「最近、先生がおかしい」 作:Raitoning storm
みんなが先生√が好きっていうからさ。
もう書くしかなくなっちゃったよ。
「よし!今日の仕事も終わりー!」
「お疲れ様でした。先生。」
書類仕事を終え、伸びをする先生。
「先生もお疲れでしょうし、シャーレの鍵は僕が閉めるので先に帰っていただいて大丈夫ですよ。」
「えー。悪いよ。わたしがやるからさ。」
「大丈夫ですって。そんなに僕に信用ないですか?」
「…聞き方がずるい。信用してないわけじゃないよ。」
「だったら僕がやってもいいですよね。」
そんな漫才をしているうちに、先生がふと呟く。
「…じゃあ、一緒に帰らない?」
「…?いいですけど。」
軽い応答によって約束を取り付けた先生は、帰りの用意とは別に何やら準備をしていて、
「先生、帰る用意できましたけど!」
アイが言い終わると同時に彼を押し倒した。
「…」
「せ、先生?なんでこんなこと」
疑問を呈するアイに先生は答える。
「…君がいけないんだよ。」
「…え…?」
その答えに疑問が湧き出てくるアイ。
「君がみんなにその優しさを振り撒くから…!みんな君のことを慕って、君の周りに他の人がたくさん集まってさ。」
「アビドスも、ミレニアムも、ゲヘナも、アリウスもトリニティも百鬼夜行も!みんな君の優しさに焼かれてさ。」
「エデン条約のときも、アトラハシースのときもずっと君が、君ばっかり傷ついて、それでも君は『痛い』の一言も言わずに戦って。」
「あのときはしょうがないかもしれないけどさ。そんなことばっかり繰り返してたら君がいなくなっちゃうよ?」
先生の言葉に呆然とするアイ
「だからさ。アイ君にいなくなってもわらないためにね。」
「君にトラウマを作るね。」
「ぐっ…!!」
そう言い終わると先生は、アイの首を締め始めた。
「どう?苦しい?苦しくてたまらない?」
「せ、んせい…!」
「ごめんね。苦しいよね。でもね、これは君のせいだから。」
「や、め…!」
「ふふっ、ちょっとずつ肺に空気が入らなくなってきたかな?」
自分の言葉を無視しながら、一方的に話し続ける先生。
「そろそろ苦しそうだし、一回放すね。」
ついに手を放して、アイは肩を揺らしながら大きく息を吐いて吸ってを繰り返す。
「はぁっ、はぁっ、」
「ねぇねぇ、辛かった?」
「いきなり、何するんですか!?」
「やられてわかんなかったの?君を苦しめてたんだよ?」
「そういうことではなく!!」
話が通じていないような様子を見せながら、先生は話し続ける。
「でもさ。君も抵抗しなかったよね。できなかったって言った方が正しかったかな?」
「…え?」
「ヘイローがないわたしの拘束なんて、その気になればすぐ振り解けたよね?」
「…それは」
「優しい君のことだし、わたしを怪我させちゃうと思ってやらなかったんでしょ?」
「だめだよ。優し過ぎる。わたしを睨みつけて無理やり振り解くくらいはしないと。まだ優しさを捨てきれてないよ。」
先生の言っていることが、理解できていないアイに、先生は告げる。
「もう一回やろっか。今度は突き放せるといいね。」
「君が優しさを捨て切れるまで、続けるからね。早いとこやらないと、君が危ないよ?」
とりあえず完結。
続きはしばらくしてからかもしれない。
アイ君がいる本編見たい?
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別に…
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書いてくれたら嬉しい。
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そんなことよりハピエンの続きを書けよ。