地底スタートの幻想郷生活   作:四国の探索人

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第十五話 3対1なら勝て、、るのか?

戦いの緊張感がピークに達し、ユウスケはその目に冷たさを宿らせつ、両手にリボルバーを生成してこいしと星熊勇儀に向けて発砲した。しかし、弾丸がこいしに迫ったその瞬間、星熊勇儀が素早く彼女の前に立ちはだかり、その強力な力で銃弾を次々と跳ね返す。金属同士の甲高い音が響く中、勇儀の堅固な守りに安心感を覚えつ、こいしはその背中に隠れた。

 

「ありがとう、勇儀さん!」こいしは感謝の言葉を呟きつ、無意識を操る能力を発動し、ユウスケからの視線を逸らさせ、その隙を突いて弾幕を浴びせる。しかし、ユウスケはその攻撃を予測していたかのように、鉄の盾を次々と生み出しては、弾幕を阻んでいく。

 

ユウスケは手にしたリボルバーを軽やかに動かしつ、彼の周囲に浮かべた鉄の盾で自らをガードし、さらには両肩に戦車砲を現出させ、早くもミサイルを装填し始める。火力重視の戦い方は圧倒的で、場に緊張感を強く漂わせていた。

 

ミサイルの軌道を近くから見つけた勇儀は、「来るぞ、こいし!」と叫びながら先んじて動き始める。こいしは素早く反応し、迫るミサイルを撃ち落とすために精密な弾幕を展開。光る弾が空に舞い上がり、炸裂音が響く。

 

勇儀は巧みに足元を動きつ、ユウスケに接近し、盾を消費させるべく拳を打ち出す。だが、ユウスケも続けざまに盾を生成し、防御を固めつ撃退の構えをとっている。

 

その頃、さとりは静かにユウスケの思考の深部へと入り込んでいた。心の中には堅固な鍵がかっており、それが彼の闇の部分を覆っていた。さとりは、それがパルスィによってかけられた呪縛だと直感し、解き明かすべく集中力を高めた。

 

しかし、その瞬間、ユウスケの心の中に暴走した嫉妬の塊としてパルスィが現れた。「あなたたちはユウスケを奪っている!」彼女の声が轟き、さとりに襲いかる。

 

心の中では弾幕を展開することができず、さとりは固く目を閉じ、避けられない衝撃に備えた。しかし、痛みは訪れない。恐る恐る目を開けると、目の前には秦こころが立っており、パルスィの嫉妬の影が切り裂かれて消えていく。

 

「どうしてここに…?」さとりは驚きの声を上げた。

 

秦こころは、微笑みを浮かべて答える。「夕飯を食べて嫉妬のお面で遊んでいたら、何故かあなたの姿と状況が見えて…だから急いで来たの。」

 

この不可思議な助けにより、心の中の状況は一転し、さとりは秦こころの存在に大きな救いを得た。戦場では、依然として激しい戦いが続く中、ユウスケとの新たな局面が始まろうとしていた。

 

 秦こころはさとりに「頑張ってね」と微笑み、優雅にその場を去った。さとりは彼女の助けに感謝しながら、ユウスケの心の中へと入っていく。そこにはユウスケ本人が、苦悩に満ちた表情で立ち尽くしていた。

 

「こんなことになって申し訳ない、さとりさん」と彼は謝罪した。「僕の身体は今、パルスィの嫉妬によって操られているんだ。もし気絶させられれば、この戦闘も終わると思う。でも一瞬しか身体を制御する隙はない…」

 

さとりは柔らかい声で彼に伝えた。「1分後に身体を止めてください。その間に、必ずこの戦いを終わらせます。」

 

現実に戻ったさとりは、こいしと星熊勇儀に「1分後に勝負を決める」と言い、再び戦闘に身を投じた。一方ユウスケは盾を生み続け、必死に攻撃を防いでいたが、3人の連携攻撃は容赦なく、彼の防御を次第に削り取っていった。

 

そしてその時、ユウスケの動きが僅かに止まった。星熊勇儀はその瞬間を逃さず、接近し連打を繰り出した。古明地姉妹もまた、星熊勇儀に攻撃を誤って当てないよう注意を払いながら、正確な弾幕を浴びせかける。

 

「何故こんなに殴打した人間がまだ立っていられるんだ…」勇儀は疑問に思いつ、ユウスケの肉体の激しい耐久性に焦る。何発も強打を入れても、ユウスケは信じられない速さで回復し、また攻撃を繰り出してくる。

 

勇儀は気付き始めた――ユウスケの身体は、まるで自分の肉体のような強度を持っている。「この男は私の肉体をコピーしてやがる…」

 

ユウスケは、かつての星熊勇儀との戦いから得た知識で、鬼の力を自らの身体に適用し、更にその身体を無傷の状態にする能力を使い続けていた。

 

さとりは、ユウスケの応用力を受けて多少残酷ながらも決断せざるを得なかった。「勇儀さん、彼に回復の隙を与えないように一撃必殺をお願いします。」

 

星熊勇儀はその言葉に耳を傾け、状況を飲み込んだ。「仕方ないか…」と心の中で呟き、決心が固まった。

 

「よし、行くぞ!」と勇儀は一声をあげ、ユウスケを強力な蹴りで吹き飛ばし、数メートルの距離を稼ぐ。一撃必殺の瞬間をつかむため、古明地姉妹が星熊勇儀の邪魔となる敵のリボルバーと戦車砲を弾幕で無力化しつ、勇儀が再び動く。

 

彼女は地面を打ち割りつ進歩し、その進行自体が地震のように大地を揺るがす。そして、ユウスケに狙いを定め、全力の拳を放った。その拳は盾を粉砕し、ユウスケを直撃する。

 

その瞬間、ユウスケは力を失い、力なく地面へと倒れ込んだ。そして、彼と共に暴走していたパルスィの嫉妬もまた、それぞれの元に吸い込まれるように静かに消えていった。古明地姉妹と星熊勇儀はついに勝利を手にした。

 

だが、その喜びも束の間。星熊勇儀も力尽き、その場に倒れる。姉妹はすぐにお燐とお空を呼び出し、急いでユウスケ、パルスィ、そして星熊勇儀を診療所へと運び込んだ。戦いの余韻が消えぬま、彼らの心は回復を祈りつ、次なる展開へと備えていた。




主人公はチートなのにいつ勝利を収めるのか、、。

初めての戦いは星熊勇儀にダメージを与えるが気絶して敗北。

今回はパルスィの暴走した嫉妬に操られ自身の能力を無意識に最大限引き出すも3対1で敗れる。

 主人公の能力は見たもの知っているものを取り出す能力のため初めての戦いの時に見ていた耐久力のある星熊勇儀の肉体を取り出して自分の肉体へと改変しています。
 古明地さとりの心を読む程度の能力やこいしの無意識を操る能力はユウスケ今回は洗脳状態のため新たな技の習得が出来なかったのもありますが、ユウスケ自身がさとりやこいしの能力を理解してないため使えないです。

 例えば、さとりから能力の存在が明かされ、何をしてくれる能力が分かっていれば能力のコピーができます。
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