地底スタートの幻想郷生活   作:四国の探索人

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第五十四話 ユウ ヨウvs レイマリ

ユウスケと妖夢は刀を構え、心を一にして戦闘の準備を整えます。対する霊夢と魔理沙も彼らに合わせ、近接戦闘の構えを取ります。拮抗した緊張感の中、妖夢が合図を送ります。「いきますよ。」

 

その声と共に、妖夢とユウスケは地面を蹴り、一斉に駆け出します。ユウスケは妖夢の剣技をコピーしながら、同じ動きを取って攻撃を仕掛けます。二人は流れるような連携を見せつ、霊夢と魔理沙に向かって果敢に斬りかります。

 

しかし、対する霊夢と魔理沙も優れた技量で、攻撃を容易に避けながら弾き返します。妖夢の鋭い剣の動きやユウスケの応戦にもかかわらず、霊夢は優雅に身をかわし、魔理沙はその愛嬌あふれる動きで突撃をいなし、二人を振り払っていきます。

 

攻撃が再び失速したところで、妖夢が少し微笑みながら言います。「ユウスケくん、、、」

 

ユウスケはすぐに反応し、「どうした、妖夢姉」と問いかけます。

 

妖夢は少し笑みを浮かべながら、「負けてますけどなんだか楽しいですね。」と楽しそうに言います。

 

ユウスケも同調するように笑い、「そうだね。」と応えます。

 

 ユウスケは「三十六煩悩鳳」を放ちますが、霊夢の起爆札により相殺されてしまいます。「僕が知っている刀の技ではここまでが限界か…」とユウスケは悔しそうに呟きます。しかし、彼の表情はすぐに何かを決意したように変わります。「なら、これどうだ。生成、霊口寄せ伊藤一刀斎。」

 

霊夢はその時、ユウスケの雰囲気が一変したことを感じ取ります。「ん?ユウスケの雰囲気が変わったわね?」と思った瞬間には、ユウスケが刀を携え、異常な速さで距離を詰めてきます。

 

「何てスピード…!」霊夢は驚きながらもお祓い棒を構えて防御します。しかし、ユウスケの剣技には狂気じみた威力が宿っており、霊夢のお祓い棒が折れてしまいました。

 

「霊夢のお祓い棒が折れるとこなんて初めて見たぜ、なんちゅう威力。」と魔理沙も声を上げるほどです。

 

ユウスケは、二人がその剣の威力に驚いている間を逃さず、すぐに重い一撃をさらに放とうとします。一方で、妖夢もその様子を見て考えます。「ユウスケくんの刀の扱い方が変わった?そもそもあれはユウスケくんなのか?なにはともあれ…これで流れは」

 

そんな中、妖夢も貢献しようと霊夢に一撃を見舞おうとしますが、霊夢は「邪魔」と一言つぶやくと、御札を使って妖夢を遠くに飛ばしていきます。

 

霊夢はすぐに戦況を読み、「魔理沙、このま近接戦を続けたらヤバい気がするわ。やっちゃって。」と警戒を見せます。

 

魔理沙はその指示を受け、「OK霊夢。ユウスケ覚悟しろマスタースパーク!」と言い放ち、マスタースパークを放ちます。強大なエネルギー波が放たれ、周囲は煙に包まれます。「やったな霊夢。」と満足そうに言う魔理沙。

 

しかし、霊夢は「いや、まだよ。」と慎重な様子を崩しません。

 

予想通り、煙の中から姿を現したのは、マスタースパークを刀で切り裂いたユウスケでした。驚きを隠せない魔理沙に、霊夢は即座に次の手を打ちます。「理由は知らないけどユウスケが剣豪レベルの使い手になってるわね。魔理沙、デカいのじゃなくて数で攻めるわよ。」

 

霊夢と魔理沙は互いに目配せをし、ユウスケに向けて御札と大量の弾幕攻撃を開始します。初めは剣でこれらを次々と斬り払っていたユウスケですが、次第に勢いを失い始めます。二人の手数の多さに次第に圧倒され、最後には動きを封じられてしまいます。膝をつくユウスケ、ついにはその場に倒れ込みました。

 

魔理沙は、思わず言葉を漏らします。「急に強くなったなユウスケ。何故か銃火器は使ってこなかったけど。」

 

霊夢は肩の力を抜きながら応えます。「なにはともあれ、これでムシャクシャを晴らせたからスッキリしたわね。異変も解決したし帰るわよ魔理沙。」

 

魔理沙は何気なくユウスケを見る。「ユウスケは置いていくのかだぜ?」

 

「意識が戻れば勝手に回復して帰るでしょ…多分。」と霊夢は楽観的に言います。

 

こうして、霊夢と魔理沙は幽々子の引き起こした異変を無事に解決し、ユウスケへの多少の八つ当たりにも満足して、二人は共に帰路につきます。送り返された戦場には、静寂の中で休むユウスケの姿が残されるのでした。徐々に動き出した彼の意識は、また新たな日常へと戻っていくことでしょう。

 




霊口寄せ
 斉木楠雄のΨ難にて鳥束零太(寺生まれのT)が使用していた技。使用すると霊が自身の肉体を使い戦ってくれる。
 今回はユウスケが自身に伊藤一刀斎の霊を憑依させ戦った。

三十六煩悩鳳
 ワンピースにてロロノア・ゾロが使用する一刀流で使用する飛ぶ斬撃。今回はユウスケが試しに放った。

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