…ここに何かあるのか。地形から推測するに、リトル・ハングルトンかな?よし、行ってみよう」

 

「そこまでだ」

 

振り返ると、デスイーター達に杖を向けられていた。

 

何か気配を消す魔法でもかけられていたのだろうか。全く気づかなかった。

 

「少し知りすぎたな、お嬢さん。いや、伝説の密猟者狩りよ。」

 

「伝説の…?ごめんなさい、迷い込んでしまいましたわ。私は寮に帰りますので」

 

「面白い事を言う。ホグワーツでは課外授業でこんな廃墟に向かわせるのかね?」

 

「ええ、昔はよく行ってたんですよ。ああ授業ではなく、狩りに。」

 

「…まあいい。詳しい話はゆっくり聞こうじゃないか。ああそう、ついでに伝説の密猟者狩りの武勇伝でも聞かせてくれ。」

 

魔法使い同士の戦闘では、杖を最初に向けられた側が圧倒的に不利だ。

ましてや5人に向けられていて絶望的な状況と言える。

 

但しこれはイギリスでは、の話だが。

 

「1つ質問をしても宜しいですか?デスイーターさん。」

 

「随分肝が据わっていると見える。勝てる気でいるのか?それとも恐怖でおかしくなってしまったか?何でも答えてやる。」

 

「こんな言葉を知っていますか?」

 

これは30年前、日本の薩摩に留学した際に習得した魔法だ。

 

「チェストオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

 

デスイーター達の鳩尾に拳をめり込ませ、更に捻じる。

チェストという呪文の意味はよく知らない。

 

手加減をしないと命までも奪いかねない魔法。

 

他にも手首を折る魔法、投げ飛ばす魔法なども覚えているが、これ以上追い討ちをかけるのは可哀想だ。

 

そのうち薩摩式の魔法はクルーシオ、インペリオ、アバダケダブラと並んで禁じられた魔法になるだろう。

 

「がはっ…なん、だ、この魔法は……。」

「うぐ…有り得ない。たった一人の少女に負けるなど。」

「何も…見えなかっ、た…」

「何だ、チェストって…。」

「くっ…行かせるな。奴を、あの場所へ、行か…。」

 

「ああ、返事はもう結構。それじゃ、ごっつぁんでした。最後に手合わせの感謝を込めて手を合わせるのが薩摩式ね。覚えておくといいよ。」

 

「…あ、やっぱり覚えなくてもいいや、じゃあね。」

 

もう1ヶ所デスイーターの根城があったが、行く必要はなさそうだ。

早速、リトル・ハングルトンに向かうことにしよう。

 

「オミニス居るかな?久しぶりに会えたら嬉しいんだけど。」

 

オミニス・ゴーント、私のホグワーツ生徒時代の友達。

 

卒業する時に古代魔法でオミニスの目を治してあげようとしたんだけど、彼はそれを嫌がった。

 

理由を聞いたら、彼は特別扱いはされたくないと言っていた。

 

リトル・ハングルトンはそんなゴーントの家と、リドル家がある集落だ。

 

トムの父の墓もあるみたいだが、それがヴォルデモート復活に関係しているのだろうか。

 

さて、姿現しで行くとしよう。

 

 

 

 

 

「何だ、お前は」

 

「やあ、ネズミみたいな顔の墓守さん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

 

「ん…?答えるとでも思っているのか?私が、お前の問いに。」

 

「クルーシオ。」

 

「なっ…あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」

 

「勿論、答えないと思ってたよ。インペリオ…何を企んでるの?トムはどう復活させる気?」

 

「ヴォルデモート様は…三大魔法学校対抗試合で…ポートキーをここに繋いで…ハリーを…ハリーポッターを呼び寄せ……血を…」

 

「あー、大体分かった。」

 

「はっ…?服従の呪文だと?」

 

「オブリビエイト。」

 

記憶を消す呪文。

 

「何だ?お前は、いつからそこに居た?」

 

ハリーは本来、年齢が達していない為三大魔法学校対抗試合に出場出来ない筈だ。一体どういうからくりなのか検討もつかない。

 

「ダンブルドアはハリーを参加させるだろうなあ…困った。」

 

理想としては復活させる前に消し飛ばしてしまうのが1番良いのだが、

トムがその辺りを対策していないとは思えない。

 

やはり、どう足掻いても彼は復活はしてしまうのだろう。

そして、恐らく犠牲者が出てしまう。

 

それだけは、防げそうにない。

 

「あっ、ハイウイング置いてきちゃった。迎えに行かないと。じゃあねピーター・ぺティグリュー。」

 

こうしてリトル・ハングルトンをあとにして、空を飛び、愛しのヒッポグリフが待つデスイーターの根城に戻るのであった。

 

何の解決策も見つからないまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




悪い奴には禁じられた魔法を使っても犯罪にならないと思っていそう
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