霊夢と魔理沙はついに紅魔館の主、レミリア・スカーレットと対峙しました。彼女はその威厳を余すところなく示すように丁寧でカリスマ溢れる自己紹介をします。続いて、妹のフランも愛嬌のある笑顔で自己紹介を行いました。
「で、フラン。お姉さんとは仲良くなれたのか?」と、魔理沙が尋ねます。
「うん、魔理沙のおかげでね。」フランは微笑みながら答えました。「あなたが言っていた通り、お姉様をとことん叩いて、それから全力で話し合ったら仲良くなれたわ。ほんとにありがとう。お姉様のために、全力であなたたちを倒すから覚悟してね。」と、少し悪戯気に付け加えました。
この言葉を聞いた霊夢は、魔理沙を睨みました。「厄介な敵が一人増えたじゃない。」
しかし魔理沙は気にせず、「でも姉妹の仲が結ばれたってのは良いことだろ?」と軽やかに返しました。そして、いつものように場を和ませながら自分も簡単に自己紹介をし、霊夢も改めてレミリア達に敬意を表し自己紹介をします。
「さあ始めましょうか。勝った者が幻想郷の支配者になるんだから。」と、レミリアが宣言すると同時に、鮮やかな弾幕を二人に向けて放ちます。フランもそれに続き、霊夢と魔理沙は華麗に弾幕を避けながら応戦を開始しました。
霊夢は機敏に魔理沙に指示を出します。「二人への道を作って!」
「任せておけ!」と叫ぶと、魔理沙は大技「マスタースパーク」を放ち、フランとレミリアの弾幕を一掃しました。霊夢はそのチャンスに乗じてフランに接近し、激しい格闘戦を繰り広げます。
「気を付けてね、私に掴まれたらバラバラになっちゃうから。」フランは楽し気に笑いながらさやき、霊夢と本格的な戦闘に突入します。
一方で、魔理沙は別の戦術でレミリアを抑え込もうとします。時間差のある弾幕と速射性の弾幕を混ぜ合わせ、全力で対抗します。しかしレミリアは、「所詮人間風情が…」と言い放ちつ、大型弾幕を放ち、二人を圧倒しようとします。
それにもかかわらず、魔理沙は自らの八卦炉の一つを犠牲にして「ファイナルマスタースパーク」を放ち、レミリアの弾幕と激突、空には途方もない爆発音が幻想郷中に響き渡りました。
「やるじゃないか。八卦炉を一つ使ったってのに、同じ力で返してくるなんてな。」魔理沙は驚嘆しながら感心を隠しません。
一方、霊夢はフランとの格闘を続けながら、なんとかフランをお祓い棒で殴ります。しかし、フランは「フォー・オブ・ア・カインド」を使い霊夢を取り囲み、次々と弾幕を放ちます。霊夢は結界能力で被弾を防ぎましたが、その攻撃力に手を焼いていました。
互いにどう対処するか思案していたそのとき、ユウスケが駆けつけます。霊夢と魔理沙は心強い援軍の到来を喜びましたが、レミリアは咲夜が敗北したことで不満げな様子です。ユウスケはすかさずミサイルを生成し二人に向かって放ちますが、弾幕によって防がれてしまいます。
「何度も言わせないで。まとめて死になさい。」レミリアは迫り来る一撃に、禁忌「スピア・ザ・グングニル」を放ちます。ユウスケはそれを見て、盾でも避ける術もないと考え、決断しました。
「生成『戦艦大和 46cm3連装主砲』!」彼は地上に巨大な砲を生成しました。「男のロマンを喰らえ!」と叫び、グングニルと大和主砲は激突。壮絶な衝撃波により、フランの「フォー・オブ・ア・カインド」の分身全てが消滅し、周囲の全員が吹き飛ばされました。
ユウスケは全員の無事を確認すると、「これで終わりだ。」ともう一度大和主砲を放ちます。しかし、フランのありとあらゆるものを破壊する程度の能力により大和主砲は破壊されてしまいます。
フランは「キャハハ、ユウスケ兄。私が直接触れば能力によりどんな物でも破壊できるんだよ。」
ユウスケは戦略を練り直しました。「遠距離では分が悪いな…。今ここで近接戦を挑むしかない。」自らの不得意な範囲である近接戦を試みることに腹をくります。
スカーレット姉妹も既に意気上がり、ユウスケに迫ります。ユウスケは「フォー・オブ・ア・カインド」を使い分身を作り、数に頼りながら再度戦いに臨みますが、分身たちはすぐに姉妹に一掃されてしまいます。
「これはさすがにまずいな…俺ひとりで勝てる相手じゃない。」と内心で呟き、ユウスケは再び「フォー・オブ・ア・カインド」を使い、さらに咲夜からコピーした「時を操る程度の能力」を駆使し、フランとレミリアを拘束します。
「放しなさいよ!」と姉妹は叫びますが、ユウスケは冷静に霊夢に呼びかけます。「霊夢、考えがある。俺を巻き込んでいいから攻撃をぶつけるんだ。」
霊夢は一瞬戸惑いながらも、ユウスケの信念を信じ「夢想封印」を使用します。ユウスケは防ぐ確証が持てない中で、「生成『マホーディンの鎧』」と唱え、鎧を身に纏います。
レミリア、フラン、ユウスケは夢想封印の力により地面に激突し、戦闘不能に陥りました。
その後、紅い霧はパチュリーが長時間気絶したことで消え、異変は無事に解決したのでした。ユウスケは自身の身を犠牲にしながらも、異変を無事に解決することに大きく貢献したのです。しかし、ダメージを防げても地面に激突した衝撃でユウスケは暫く寝込むことになります。
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