第四十八話 白玉楼へ
白玉楼に遊びに行く当日、ユウスケは指定の集合場所に早めに到着しました。「デートではないけど、緊張するな。」と、一人で心の中でつぶやきます。
約束の時間よりも早く妖夢が到着し、「ユウスケくん、約束の30分前なのにもう着いてる。こんなに早く来なくてよかったのに。」と微笑みます。
ユウスケは、笑いながら応じます。「妖夢お姉ちゃん、それはお互い様だろ。妖夢お姉ちゃんだってこの時間に来てるじゃん。」
「それもそうですね。」と妖夢は少し照れながら、「今日は白玉楼にご招待しますが、何か食べたい物はありますか?人里で買い物してから行くので何でも大丈夫ですよ。」と聞きます。
ユウスケは少し考えてから、「うーん、じゃあ肉じゃがとカレーが食べたいです。」とリクエストします。
「肉じゃがとカレーですね。分かりました。早速、八百屋と肉屋に一緒に行きましょう。」と妖夢は張り切って返答し、二人は買い物を済ませます。
買い物が終わり、白玉楼に向かおうとするところで、ユウスケは「ちょっと待って」と言って土産屋の方へ向かいます。妖夢はユウスケと共に様々な商品の中を見回し、彼が慎重にかんざしを選んでいる様子をじっと見守ります。
妖夢は少しドキドキしながら、「霊夢さんへのお土産ですか?」と尋ねます。
ユウスケはかんざしを選び終わり、彼女に微笑んで「まあ、そんなとこ。」と言いつつ、「はい妖夢お姉ちゃん、これプレゼント。」と、緑色の木の葉が光るかんざしを手渡します。
妖夢は驚きと喜びを隠せず、「えっ、私にですか?」と訊ねます。
ユウスケは「うん、今日お世話になるお礼。」と親しみを込めて答えます。
妖夢は、男性から初めての贈り物を受け取ったこと、そしてユウスケが自分のために選んでくれたことに嬉しさを感じます。
さらに、ユウスケは桜の美しいかんざしを手に取り、「こっちは幽々子さん用かな」と言い、選びました。
妖夢は心の中で少し寂しさを感じつ、「あっ、私以外にも買うんだ。私だけが特別じゃないのか。家族に買うようなものだよね、うん。」と納得し、微笑みながら見つめます。
土産屋を後にした二人は、共に白玉楼へと歩みを進めました。これから始まる楽しい時間を想像しながら、穏やかな一日を期待して向かいます。
妖夢と共に白玉楼へと向かうユウスケは、長く続く階段に思わず驚きの声を上げます。
「博霊神社の階段も長いけど、ここもなかなかですね。」とユウスケが感心しつ、足元を見ながら話します。
妖夢は笑顔で、「死後の世界がご近所にあったら大変ですからね。でも、今回は私がいるので多分すぐ着くようになってますよ。」と安心させるように答えました。
二人は無事に白玉楼にたどり着き、玄関で幽々子が出迎えてくれました。「あら、いらっしゃいユウスケくん。遠い所からわざわざここまでお疲れ様。今回はゆっくりしていってね。」と、ふわりとした雰囲気で迎えてくれます。
「今回はお世話になります。これ、よかったらお礼にどうぞ。」とユウスケは微笑みながら土産屋で選んできた桜のかんざしを幽々子に渡しました。
幽々子は「まあ、嬉しいわ、ありがとう〜。」と喜びを隠さずにお礼を述べ、受け取ります。
その場の雰囲気を和ませながら、妖夢が言います。「それじゃあ私は夕飯の準備をしてきますね。」と、手際よくキッチンへと向かいます。
ユウスケは、その場の和やかな空気に包まれながら、白玉楼での穏やかで楽しい時間を楽しみに思い描きました。幽々子の優しいお礼の言葉もあり、白玉楼での一日は、ユウスケにとって心地よいものとなる予感がしました。
戦闘描写に満足してる?
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