紅魔館では、住民たちがレミリアの指示のもと、今回の異変に向けて動き出していました。パチュリー・ノーレッジの魔法によって幻想郷が赤い霧に覆われ、これにより太陽が隠れ、吸血鬼であるレミリアには非常に有利な状況が整いました。
レミリアは、一人一人に指示を与えながら、目的を再確認するための作戦会議を開きます。
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**作戦会議内容**
1. **目的の確認**
- レミリア:「この異変は、私の力を示すだけでなく、幻想郷の支配に一歩近づくためのものよ。赤い霧によって昼夜の区別がなくなり、私たち吸血鬼にとっての天国になるわ。」
2. **役割分担**
- **パチュリー・ノーレッジ**:
- 赤い霧の範囲を維持しながら、必要に応じて霧の濃度を調整する。
- 万が一、重要な地点に異変を阻止しに来た者が現れた場合の牽制役を担当する。
- **咲夜**:
- レミリアの指示を受け、ユウスケを人質として確保する。
- 必要に応じて、霊夢に対する直接的な対応を行う。
- **紅美鈴**:
- 紅魔館の外周警備を強化し、進入者を未然に防ぐ。
- 必要に応じて、道を封鎖し敵の前進を遅らせる。
3. **予想される抵抗**
- レミリア:「博麗の巫女、霊夢が必ず来るわ。彼女にはユウスケを目の前で葬って、私たちの覚悟と力を思い知らせるのよ。彼女がどのような手段を講じてくるか分からないけれど、私たちには万全の準備がある。油断することなく、計画を遂行しましょう。」
会議を終え、咲夜は静かにレミリアの前に立ち、ユウスケを連れてくる任務を引き受けて部屋を出ました。彼女は無言の誓いを立て、紅魔館のために役割を果たすために行動を開始します。
異変が成立する中、幻想郷全体が波紋を呼び、霊夢や他のキャラクターたちがこの新たな脅威にどう対処していくのか、その命運が試される時が訪れようとしています。
咲夜はユウスケの部屋の扉を静かにノックしました。しかし、中からの返事はありません。不思議に思った咲夜は、慎重にドアを開けて部屋の中を確認しましたが、そこにユウスケの姿は見当たりませんでした。
咲夜:「逃げた可能性もあるわね…」
そう考えた咲夜は、時間を止める能力を使い、屋敷全体を調べ始めました。時間停止中に屋敷内をすみずみまで探索し続けた結果、フランドールの部屋でユウスケを発見しました。ユウスケはフランドールと一緒に楽しそうに遊んでいました。
咲夜は、このまフランドールとユウスケが一緒にいれば、ユウスケは勝手に死ぬと予想しました。なぜなら、フランドールは彼女の強大な力を制御しきれず、時折暴走してしまうことがあるからです。
咲夜はまずレミリアにこの状況を報告することに決めました。フランドールの部屋に向かっている途中で時間停止を解除し、ユウスケとフランドールに気づかれないように、慎重に部屋を後にしました。
レミリアのもとに戻り、ユウスケがフランドールの部屋にいることを伝えた後、咲夜は博麗の巫女、霊夢が来る時の対策を考えることに専念しました。霊夢が紅魔館に侵入してくる可能性は高く、その対応に万全を期す必要があるため、咲夜は警戒を強めるための計画を練り直し始めました。
同じ頃、魔理沙は紅魔館に到着し、警備が手薄になっていることに気づきました。門番の美鈴もおらず、館の防御魔法も機能していないようで、不思議に思いながら館内に足を踏み入れ、探索を進めました。
館の内部を進むうちに、ユウスケとフランドールを見つけ、彼が無事であることに安心しました。思わず声を掛けます。
魔理沙:「ユウスケ!無事で良かったぜ。でも、こんなところで何をしていたんだ?」
ユウスケは少し安堵した様子で答える一方、隣にいるフランドールについても紹介します。
ユウスケ:「いやあ、ここでフランと一緒に遊んでたんだ。フラン、彼女は魔理沙。僕の友達だよ。」
フランドールは自己紹介をし、少し寂しそうに話し始めます。
フランドール:「フランドール・スカーレットよ。ここではみんな私とはあまり遊ばなくて、一人でいることが多いの。でも、ユウスケ兄は遊んでくれて…それがすごく嬉しかったの。」
魔理沙はフランドールの言葉を聞いて少し心を動かされますが、ユウスケの安全を優先しようと考えました。
魔理沙:「それは覚えておくよ。でもユウスケ、一度霊夢に無事を知らせた方がいいんじゃないか?心配してるだろうから。」
しかし、その言葉に敏感に反応したフランドールは急に不安と怒りを露わにしました。
フランドール:「ユウスケ兄を連れて行かないで!一人ぼっちには戻りたくないの!」
魔理沙はすぐに返すことを繰り返し説明しようとしましたが、フランドールは聞く耳を持たず、彼女の周りに緊張した空気が漂い戦闘の気配が強まります。
魔理沙は冷静さを保ちつ、状況を打開する方法を探しました。直接的な衝突を避けたいという思いからフランドールを説得しようと試みることに加え、ユウスケにも手助けを求めてみます。
魔理沙:「フラン、ちょっとだけだから大丈夫。ね?それにユウスケも、君を置いてどこへも行ったりしないよ。それに、またすぐに一緒に遊べるようにするからさ。」
この危機的状況を前に、ユウスケもフランドールに何かを伝えようと決意します。しかし、フランドールは「1人はもう嫌!!」と叫び2人との戦闘を始めます。