地底スタートの幻想郷生活   作:四国の探索人

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第五十二話 妖夢vs魔理沙追いつく霊夢

魔理沙は一人で冥界へと向かい、進んでいくと眼前に妖夢が立ちはだかっていました。彼女の気迫を感じつも一歩も引かずに問いかけます。

 

妖夢はキリとした表情で、「博麗の巫女じゃないのか。人間よ、帰りなさい。ここは亡霊たちが住まうところ。」と告げます。

 

「ああ、巫女じゃなくて悪かったな!お前が異変を起こした連中だな!さっさと主犯を出すんだぜ。」と、魔理沙は不敵な笑みを浮かべながら言うと、八卦炉を構えました。

 

妖夢は目を細め、「人間が私とやる気か?面白い、受けて立つ。」と返し、両手で楼観剣と白楼剣をしっかりと構えます。「妖怪が鍛えし楼観剣に、斬れぬものなどあんまりない!!」

 

魔理沙は鼻で笑い、「先手は貰うぜ!」と勢いよく宣言すると、八卦炉から溢れ出る魔力を弾幕に変えて放ちます。

 

妖夢は冷静に迫り来る弾幕を見据え、まるでそれが当然であるかのように走ってくる刃を振りかざし、次々と切り裂いていく。刀の精緻な動きは、一切の躊躇なく、まるで舞を踊るかのように正確で美しく、そして容赦なかった。

 

魔理沙が次々と放つ魔力弾は、妖夢の鋭い剣技と決して交わらないま冥界の地に吸収されていく。それを見て、「この程度じゃあ、お前には止まれないか。」と魔理沙は少し息を切らしつも、さらに強力な魔法を準備する。

 

妖夢はその一瞬の隙をついて前進し、一気に間合いを詰める。「一瞬の隙も見逃さない。それが私の剣術だ!」と彼女は叫び、その眼差しには強い意志が宿っていた。

 

対する魔理沙もその動きに対応するべく、逆さに飛び上がり、再度強力なスペルカードを繰り出す。「スターダストレヴァリエ!」と叫び、無数の星の煌めきが弧を描きながら妖夢を狙う。

 

妖夢はその攻撃を見計らいつつ、剣を一閃してまばゆいばかりの弾幕を斬り裂く。剣圧が星々を破裂させ、光の粉雪が散る中で二人は目線を交わしました。

 

「まだだぜ。こんなのは序の口だ。」と魔理沙は汗を拭い、余裕を持たせた声で挑発する。

 

「それなら、お互い全力で示そう。ここで引いたら切磋琢磨の意味がない。」妖夢は決意を新たにし、両剣を構えなおしました。二人の戦いは、互いの全力を試す真剣勝負へと移行していく。

 

一進一退の攻防が続き、剣閃と魔力が交錯する中、妖夢の一言に魔理沙は気づきます。「お前を倒してユウスケくんとお花見を楽しむんだ!!」

 

そして、さらなる強力な一撃を見舞うべく技を繰り出そうとする瞬間、魔理沙はふっ、と笑みを見せます。「なら、こちらの全力受けてみろよ!」

 

魔理沙はマスタースパークを放ちます。

 

妖夢はそんなもの、この楼観剣にかかれば、、と言い正面から切り刻みます。しかし、魔理沙のマスタースパークを切ることは出来ずに倒れます。

 

 妖夢「剣は問題ないのにあれを斬れないとは修行不足、、無念。」

 

 魔理沙「なんで、お前の口 からユウスケの名前が出るんだ?ここにいるのか?場所を教えるんだぜ。」

 

 魔理沙は妖夢を問い詰めますが妖夢は気絶しています。

 

 そんな中魔理沙は気配を感じ取り妖夢に「やっぱり寝てていいぜ。」といいます。

 

 現れた亡霊西行寺幽々子は魔理沙を見るなり、「あらあら、博霊の巫女じゃないのね」と残念そうにします。

 

 魔理沙「そのセリフは聞き飽きたぜ!」

 

 

 西行寺幽々子「2対1でも卑怯とは言わないでね。さあ、行きましょう。ユウスケくん。」

 

 

 魔理沙「ユウスケ?」

 

 西行寺幽々子の背中に隠れているユウスケは迷います。「このまま出ていったら闇堕ちしたみたいになる、、、でも知らなかったとはいえ西行妖を見たいと言ったのも事実だしな。せめて、正体がバレないように変装するか」

 

 ユウスケは翁の仮面を生成すると顔につけてから幽々子の横に現れます。

 

 ユウスケ「フハハハ、よく来たな。霧雨魔理沙よ。我は、、、ユースケ。ユウスケではないからな!!人違いだ!!」

 

 魔理沙と幽々子は困惑しながらユウスケを見ます。

 

 魔理沙「ユースケ?なんだって!!お前ユウスケの兄弟かなんかか?声が似てるぞ。」

 

 「そんなわけないでしょバカ。」そう言いながら魔理沙の後ろから現れたのは霊夢です。

 

 霊夢「ユウスケ、あんななんて仮面つけてんのよ。それに異変まで起こして。私に会いたいからってやりすぎじゃない?」

 

 ユウスケ「、、、、、、違う我はユースケである。」

 

 霊夢「あんたの歩き方と声で丸わかりよ。数ヶ月一緒に生活しているんだから分かるに決まってるでしょ。」

 

幽々子のお腹が鳴る。

 

 ユウスケ「、、、、、、せっかく変装してるんだから何も言わずに騙されてくれよ、霊夢。」

 

 霊夢「認めたわね。そんな変装なんてしなくてもいいのにどうせあんたの事だから遊びに来たついでに異変に巻き込まれたんでしょ?」

 

 幽々子のお腹がめっちゃ鳴る。

 

 幽々子「あの~。ユウスケくん。お話中の所ちょっといい?」

 

 ユウスケ「どうしました?幽々子さん。」

 

 幽々子「さっきカツ丼80人前食べたせいでお腹が痛いのお花摘んでくるわね。あとよろしく〜。あっ巫女さん。私の体調が崩れたせいで西行妖の成長が止まったからもう異変は解決するわよ。それじゃあ〜。」

 

その場に残された魔理沙、霊夢、ユウスケは「えっ?」と呆然とします。

 

ユウスケは心の中で、「妖忌の爺さんから言われてた幽々子を勝たせてならぬは達成したから良いか。」と自分に言い聞かせます。

 

霊夢は怒気を含んで「ハァ↗?ここまできてトイレに行くから異変解決?ふざけんじゃないわよ。わざわざここまで来たのに!!ユウスケ!」

 

ユウスケは慌て「はっはい!」と答えます。

 

霊夢はムシャクシャした気持ちを押しつけるように、「ムシャクシャするからあんたを退治するわ。覚悟なさい。」と宣言し、魔理沙も「おっ、いいなそれ。私もこいつとの弾幕勝負の借りを返したいんだ。」と同意します。

 

ユウスケは覚悟を決めつ、「いや、それは話が別じゃ—」と声を上げながら、冥界の中で新たな戦いの幕が開くことになりそうなのでした。

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