ユウスケは妹紅の言葉に頷きながら、「分かった、気をつけるよ。でもおかげで、自分の限界も少し見えた気がする」と話し、微笑みを浮かべた。
妹紅は、ユウスケの生命力の強さに感心し、改めて彼の才能を認識した。「そうだとしても、君のそういうやり方はこれから会う相手には通用しないかもしれないから、もう少し慎重に行動した方がいい。」
ユウスケは観念して、「ありがとう、妹紅さん。次はもう少し考えて動くよ」とお礼を言い、彼女の忠告を心に留めることにした。
そして、妹紅は再び自然な笑顔を見せ、「それじゃ、輝夜のところへの道案内してやるよ」と言い、ユウスケを竹林の奥へと導くことにした。
妹紅とユウスケは竹林を進んでいたが、妹紅が突然足を止めた。
「ここだ」と妹紅が言うと、ユウスケは周りを見回し、「ただの竹林にしか見えませんが」と疑問を呈した。
「結界だよ。この部分だけは私の出入りができるようになってる。ここが扉だ」と言いながら、妹紅は何もない空間に扉を開けるような仕草をし、その見えない扉を開けた。
「おーい、誰かいないのかー」と妹紅が呼びかけると、足音が次第に近づいてくるのが聞こえた。
やがて現れたのは、ウサギの耳を持ち、スマートなスタイルの鈴仙・優曇華院・イナバだった。学生服姿の彼女は、驚いたという表情をしながら、「妹紅さんと…人間。困るんですけど」と話した。
妹紅は笑って、「よう、うどんげちゃん。こいつと私は今から輝夜をしばき回すために来たんだよ」と軽口を叩いた。
鈴仙は憤慨し、「尚更通すわけにはいかないじゃないですか!妹紅さんはともかく、人間!お前はダメだ!」と鋭い視線を向けた。
「狂気の瞳!」鈴仙が発動すると、妹紅は「やべっ」と言って、その場で倒れこんで目を閉じる。
倒れこんだまの妹紅は、ユウスケに対して「おい、大丈夫か?」と声をかけた。
ユウスケは耐えて、「ヤバかったですが、大丈夫です」と返す。
「なっ!なんで効かないのよ!確かにお前は私の目を見たはず…」と鈴仙は疑問を抱いたが、
ユウスケは冷静に「最初は血濡れた手が襲いかる幻影が見えましたが、すぐにそれが幻影だと気づきました。男の子の憧れ、写輪眼で対抗させてもらいました」と目に生成した写輪眼を見せた。
「チッ、他の人間も来そうなのに無駄に体力を使う羽目になるとは」と鈴仙は不満を漏らしつ、指鉄砲の構えを取り狙いを定める。
緊張が高まる中、「お止めなさい、鈴仙」と仲裁の声が響く。
「おっ、永琳か。お前が相手になるのか?」と妹紅が言うと、現れたのは八意永琳だった。彼女は白髪に青と赤の衣装をまとい、威厳ある雰囲気を漂わせていた。
永琳は冷静に「あら、私たちは別の侵入者で手が一杯よ。あなたたちは輝夜にはどうせ勝てないでしょうから、先に行っていいわよ」と提案した。
妹紅は少しカチンときた様子で「なんだと?お前を相手にすることだってできるんだぞ!」と反発するが、
永琳は微笑んで「私に勝ったことがあったかしら?」と挑発する。
しぶしぶ妹紅は言葉に詰まり、
永琳は「ほら、お行きなさい。私たちは忙しいのよ。行くわよ、鈴仙」と去っていった。
鈴仙も「はい、師匠」と従い、二人はその場を後にする。
彼らを見送った後、ユウスケは「見逃してくれるみたいですし、行きますか?」と妹紅に声をかけた。
妹紅は気を取り直し、「まったくムカつくぜ。このイライラは輝夜にぶつけてやるさ」と意気込んで、先へ進む決意を固めた。二人は輝夜のいる所を目指し、さらに竹林の奥深くへと歩を進めた。
2人は並んで歩き出し、どこか新たな友情の芽生えを感じ取った。戦いの後の熱気はまだ残っていたが、ユウスケと妹紅は共に目的地へ向かう準備が整った。
妹紅とユウスケが竹林を抜けて輝夜の部屋に向かっているその頃、霊夢たちは迷いの竹林で少し険悪な状況に陥っていた。霧が漂う中、険しい表情の魔理沙が霊夢に詰め寄る。
「おい霊夢!何故お前が妖怪と一緒にいるんだ?闇堕ちか?ヤンデレイムか?」と魔理沙は問い詰めた。
霊夢は少しイラついた表情を見せ、「うっさいわね!あんたには関係ないでしょ!」と反論する。
その横でアリスは冷静に、「しらを切るとは更に怪しいわね。巫女なのにこの異変の犯人?」と疑いの目を向けた。
すると、姿を現した八雲紫が静かに微笑みながら、「バレたら仕方がない、やってしまいなさい霊夢。邪魔者達は口封じよ!」と冗談交じりに命じる。
霊夢は振り返り「何認めてんのよ!」と紫にツッコミを入れるが、どこかあきらめ気味だ。
魔理沙は箒を持ち構えつ、「やっぱりお前らが犯人か。友達としてきっちり責任を取ってやるぜ!」と決意を固める。
その場の空気が一瞬で緊張し、霊夢や紫たちと魔理沙、アリスたちの間に静かな対決の予感が漂った。しかし、お互い信頼しているが故に、今ここで真剣勝負をするつもりはなく、むしろ冗談めかしたやり取りに終始していた。
霊夢は軽くため息をつき、「ほんと、あんたの馬鹿さ加減には敵わないわ」と微笑みを見せ、肩の力を抜く。
霧深い竹林の中、魔理沙と霊夢は緊張感を漂わせながら向かい合った。霊夢が箒を握りしめ、魔理沙が飛ぶ音がかすかに聞こえる中、それぞれの心には決意が満ちていた。
「さぁ、本気で来いよ、霊夢!」魔理沙は意気込んで叫び、まずは自分の得意技から攻めることにした。「当たり前でしょ、手加減なんてしないからね!」と霊夢も応戦の姿勢を見せる。
魔理沙は一瞬後ろに下がり、空中へと舞い上がると、笑顔を浮かべながらスペルカードを取り出した。「恋符『マスタースパーク』!」彼女の周りに巨大な魔力が凝縮され、一気にそのエネルギーがまばゆい光を放ちながら霊夢に向かって放たれる。
巨大なビームが真っ直ぐに向かってくることから、霊夢は素早く身を翻すと、一瞬の隙を見てスペルカードを繰り出した。「夢符『封魔陣』!」地表に魔法陣を描き出し、瞬時に巨大なバリアを展開してマスタースパークの攻撃を見事に防ぐ。
激しい閃光の中、霊夢は涼しい顔をしながら、「それじゃ、こっちも行くわよ!」と次の攻撃に移る。彼女は素早く空中に飛び上がり、新たなスペルカードを掲げる。「霊符『夢想封印』!」と宣言すると、小さな光の玉が無数に生み出され、魔理沙目掛けて飛んでいく。
魔理沙はその攻撃を器用にかわしながら、「よし、次は私の番だね!」と言って笑顔を浮かべ、「星符『ドラゴンメテオ』!」を発動させた。大きな星が降り注ぐように霊夢に向かって攻撃を繰り出した。
空間に彗星のような光が連なり、二人の戦いはます激しさを増してゆく。互いにスペルカードを駆使し、攻防を繰り広げるその様子は、実力を認め合いながらも負けられないという気持ちからきていた。
互いの攻撃による光と影が舞う中、戦いの場はまるで幻想的な絵画のように美しい光景を作り出していた。戦いの行方は予測できないが、二人とも自身の限界を試すため、全力でぶつかり合っていた。
霊夢と魔理沙が互いにスペルカードを駆使しながら、激しい戦いを繰り広げる中、アリスと紫はその様子を静かに見守っていた。二人は争わず冷静な目で、戦況を観察していた。
「魔理沙、意外とやるじゃない」とアリスは感心しつ言った。
紫は優雅に頷き、「そうね。でも、霊夢も負けてないわ。お互いに全力を出しているみたい」と返し、その視線は戦う二人に釘付けだった。
戦いは盛り上がりを見せ、特に魔理沙の攻撃が引き立っている。彼女は空中で素早く動き回りながら、「星符『ドラゴンメテオ』!」と叫び、大きな星が降り注ぐように霊夢に向かって攻撃を放つ。
しかし、霊夢はそれを巧みに避け、周囲のエネルギーを感じ取りながら「霊符『夢想封印』!」と再び攻撃に転じる。キラキラと輝く光の玉が魔理沙に迫る中、彼女はそれを冗談交じりに笑い飛ばす。
「甘い、霊夢!」と魔理沙は一瞬後退し、全力を込めた一撃を放つ。「恋符『マスタースパーク』!」その瞬間、周囲の空気が一変し、まばゆい光が竹林を包み込む。迫る光のビームが霊夢の直前に迫り霊夢は紙一重で回避した。魔理沙の放ったマスタースパークは、凄まじい圧力が場を揺るがし、それが永遠亭の結界に影響を及ぼす。
ドンッ!という衝撃音が響き渡り、結界が破れると同時に、周囲の風景が色を失い、竹林が揺らめくように見えた。結界の破損により、竹林の静寂が崩れ、建物が現れる。
「なんだ、、、。」と魔理沙は思わず呟くが、彼女の目はその光景に驚愕していた。何もないはずの竹林に建物が現れたからだ。
魔理沙の強烈なマスタースパークが放たれた瞬間、竹林の奥には不気味に浮かび上がった建物が姿を見せた。周囲の空気が張り詰め、まるで何かが隠されているかのような雰囲気を醸し出している。
紫はその建物を指さしながら、「ここが真の黒幕のいるところよ。」と告げる。彼女の目には決意が宿っていた。
霊夢もその言葉に従い、急ぎ足で建物へと進んでいく。彼女はこれまでの経緯を思い出し、輝夜との対峙が近づいていることを感じていた。
魔理沙は少し遅れて、「霊夢のやつ、さっきの戦いで使った技なんかは一体どうなっているんだ…」と呟き、トボトボとその後をついていく。彼女は少し心配になりながらも、霊夢の背中を見つめていた。
「魔理沙、そんなにしょげていると、また霊夢に置いていかれちゃうわよ」と、アリスが魔理沙の背を押すように声をかける。
「うるさい!」と魔理沙は即座に反論しつも、アリスと共に歩みを進める。彼女たちもまた、この場で何が待ち受けているのかを知る由もなかった。
一行は建物の入り口にたどり着き、紫が先に中へと踏み入れた。霊夢と魔理沙、そしてアリスも続いて後に入った。
その瞬間、ひんやりとした空気が彼女たちを包み込み、暗い通路の先には不気味な明かりが灯っている。建物が彼らを迎え入れるように広がり、運命の瞬間が近づいていることを感じさせた。
「この奥に、全ての答えと、その真相が待っているわ」と紫が言う。
霊夢は意を決して前に進み、「さあ、行くわよ!」と声を張り上げた。仲間たちと共に、その未知なる場所へと挑みかるのだった。一方で、その建物の中に潜む真の黒幕との対峙が、彼女たちを待っていることを知らずに。
戦闘描写に満足してる?
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してる
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してない