同刻、博麗神社では霊夢が縁側で静かにお茶を飲んでいると、霧雨の使い手である咲夜が訪れます。
「何か用?」と、霊夢は少し面倒くさそうに咲夜に尋ねます。
咲夜は冷静に、「いつまで異変を放置するのかしら、霊夢。」と問い詰めます。
霊夢は目を逸らしながら、「こっちにもタイミングがあるのよ。」と言い訳めいた返答をします。
しかし、咲夜は間を置かずに続けます。「白黒の魔法使いが追跡魔法を使って冥界に行ったわ。冥界で死んだら成仏出来るのかしら。」
「そんなの知らないわよ。」と霊夢はぐらかしつも、内心では焦りを募らせます。「もういいわ。帰ってちょうだい。」
咲夜は薄く笑い、「忠告はしたわよ。」と言い残すと、神社を後にします。
咲夜が帰るのを隙間から確認した霊夢は急いで身支度を整えます。「魔理沙のバカ。なんで冥界なんかに一人で向かうのよ。流石に死なれたら困るわ。」と、心の中で呟きながら、急ぎ足で冥界へ向かう準備を始めます。
霊夢は御札を手に取り、冥界にいる魔理沙を助けるために、一刻も早く向かわなければならないと決心します。彼女の頭の中では、魔理沙の無鉄砲な行動を責めつも友人を助けなければという思いが強く混じり合っていました。
ユウスケは白玉楼の中で、妖夢から「お客様が来るかもしれないから待ってて」と言われ、何もせず数刻が経過していました。暇を持て余していると、突然「失礼するぞ、若者」と一人の大男が入ってきました。威厳ある姿に、ユウスケは少し驚きつも、「誰だ?」と返します。
大男は少し微笑むように、「昔からいるのはワシの方だからお主の方が誰だという感じだがの。」と答えました。
続けて、「私は魂魄妖忌。妖夢の爺さんで、昔ここに住んでたものじゃ。」と自己紹介します。
ユウスケはすぐに察して、「あっ、妖夢のおじいさんですか。こんばんは。妖夢呼んできます?」と礼儀正しく言いました。
妖忌は首を振り、「いや、いい。用はお主にある。」と話を進めます。
「えっ?僕にですか?」とユウスケは少し驚きます。
「そうじゃ、お主幽々子に西行妖を咲かせてほしいと頼んだじゃろ?」と妖忌が問うと、ユウスケは頷きます。
妖忌は深刻な表情で、「西行妖はな。咲いてしまうと中に封印されている物が解放されてしまうのじゃ。それにあれは春を成長の糧としてるから幻想郷では今冬みたいになっておる。」と説明します。
「なんですその封印されてるのは?」とユウスケは不安に思い聞きます。
妖忌は答えを控え、「それは答えられんが封印を解いてしまうと最悪な事になる。はっきり言うと幽々子は消滅する。」と告げました。
「えっ?」ユウスケの顔が驚愕に歪みます。
「これ以上は言えん。封印は解かせてはならん。孫娘には言ってた筈なんじゃがのう…」と妖忌は続け、ユウスケに「お主なんとしても妖夢と幽々子を止めよ。」と強く促しました。
「でも、説明なしに止めても無駄じゃ。」とユウスケは渋ります。
「多分、今代の博麗の巫女かフラワーマスターが止めに来るじゃろうから幽々子に負けさせよ。幽々子なら勝つ可能性もあるからの。」
「ふへぇ。分かりました。」と、ユウスケは腹をくることに。
妖忌は念を押す。「もし失敗したら斬るからの?」と刀を微かに見せ、冗談めかしつも真剣な威圧感を漂わせました。
その瞬間、ユウスケはこの人物がただものではないことを確信し、逆らわない方が賢明だと悟りました。「あっ、ワシのことは妖夢にはないしょでな。決して幽々子に勝たせてはならんぞ〜。」と言い残し、妖忌は立ち去ります。
ユウスケはその場に立ち尽くし、どうすべきか深く考えました。妖夢を気遣い、幽々子を守るべく、彼はなんとかせねばと思いました。
ユウスケ心の声「まっ、まあ。霊夢や魔理沙が普通に勝てば問題ないけど明らかに異変の犯人として僕も怒られるからな、、。適当に戦って負けよ。」
幽々子「ユウスケくん。声がしたけど誰かいたの?」
ユウスケ「いっ、いや大丈夫ですよ。幽々子さん。」
幽々子「じゃあ、ユウスケくんもお客様が来た時に一緒に私と対応してもらってもいい?あっ、あと戦う前だからカツ丼80人前が食べたいわねぇ〜。」
ユウスケ「了承です。妖夢に変わって作っておきますね。」
幽々子「あら〜。ありがとうユウスケくん。」
戦いは次回から
戦闘描写に満足してる?
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