レガ主が退屈しすぎてホグワーツ魔法学校の非常勤講師になったようです   作:初心者です

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7年生vsホグワーツ非常勤講師

1度ホグワーツに戻ろう。

 

決意するのにそう時間はかからなかった。

 

校外で出来ることは手を尽くした。

 

手を尽くした結果、依然ヴォルデモートを復活させないようにする手立ては見つからなかった。

 

ならば、少しでもホグワーツの生徒達を強くしておこう。

闇の魔法使い達に殺されないように。

 

出来れば追い払えるようになるくらい、強く。

 

「という事でただいま、ダンブルドア!2年ぶり!」

 

「これはこれは…随分と久しいですな。」

 

「あのね、奴らは三大魔法学校対抗試合を利用してハリーを呼び寄せて、リトル・ハングルトンで帝王復活の儀式をやるみたいだよ。」

 

「ふむ、一体その情報をどこで……というのは野暮でしたかな。」

 

「私が思うに、トムの父親の墓を消し飛ばしたりしても無意味だと思うんだよね。計画を練りに練っているだろうから、AプランがダメならBプラン、みたいに対応策を用意している筈だ。」

 

「墓を…?そんな人道的でない事はせんでください…。確かに、Zプランまで潰してもそれ以上を用意していると考えた方が無難じゃろう。」

 

「でしょ?復活はするものとして、そうすればトムに感化された悪い魔法使いが溢れる。だから生徒達が自分で身を守れるように強化が必要だと思うんだ。」

 

「うむ…非常勤講師マチルダ先生の復活という訳じゃな。しかし闇の魔術に対する防衛術は既にマッドアイが担当しておる。」

 

「マッドアイ…ああ、闇祓いの?随分豪華な先生だね。ダンブルドアも私と同じ事考えてた?」

 

「先輩には敵いませんな。生徒達には酷じゃがこんな事態だ。追加で授業をして頂けますかな?マチルダ先生。くれぐれもヴォルデモートの件は内密に。」

 

「承知しました、校長先生。でしたら7年生の最も優秀な生徒を必要の部屋に呼んで頂いていいですか?」

 

「宜しい、怪我はさせんようにしてくださいね。」

 

まずは、この学校の生徒達のレベルを知らなくてはならない。

 

7年生の首席はどれほど闇の魔法使いに対抗できるのか。

 

やられないように耐えられるだけなのか、それとも撤退させられるのか。

 

はたまた、撃破出来るのか。見極める必要がある。

 

「ディーク、また来たよ。元気?」

 

「ええ、お久しぶりです。何の御用ですか?」

 

「うーんと、ちょっと生徒と決闘するから離れといた方がいいかも」

 

「決闘ですか?是非観戦したいですが…ディークは少しお暇しておきますね。」

 

「ありがとう。見ててくれても構わないけど…怪我はしないでね」

 

必要の部屋の扉が開いた。

 

どうやら7年生の子が来てくれたらしい。

 

「お呼びでしょうか?マチルダ先生…でしたよね。僕はユリウス。」

 

スリザリンのローブを着た彼は丁寧なお辞儀をして微笑んだ。

 

「良かった、来てくれて。急で悪いんだけどさ、君の実力を知っておきたくて。」

 

「実力…?決闘でもしろと?先生に勝つなんてとてもとても」

 

「ああ、勿論ハンデはあるよ。私は呪文はプロテゴとストゥーピファイしか使わない。」

 

「……流石にハンデを付けすぎではないですか?」

 

「後もうひとつ条件があるんだ。いいかな?」

 

「ええ、何です?さっきの無しとか言わないですよね?」

 

「私を闇の魔法使いだと思って臨んで欲しい。撤退、もしくは撃破出来たら君の勝ちだ。」

 

「…それで構いません。始めましょう。」

 

何か不貞腐れたような、不満があるような表情をした彼は渋々条件を受け入れてくれたようだ。

 

「まずはお辞儀からだね…なんて闇の魔法使いは待ってくれないよ。ストゥーピファイ!」

 

「まあそうですよね。」

 

彼は不意打ちをあっけらかんとして避けて見せた。

流石首席と言ったところか。

 

「どうした、ほら倒さないと。闇の魔法使いが眼前に居ると思え。何でもしてくれて構わないよ。」

 

「なるほど、何でもしていいと…例えばこういうのも?」

 

ユリウスはおもむろにポケットを探り出した。

 

そこから出てきた物に、私は驚嘆すると共に、えらく感心した。

まさか、学生の頃の私と同じ事をするとは思わなかった。

 

「噛み噛み白菜…いいね!そうだ、何でも使おう!闇の魔法使いに命を狙われていたら手段を選ぶな!」

 

大量の噛み噛み白菜が私に噛み付こうと歯を鳴らしながら迫っている。

 

「楽しそうなの何なんですか…噛まれますよ先生。」

 

「ああ、大変だ。これは撤退しなくてはならない…君の勝ちだ。ってか危なインセンディオ!」

 

私の唐突な降参宣言と、周囲にも炎が走るインセンディオで同時に散る白菜を見た彼は呆気に取られた表情をしていた。

 

「もういいんですか?」

 

「うん、噛まれたくないからね。ていうか噛み噛み白菜を退けてたら君毒触手草とかマンドラゴラとか取り出す気だったでしょ。死ぬからやめてね。」

 

「お見通しでしたか…また手合わせしましょう。今度は手加減無しで。」

 

「手加減無しは難しいかもしれないけど、またやろう。」

 

ユリウスは何か清々しさを感じさせるような面持ちで必要の部屋から去っていった。

 

然し、誰かに似ているような…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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