地底スタートの幻想郷生活   作:四国の探索人

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紅霧異変
第二十二話 館の中へ


紅魔館に着いたユウスケは、咲夜に導かれて広々とした豪華な部屋に案内されました。窓からは幻想郷の美しい夜景が広がり、その荘厳さに少し心を落ち着かせました。

 

十六夜咲夜:「今夜は遅いから、ここに泊まっていくといいわ。明日、館の主であるレミリアお嬢様に会ってもらいます。」

 

ユウスケ:「ありがとうございます。こんな立派なところで泊めてもらえるなんて、恐縮です。」

 

部屋にはしっかりとした食事が運ばれ、ユウスケはその日の疲れを癒やすようにゆっくりと夕食を楽しみ、穏やかな気持ちで眠りにつきました。

 

一方その頃、別の部屋では、レミリア・スカーレットが咲夜と明かりの下で話をしていました。

 

十六夜咲夜:「お嬢様、ユウスケさんはとても穏やかな方です。彼をここに呼び寄せたのは…」

 

レミリア・スカーレット:「え、私は彼が博麗霊夢の友人であることを知っているわ。実を言うと、次の異変を計画しているの。霊夢がここに来たとき、彼の目の前でユウスケを葬るのが私の狙い。」

 

咲夜は一瞬ためらいましたが、冷静な表情を保ち続けます。

 

十六夜咲夜:「理解しました。ですが、お嬢様…ユウスケさんに情は…」

 

レミリア・スカーレット:「心配しないで、咲夜。少なくとも彼に慈悲を示すため、明日は好きな食事を用意して差し上げて。それがせめてもの礼儀よ。」

 

咲夜は礼儀正しく頭を垂れ、指示を受け入れました。

 

十六夜咲夜:「かしこまりました。ユウスケさんにとって、最期の食事が祝福されたものになるように心がけます。」

 

そして、彼女たちはそれぞれの考えを胸に抱きながら、一晩を過ごしたのでした。ユウスケにはまだ知らされていない運命が、静かに紅魔館の陰で動き始めていたのです。

 

 ユウスケは柔らかなベッドの上でゆっくりと目を覚ましました。まだ少し眠いと感じながら二度寝しようとしたとき、ドアが軽やかにノックされました。

 

ユウスケ:「どうぞ。」

 

十六夜咲夜が静かにドアを開けて入ってきました。

 

十六夜咲夜:「おはようございます、ユウスケさん。ぐっすり眠れましたか?」

 

ユウスケは少し微笑んで答えました。

 

ユウスケ:「え、おかげさまで。この部屋はとても快適ですね。」

 

咲夜は軽く頷いて次の話題に移ります。

 

十六夜咲夜:「今夜、館の主であるレミリアお嬢様がユウスケさんとお会いしたいとのことです。どのような樹を植えていただくか相談される予定です。また、本日はユウスケさんの好きな食事をお出しするようにとの指示がありますが、何かリクエストはありますか?」

 

ユウスケは少し考えた後、リクエストを話しました。

 

ユウスケ:「そうですね……カレーライスをお願いできますか?」

 

十六夜咲夜:「承知しました。カレーライスをご用意します。」

 

それを聞くと、咲夜は軽くお辞儀をして部屋を出て行きました。

 

ユウスケは一息つき、今夜の出会いについて考えながら、もしかしたらもう一泊することになるのかもしれないと内心思いました。すると、紅魔館を探検したい気持ちが湧いてきました。

 

ユウスケ:「咲夜さん、すみません、もう一つお願いがあるんです。」

 

咲夜は再び振り返り、興味深く彼を見ます。

 

十六夜咲夜:「はい、何でしょうか?」

 

ユウスケ:「館を少し見回ってもいいですか?とても興味があります。」

 

十六夜咲夜:「もちろんです。ただし、二階へは立ち入らないようにお願いします。それ以外の場所ならご自由に見て回っていただいて結構です。」

 

咲夜の言葉に感謝し、ユウスケは館の新たな一面を発見すべく探検に出かけました。

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