ユウスケが博麗神社に戻り、玄関から「ただいま」と軽やかに声をかけると、魔理沙がすぐに反応しました。「おっ、帰ってきたな主犯。」
しかし霊夢は、そんな魔理沙を軽くたしなめます。「まあ、魔理沙、あんまり言うと可哀想だから。それに主犯は幽々子だろうし。」
ユウスケは少し申し訳なさそうに謝ります。「巻き込まれたとはいえ、異変を起こしてすいません。」
霊夢はため息をつきながら、「全く、本当よ。博麗の巫女の友人が異変を起こしたなんて知られたら大問題よ。」と慌ただしい様子を見せましたが、どこか優しさも感じられます。
霊夢は少し困った顔をしながらユウスケに話しかけました。「それはそうとユウスケ。」
ユウスケが返します。「なに?霊夢。」
「今回の異変のせいで冥界と幻想郷の境界が曖昧になってきてるの。博麗神社に幽霊が集まってきて大変よ、もう。」霊夢の声には少し苛立ちが感じられます。
ユウスケは困惑しながら言います。「そうはいっても境界なんて扱えないしな。主犯の幽々子さんにでも聞いてみたら?」
その時、不意に幽々子が何もない空間から現れました。「呼ばれた気がしたから来てみたわ〜。」
霊夢は直接文句を言います。「あんたのせいで博麗神社が霊の住処になりそうだわ、このままだとまた参拝客が減るのよ!なんとか戻しなさい。」
幽々子は笑顔を崩さず、「あら〜。元々いないからいいじゃない。修復はもう頼んであるんだけどもね。その人がまだ寝てるみたいなのよね。」と答えます。
霊夢はすかさず提案します。「ならそいつを叩き起こしてやるわ!場所を教えなさい!」
幽々子は少し考え、「ん〜。どこにいるかは知らないけど、多分博麗大結界を壊そうとしたら出てくると思うわ」と言います。
霊夢は厳しい表情になり、「博麗の巫女が結界を傷つけるのは悪い気がするわね。ユウスケ、ついて行くから魔理沙と一緒にそいつとの戦いなさい。それで今回の異変に関わったのは見逃してあげる。」と決断を下しました。
ユウスケは少し不安そうに、「選択肢がないよ…」と呟きます。
魔理沙は元気よく笑い、「よろしくな、ユウスケ!!」と言って背中を叩きます。
こうして、霊夢、魔理沙、ユウスケの三人は博麗大結界へと向かいます。
三人は博麗大結界の前にたどり着くと、その存在感に改めて圧倒されます。
魔理沙はしみじみと眺め、「ここが幻想郷と外の世界を分ける博麗大結界か…」と感慨深げに言います。
その決意を固くすると、魔理沙は「よーし、やるぜ!恋符マスタースパーク!」と言い放ち、強力な魔力のビームを放ちます。
同時にユウスケも「生成、大和主砲46cm三連装砲!」と、巨大な砲を生成し、一斉射撃を行います。
二人の放った膨大な火力が結界にぶつかり、轟音と共に大地が揺れ動くほどの衝撃が神社の周囲に響き渡ります。
霊夢はその様子をや心配気味に見守っていましたが、結界が無事なことを確認し、少し安心した様子で「ちょっとヤバいかと思ったけど結界は無事なようね。それにしても管理者が来るかどうかだけど、噂をすれば…」と誰かの登場を期待した口ぶりで続けます。
すると、結界の向こうから静かに誰かが姿を現し始めます。三人はその姿に目を凝らします。
そこには、白い帽子を被り黄色い髪、そして大きな九つの尻尾を持つ九尾の八雲藍、そして紫色のドレスとオシャレな傘を持つ八雲紫が現れました。
八雲藍は挑戦的な目で三人を見ながら問いかけます。「お前ら、これが何か分かって攻撃しているのか?」
魔理沙は自信満々に答えます。「勿論だぜ。お前のご主人様に冥界との境界を直してもらうために博麗大結界を攻撃して呼び出したんだぜ!」
八雲紫は少し驚いた様子で、「まさか、そんな使い方をされるとは…こんな呼び方されたらたまったもんじゃないわね。お灸を据える必要がありそうね…」と、冗談めかしたようで少し本気とも取れる調子で言います。
ユウスケは少し申し訳なさそうにつつましやかに願いを伝えます。「境界を修復してくれたらありがたいんですけど…」
すると八雲紫は微笑みを浮かべて、「あなたは、フフフ。外から見てたわ。なかなか面白い能力を持っているわね。ちょっとお手並み拝見させてもらおうかしら。」と言います。
八雲紫のその言葉に、ユウスケは少し身構えながらも、彼女が一筋縄ではいかない相手であることを改めて感じます。結界の修復を頼む前に、彼女の試練を受ける必要があるかもしれません。魔理沙と霊夢と共に、ユウスケは覚悟を決めます。
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