シャングリラ・ウィズ・フロンティア~黒猫の魔法使い、惑星ユートピアに挑まんとす~ 作:雷琉太
中に入ってもだれもいなかった…なぜ?周りを見回してみると、壁に埋め込まれている音楽プレイヤーが目に入った。Your orchestra と書かれた曲を再生してみる。すると、一人の女性が現れた。
「魔法使いの紡いだ物語第1章【すべてを愛した神】」
目の前にマケーシュラが現れた。…どういうことだ?とりあえず体を動かす。こいつは魔法を奪ってくる、キナリやシマリがいれば…と思ったら近くにいた。過去の戦いの再現をしている?あの時使ったカードを念のため思い出しながら構えると、戦闘が始まった。
その後、タモンを倒し、エリカを倒し、ミスティックメアを倒した。使ったカード迄再現しなければならないのは面倒だったがどうにかした。すると、其れ迄歌姫のバックにいたオーケストラが消えていく。
『あなたはー看板猫ー』
そんなフレーズが君の頭に残った。地面に落ちた仮面のデザインで忘れてしまったが。…アーフェン?
「久しぶりだな、黒猫の魔法使い、ウィズは一緒じゃないのか?」
此処には入れなかったみたい。と君は答える。しかし、油断なんて一秒もできなかった。相手が相手だったから。全属性の魔法を打ち出す。
「ご挨拶だな」
当然のように対処して同じことをしてくる。あのときみたいだね、とつい君が漏らすと
「あの時みたいに呼びたいんだが、どうもうまく呼べないんだよな」
と返してくる。…ちなみに魔法はその間も飛び交いまくっている。
自分も真名召喚を封印してるところだからよかった。と君は漏らした。すると、アーフェンは
「ノクトニアが動き出したのか?」
戦闘が止まった。君は現状を話した。
「そうか、やっぱりあの時滅ぼしておくんだったn…」
その時、アーフェンの姿が一瞬消えた。どうして急に?
「まさにそいつらかもな、お前の知ってる異界たちとここを強引につなげやがった…!」
「墓守が修羅になったり、七つの楔の大部分が影響受けてやがるぞこれ」
アーフェンに促され、君は一度この部屋を出た。
そのころ、神たちはというと…
「なんなのよこの大量の異分子は⁉」
「知るか、外部から大量のハッキング、このサーバーが負けるくらいの腕なんてどうしろっていうんだよ!」
相変わらず子供の喧嘩ではあったが、異常事態なのは間違いない。原因を調査し運営が出した結論は一つであった。
「これキャンペーンクエストとして混ぜ込んでもいいかもな」
思ったより違和感はなかったのである。こうして、108の異界がシャングリラ・フロンティアというゲームに実装されたのであった。
次回はできれば掲示板にして反応を紹介したい。