地底スタートの幻想郷生活   作:四国の探索人

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第二十七話 3vs3

フランドール、魔理沙、ユウスケは、紅魔館の大広間に到着しました。広々としたその空間には不穏な空気が漂い、緊張感が高まっています。様々な思いが交錯する中、博麗霊夢も遅れて到着しました。

 

霊夢は、まずユウスケの無事を確認し、安堵の表情を浮かべます。「ユウスケ、無事で何より。ところで、外で起きている異変を一緒に何とかしてほしいんだけど。」

 

ユウスケと魔理沙は、霊夢の申し出にすぐさま頷きます。「もちろん、協力するよ。」

 

和やかな会話が広がる中、突然の声がそれを遮りました。それは紅美鈴のものでした。「さっきは卑怯な方法でやってくれたわね。でも今度は援軍を連れてきたから!」

 

彼女の後ろには、十六夜咲夜とパチュリー・ノーレッジが立っていました。二人はそれぞれ自らを紹介した後、フランドールがユウスケたちと一緒にいることに疑問を呈します。

 

フランドールは迷いなく言います。「お姉様に一撃入れに行くの。こんな異変を起こすなんて許せないから。」

 

パチュリーはフランドールに向き直り、たしなめます。「フラン、我儘を言わないで。でも…君の決意は固いのね。」

 

次に、咲夜は驚きの表情でユウスケを見ます。彼がまだ生きていることが予想外だったのです。ユウスケは、紅魔館の異変について理由を問いかけます。「なんでこんなことをしているんだ?」

 

しかし咲夜は冷たく答えました。「何もできない、どうせすぐに死ぬ人間に教えることはないわ。」

 

そのやり取りを見た魔理沙は、フランドールに優しく声をかけます。「ここは私たちに任せて、フラン。お姉さんに一撃入れてきなよ。」

 

霊夢も同調して短く応えます。「いいから、とっとと始めましょう。」

 

それに応じるように、フランドールは決然とした表情で姉であるレミリアのもとへと向かっていきます。

 

残された3人は、咲夜やパチュリー、美鈴と対峙し、緊張高まる大広間での3対3の戦闘が始まりました。

 

 大広間の空気は、パチュリー・ノーレッジが放った弾幕魔法によって一気に緊張感で満たされました。ユウスケは迅速に対応し、自らもマスタースパークを放ってその攻撃をかき消します。

 

「お返しだぜ!」と意気込む魔理沙が次のマスタースパークを準備しようとした、その瞬間。突然、右から咲夜の投じたナイフが飛来し、左からは咲夜自身が襲いかってきて、魔理沙は一瞬身体が固まってしまいました。

 

「これで一人脱落ね。」と思った咲夜でしたが、霊夢が素早く魔理沙を蹴飛ばし、その攻撃を回避させました。「ボーっとしてないで。」と言い放ちながら、霊夢はすぐに咲夜との格闘に突入しました。

 

霊夢は巧みに咲夜の攻撃を裁きつ、反撃の一撃を狙いましたが、それを美鈴が防ぎ、霊夢の腕を抑え込みます。同時に霊夢の周りには咲夜のナイフが出現し、今にも刺さろうとしていました。しかし、その瞬間、ユウスケが霊夢の周囲に盾を生成し、彼女を救います。

 

一連の攻防を経て、霊夢たち3人は急に出現するナイフのトリッキーな戦法に驚きましたが、これは咲夜の能力であり、時を止めていると推測しました。霊夢は厄介な時間停止能力に対して、ユウスケにその能力をコピーできないかと聞きました。

 

「時間停止モノはイメージしやすいから、やれると思う」とユウスケは自信を持って答え、まずはパチュリーを先に仕留める計画を霊夢に耳打ちします。

 

作戦を練り終えると、霊夢は紅美鈴との近接戦闘を繰り広げ始めます。彼女は美鈴に押され気味ではあるものの、ユウスケたちのために時間を稼ぎます。

 

その間に、ユウスケは能力を駆使し、大量の盾を魔理沙と自分の側面や背後に生成します。魔理沙は正面のパチュリーに向かって渾身のマスタースパークを放ちます。ユウスケもまた、マスタースパークを同時に放ちました。この二つの強力な魔法はパチュリーの防御を打ち破り、まさに直撃せんとしています。

 

その瞬間、パチュリーはまだ問題ないと判断し、咲夜に目配せを送りました。咲夜は合図を受けて時間を止め、パチュリーを避難させようとしますが、驚くべきことに、魔理沙の攻撃は止まったものの、ユウスケのマスタースパークはパチュリーに向かい続けていました。

 

驚愕した咲夜は、このまではパチュリーが危ないと判断し、能力を解除して「今すぐ避けて!」と叫びます。しかし、時すでに遅く、パチュリーはユウスケの変則的なマスタースパークの直撃を受け、戦闘不能になったのです。

 

これにより、戦いの流れは霊夢たちに有利に傾きました。紅魔館内の異変解決に向け、彼らはさらに一歩前進することになりました。

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