この素晴らしい剣士に祝福を!〜可惜夜に希った後に〜   作:はらみ

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2話冒険の始まりとパーティー!

「と言う事で、早速このクエストに行きましょう!」

 

「ふむ、ジャイアントトード10匹の討伐か…」

 

江戸の怪異や出会ってきた英霊達と戦っては来たものの此処は、異世界このジャイアントトードとやらはどれ程のものなのだろうか。めぐみんに聞いた話によると初心者向けクエストらしいが…。

街の外に移動中、ジャイアントトードについて聞いていた。

 

「めぐみん、ジャイアントトードはどの様な姿形をしているんだ?」

 

「おっきいカエルです」

 

「蛙」

 

「はいカエルです、ですがご安心を!我が爆裂魔法でまとめて吹き飛ばして見せましょう!」

 

「イオリには爆裂魔法の詠唱時に妨害されないよう守っていてほしいのです」

 

「なら俺はめぐみんが撃ちもらしたジャイアントトードを切るとしよう」

 

「そうしてくれると助かります」

 

 

 

移動中

 

 

 

街の外に出るとそこには、大きな平原が広がっていた。

これは江戸では見られない光景だなと、感心していると明らかに異形の、蛙ではあるのだが余りにも大きい蛙がそこに居た。

 

「あれがジャイアントトードです、あそこに3匹固まっていますね」

 

「確かにまとまっては居るが、あの範囲を攻撃出来るのか?」

 

「出来ますとも!イオリに最強魔法の爆裂魔法をお見せしましょう!」

 

そう言うとめぐみん杖を構え詠唱を始めたその瞬間、めぐみんを中心に魔力の渦が出来ていた。

なるほどこの込められた魔力の量は凄まじい最強の魔法と言う言葉は嘘ではないようだ、その姿はどこか宝具を開放した時のセイバーを思わせた。

 

「黒より黒く闇より暗き漆黒に、我が深紅の混淆を望みたもう!覚醒のとき来たれり、無謬の境界に落ちし理、無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!

これが人類最大の威力の攻撃手段、

これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョンッ!!」

 

 

何と言う破壊力、かなり離れているというのに余波が此方にも風となって吹き荒れる、そこには地表が抉れていてジャイアントトード姿は見当たらなかった。

 

「これは、凄まじいな、!今の爆裂魔法で目覚めたのか…!」

 

地面から這い出てきたジャイアントトードが7体現れ、こちらに向かって飛び跳ねて来た。その巨体故かかなりの速さで来ている、刀を構えめぐみんの前に出る。

 

「前衛は任せてくれ、めぐみんは後ろで援護をたの…」

 

むと、言いかけたとき後ろでどさっと倒れる音がした、振り返ってみるとそこにはめぐみんが倒れていた……いや見ている場合ではない慌ててめぐみんのそばに駆け寄る。

 

「どうしたんだ、めぐみん何故倒れて…」

 

「我が奥義である爆裂魔法は、その絶大な威力ゆえ消費魔力もまた絶大」

 

「そのつまり…」

 

「要約すると限界を超える魔力をつかったので身動き一つ取れません」

 

「なるほど、だが出発前にその事を伝えて欲しかったぞ…」

 

めぐみんを抱え、生えていた木を背に座らせた。

 

「今度は俺の番だな、そこで見ていてくれ」

 

相手は7体のジャイアントトード、囲まれているが問題ない。

 

「水の型」

 

水の型の構えを取る、まずは先陣を切り、飛び出してきたジャイアントトードの攻撃を躱し応刀で腹を裂く。

それを見てなのかはわからないが、今度は3匹同時に飛び掛かってきた、しかしそれも問題ない。多対一の状況囲まれたと思わず只感に追いなし殲滅する。

 

「押し切る!」

 

飛び跳ねたジャイアントトードに向かって駆け出す、左右の敵に向かって高速の二刀術で斬り伏せた、残る1体も二刀で斬り残りの3体も同じ様に斬り伏せる、刀から血を払い納刀し後ろで座らせているめぐみんへと駆け寄る。

 

「大丈夫か?」

 

「動けませんが無事ですよ、クエスト内容はクリアしました、冒険者ギルドに戻るとしましょう」

 

「あの…背負って頂けませんか?」

 

「了解した、乗ってくれ」

 

そうしてめぐみんを背中に背負い平原を歩き出した。しかしこうしていると、小さい頃はカヤを背負い遊んでいた事を思い出す。

 

「どうでした?私の爆裂魔法は」

 

「凄い、としか言い表せない、あれほどの威力とは正直想像もしていなかった」

 

「そうですかそうですか!イオリは見る目がありますね!それでその…」

 

「どうしたんだ?」

 

「私は爆裂魔法しか使えませんし、他に一切魔法が使えません」

 

「そうかそれは…」

 

「イオリの戦っていた姿を見て、とても新米冒険者とは思えない動きでした、ですからそのイオリは迷惑だと思うかも知れませんがこれからも…」

 

「めぐみん」

 

「…はいなんですか」

 

「さっきも言ったが爆裂魔法は凄まじかった、俺には出せない火力だ」

 

「それに何かを極めると言う事はとても好ましいし、俺も似たように剣を極めたい、どうかこれからもパーティーを組まないか」

 

「ほんとですか!?いやー実はどのパーティーからも断られてしまって困っていた所だったのです」

 

「なるほど、道理で」

 

手数料やらを払ってくれたのはもしかしたらパーティーになってくれるかもしれないと考えていたのか。

いや、だとしてもこの少女には恩があるそれに爆裂魔法が強力なのは事実だ、この先どのような強敵に会うかもわからない、めぐみんの火力は必ず活躍を出来るだろう。

 

「それにしてもイオリの二天一流も凄かったですよ、水の型と呟いていましたが他にも?」

 

「ああ、他には地の型、火の型、風の型、空の型というものがあって──」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クエストの完了を確認しました!ご苦労様でした」

 

そう言って冒険者カードを見て確認する受け付け嬢、倒した魔物がカードに記載されるなんとも摩訶不思議な事だ。

 

「ジャイアントトードの買い取りとクエストの達成報酬を合わせて22万エリスとなりますご確認下さいね!」

 

「報酬を山分けしましょう、11万エリスですね」

 

「いや、めぐみんが12万エリスで俺が10万エリスだ」

 

「何故です?半分以上イオリが倒してしまったでは無いですか」

 

「それは昨夜のお礼と、一つ教えて欲しいことがあってだな」

 

「なんです?」

 

「宿はどこにあるかを、教えて欲しいんだが」

 

「ですからそんな当たり前の事普通に教えますって、まあありがたくこの12万エリスは貰いますが」

 

こうしてみぐみんが泊まっている宿に案内をしてもらい、そこで泊まれることとなった、刀の手入れもここでするとしよう。

 

「ん?布団ではないのか見たことの無い寝具だな」

 

と独り言を零しながら寝間着に着替え(めぐみんに後で教えてもらったのだが)ベッドに横になり眠りについた。




江戸時代の人洋風のベッドわからないよね?大丈夫かな?ふんわりとした感じで書いてるので間違えてたらすみません。
あとちゃんと調べてみた所ソードマンという職業あったらしいです、この時空ではセイバーという職業があるという事で一つ。

感想や誤字など気になったことを教えてくれると嬉しいです!
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