シャングリラ・ウィズ・フロンティア~黒猫の魔法使い、惑星ユートピアに挑まんとす~ 作:雷琉太
そんな風に意気ごんだはいいものの、君はペンシルゴンに待てを食らってしまった。
「まだ駒が足りない」
とか言っていた。ウェザエモンというのは話を聞く感じどうやら刀使いで雷やら雲の腕やらも使ってきて、そのすべてが当たれば即死級らしい。…どうしろと?
「シュリに特訓を頼んでみるにゃ?」
確実かもしれないけど命に確実さが出ないのはなぁ・・セイやスオウあたりにしない?
「属性の使い分けも重要になってくるにゃ。あの異界ならサクトあたりにゃ」
確かにに属性を一人で使うサクトはぴったりだろう。ということでしばらく和の国に滞在してサクトと特訓することにした。
「ミイコ、悪いけど私たちは特訓のために別の異界に行くにゃ。留守番は頼むにゃよ」
ということで和の国に来た。
「あの温泉に行ってみるにゃ」
前にサクトが開いたといっていた温泉に向かう。案の定、サクトはそこにいた。
「どうしました、魔法使いさん?」
「ちょっと特訓に付き合ってほしいにゃ」
君はサクトにウェザエモンについて話せるだけ話した。
「…それだとたりないかな…タケミカヅチさんとか呼びます?」
なんかとんでもない名前出てない?
しばらくのち。ようやくそれらしい特訓が仕上がった後あの異界に戻ると、ペンシルゴンに声をかけられた。
「もう一回セっちゃんの所行くよ、こm…協力者がそろった」
「今駒って言いかけたにゃ?」
「まさか」
あの彼岸花が咲き乱れる場所へ行こうとすると、ペンシルゴンが見知らぬ二人とともに来ていた。
「その二人が協力者にゃ?」
「サンラクだ、よろしく」
「オイカッツオ、よろしくね」
協力者とは半裸の鳥頭と拳に布を巻いているツインテールの少女であった。
「…まともじゃ無いにゃ…」
「なんでだよ、この鳥頭よりか俺はマシだろ」
「ユニーク自発できない人が何言ってるんですかぁ?」
煽りあいが激しい…ウィズならこの空気でも平気だろうが。
セツナとまた会い、サンラクたちが自己紹介を済ませる。
「そこにできたゲート、調査してくれる?」
セツナから依頼が来た。
「前来た時にはいってなかったにゃ、どうして今にゃ?」
「この空間の特殊性のせいか、不安定だったのよ。いろいろいじって、やっと安定化させたんだから。久しぶりに研究者魂が燃えたわ」
「修羅界とか行きたく無いにゃ…」
「どんなところなんだ?」
オイカッツオが聞いてくる。君もそこまで知っているわけではないが、概要は話せたので語っておく。
「…幕末じゃん、サンラク頼むよ」
「カッツオ君に同意だね、サンラク君」
幕末?と君が聞くとサンラクが答えてくれる。
「金魚鉢に入ったサメのたまり場だ、その修羅界ってとことやってることがほぼ同じ」
このゲートをどうにかすればウェザエモンを弱体化させられるかもしれないと期待して、サンラクをゲートの向こうに送り出した。