「嫁魂~騒がしすぎる青春模様篇~」   作:時代に遅れている

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UAが伸びずに困ってる作者です。

まぁ読みたいって方がいたので書き続けますが、銀魂との絡み難しいんですよね……。

相変わらずの駄文ですが、よろしくおねがいします。

前提、銀時は道中でもし五つ子の成績が非常に悪かったら助手をしてほしいと頼まれて、それを引き受けてます。

あっコメントお待ちしています。


第三講 愛は重いと相手も困る

家に辿り着いた五つ子と銀時と上杉

 

四葉は勢いよく振り返り、大きな声で叫んだ。「ここが私たちのマンションです!!」

 

銀時はそのマンションを見上げ、顔をしかめる。「おいおい、ちょっと待てよ。家賃いくらだよ? 俺の全財産どころか、万事屋部の今までの売り上げかけても、エントランスの絨毯一枚すら買えねぇ気がすんだけど。」

 

二乃は鼻で笑いながら髪をかき上げた。「まぁね。アンタら庶民とは格が違うってわけよ」

 

上杉はそれを聞き流しながら、ガラスのドアの前で足を止める。彼は眉を寄せ、不思議そうに首をかしげた。「……おかしい。何で開かないんだ?」

 

その様子に二乃は呆れ、ため息をつきながら横にあるパネルを指差す。「オートロックよ。ほら、このボタン。……アンタ、テストの点が良いだけで常識について何も知らないってわけじゃ……」

 

上杉は慌てて手を振り、棒読みで言い訳を始める。「い、いや〜〜知ってた知ってた。今のは二乃を試したんだあははは(棒)」

 

その明らかな嘘に二乃は冷ややかな視線を投げかけた。「やっぱコイツら出禁にしない?」

 

一花が肩をすくめながら穏やかに返す。「まぁまぁ家に入れるだけなら良いでしょ?」

 

銀時たちがリビングに案内されると、

 

上杉はカバンから教科書を取り出し、気合いを入れるように叫んだ。「よーし、これで問題は解決したな! まずは実力を把握するためにテストを実施する!!」

 

その瞬間、上杉以外のメンバーたちは一斉に手を合わせた。「「「「「「いただきまーす!!」」」」」」

 

テーブルの上には二乃が用意した、クッキーが山のように出されていた。

上杉は目を剥き、銀時の方に視線を向ける。「……おい。お前も何ちゃっかり食ってんだ?」

 

銀時はテーブルの中央にあったクッキーを手に取り口に突っ込む。「何って、クッキーを食べてるんだけど? しかも無料! お前、タダ飯が目の前にあるのに食わないとか、逆にどんな修行積んだらそんな煩悩捨てられるんだよ。仏陀か?」

 

上杉が頭を抱えながら叫ぶ。「お前、本当にやる気あんのか!?」

 

四葉が明るく手を挙げる。「大丈夫ですよ上杉さん! 私はもう始めてます!」

 

上杉は彼女の答案用紙を覗き込み、呆れ顔で声を荒らげる。「……名前しか書けてないけどなッ!!」

 

一花はのんびりと伸びをしながらあくびをした。「ふぁ〜…。食べたら眠たくなってきちゃった…」

 

銀時はクッキーを掻き込む手を止め、一花を指差して言う。「それだ、それ。俺ら庶民の胃袋は飯食ったらガソリン満タン、動けるモード突入だけど、お前らセレブは食後に眠るとか優雅すぎて腹立つな。」

 

二乃は食器を手にしながら、提案するように言う。「ねー? 折角の土曜日なんだし、どこか遊びに行かない?」

 

上杉はすぐにピシャリと否定する。「ダメだ絶対ッ!!」

 

二乃はクッキーを差し出しながら、ふっと笑みを浮かべる。「……クッキー嫌い?」

 

上杉は警戒しながら首をかしげた。「いや、そういう気分じゃ…」

 

二乃はさらりと言った。「警戒しなくても、クッキーに毒なんて盛ってないから。食べてくれたら勉強してもいいよ?」

 

銀時がクッキーを見つめ、手を伸ばしてくるっとひっくり返す。「ほほう。毒が入ってないって自分で言っちゃうところが逆に怪しいよな。サスペンスドラマだったらこれで俺ら全員モブキャラ退場だぞ。」

 

上杉はそれでも意を決して食べ始める。「……よし、食うか!」

 

二乃はニヤリと笑みを浮かべ、銀時の前にグラスを差し出した。「ほら、あんたも水飲みなさい」

 

銀時がグラスを持ち上げる。「へぇ〜気が利くじゃねぇか。女王様の気まぐれサービスデーってとこか?」

 

その瞬間、銀時の表情が変わる。目がとろりと重たくなり、椅子にもたれかかるように崩れた。「……おい、これ……まさか……」

 

上杉もぐらりと体を揺らしながら床に倒れる。

 

二乃は悪戯っぽく笑いながら手を振った。「ばいばーい♪」

 

銀時は床に沈みながら最後の力を振り絞り、呟いた。「くそ……俺はまだ……デザート全部食べ切ってねぇ……」

 

 

銀時と上杉は二乃の用意した睡眠薬入りの水を飲んでおやすみモードに

五つ子たちは、念の為全員で外にパフェを食べに行った。

一方その頃マンションの近くまで帰って来ていた。三玖たちは、

 

夕焼けが差し込む中、三玖たちはゆっくりとマンションへの道を歩いていた。神楽はポケットから何かを取り出して口に放り込みながら、驚いたように声を上げる。

 

「私、三玖ちゃんたち見た時びっくりしたネ。」

軽快な調子で言い放つ神楽に、三玖は首をかしげながら小さな声で尋ねる。

「……どうして?」

 

神楽は指で三玖を指しながら、口元に笑みを浮かべた。「だって五つ子アルよ!? 私、○松さんってそっくりなマダオが出てくるアニメでしか見たことなかったからな。」

 

三玖は微かに眉をひそめる。「……へぇ〜。ところで神楽?」

 

神楽は得意げに胸を張って答える。「何アルか?」

 

三玖は神楽の手元を見ながら、少し気になったように口を開いた。「ずっと何か食べてるね」

 

神楽はあっけらかんとした声で返す。「私は起きてたらいつでもお腹が空いてるネ。」

 

その言葉に三玖は小さく微笑み、つぶやく。「五月と気が合いそう……」

 

そのやり取りを見ていた新八が、ふと口を挟む。「ところで三玖さん、銀さんにいつ惚れたんですか?」

 

三玖は突然の問いに目を見開き、顔を赤く染めた。「!?////」

 

神楽はにやにやしながら、三玖に詰め寄る。「そうアル!! あんなマダオのどこが好きになったのかすごく気になるアル。すぐに教えるヨロシ」

 

三玖は顔を隠すようにうつむき、小声で答える。「////……ごめん。まだ確証はないから」

 

新八は優しく微笑みながら頷く。「そうですか……まぁ話せる時になったら教えてくださいね」

 

神楽は拳を握り、力強く言う。「約束アルよ」

 

三玖は少しだけ微笑みを浮かべ、そっと頷いた。「………うん」

 

そのまま歩き続け、目の前に巨大なマンションが見えてくる。三玖が指を指しながら静かに言った。「あっ着いた。……ここが私たちの家」

 

マンションを見上げた新八は、驚きのあまり目を見開いて声を張り上げる。「えぇェェェ!!」

 

神楽はマンションの大きさに衝撃を受け、拳を握りしめた。「タワマンだと!!!」

 

三玖は冷静に小さく頷く。「うん……じゃあ上がろっか」

 

ガチャ

 

三玖はカードキーを使って玄関を開けると、ゆっくりと中に入る。「………どうぞ」

 

新八は驚きながらドアの仕組みに目を凝らす。「カードキーで開けるとは……」

 

神楽は広々としたエントランスを見渡しながら、感嘆の声を上げる。「私たちとは世界が違うネ」

 

新八は苦笑しながら肩をすくめる。「いや、本当に生きるべき世界と違うけどね。」

 

部屋の玄関で靴を脱ぎ、廊下を歩るきながら

新八はすぐに表情を引き締め、三玖に向き直る。「じゃあ本題に入りますけど、三玖さん。あなたが銀さんとそこそこの関係になりたいと言っていましたが、それなら、ある程度銀さんに自分からアタックすることが必要になると思います。」

 

三玖はその言葉に首を傾げる。「アタック?」

 

神楽が勢いよく頷きながら手を叩いた。「そうアル! 例えば銀ちゃんが寝ていたところをキ……」

 

ガチャ

 

リビングに繋がる扉を開けた瞬間、そこには銀時と上杉が無防備な姿で寝ている光景が広がっていた。

 

神楽はその状況を見て、目を輝かせながら声を上げる。「今アル!! 三玖ちゃん、今のうちにアイツの始めてを奪う時ネ」

 

三玖は顔を真っ赤にし、両手で頬を押さえる。「ぇぇぇ……///////」

 

新八は慌てて神楽に駆け寄り、怒りながらツッコむ。「何誤解を招く言い方してんの神楽ちゃん!!」

 

その後ろから月詠がゆっくりと姿を現し、落ち着いた声で言った。「何を言っておる新八。神楽のいうことで間違いない。」

 

新八は月詠の突然の登場に目を見張る。「え?」

 

月詠は三玖に小さな冊子を渡しながら、冷静に話し始める。「三玖、手順はコイツにまとめといた。早くしなんし」

 

三玖は冊子を受け取ると、顔をさらに赤くして震える。「!!!!!!//////」

 

新八は頭を抱えながら絶叫する。「ちょっとォォォォォォォォ!! アンタら何近くにココスがあるから寄ってく?ってノリで共同作業させようとしてんの!!!」

 

月詠は首を傾げ、真面目な声で答える。「何って男と女の関係とはこれから始まるのじゃろう? 日輪がそう言っておった」

 

新八は目を見開き、声を張り上げる。「それは家族を増やすときの話!! 普通なら教師のアンタはその行為を止めないといけないの!!」

 

新八はさらに言葉を続ける。「それにこの小説はR15指定だから!! 過激なシーンはカット対象だから!!!」

 

月詠はため息をつきながら呟いた。「そうか……残念じゃ」

 

新八は肩を落としながら叫ぶ。「残念じゃねぇよ!! むしろ教師人生守られたって感謝してほしいわ!!」

 

銀八

 

「おいおい、なんか俺が遅れてる間にゴリラと同じ罪状擦りつけられてるじゃねぇか」

 

新八は驚きの声を上げる。「先生!? まさか先生も」

 

銀八はレロレロキャンディーを手にしながら呆れた様子で答える。「俺はこいつに無理矢理連れてこられたんだよ。全く家に帰ってジャンプの続きでも読もうと思ってたのによ」

 

三玖は顔を真っ赤にしながら、黙り込んだままだ。「…………///////」

 

銀八はため息をつきながら三玖を見つめ、静かに言った。「はぁ……おいヘッドフォン?」

 

三玖は一瞬戸惑いながらも小さく返事をする。「……はい」

 

銀八は横になりながら、柔らかい声で言った。「膝枕ぐらいなら出来んだろ?」

 

三玖は顔をさらに赤くしながら、横に顔を振る。「………/////」

 

銀八は肩をすくめながら言葉を続ける。「一歩踏み出せよ……今なら俺たち以外誰も見てねぇんだから」

 

神楽は拳を握り、笑顔で応援した。「応援するネ。ファイトアル」

 

三玖は深呼吸をして小さな声で返事をした。「……分かった」

 

三玖はリビングのソファの前で膝をつき、眠り込んでいる銀時の顔を見下ろしていた。

 

銀時は無防備な顔で寝息を立てており、いつもの軽口が信じられないほど穏やかな表情をしている。けれど、彼が寝ているだけという状況が三玖にとってはどこか緊張を伴うものだった。

 

「……膝枕、か……」

 

三玖はそっと自分の膝に目を落とし、小さく深呼吸をした。

 

神楽は横でニヤニヤしながら声をかける。「今アル、三玖ちゃん! 銀ちゃんが無防備な今こそ膝枕のチャンスネ!」

 

新八が慌てて神楽を止める。「ちょっと神楽ちゃん! 変に煽らないであげて!」

 

しかし、月詠はそんな二人を制するように手を挙げ、「黙って見守るのが大人の役目じゃろう」と冷静に言った。

 

三玖は二人のやり取りを聞きながらも、膝にかかる自分の手を見つめていた。彼女はそっと銀時の頭に手を伸ばし、僅かに震える指先で彼の髪を掬うように触れた。

 

「……やっぱり癖が強い。」

 

「まぁ俺と一緒で毛根から性格が捻じ曲がってるからな」

 

三玖は苦笑いしながらゆっくりと、彼の頭を少しだけ持ち上げるようにして、自分の膝の上へと誘導する。

 

「……できた。」

 

三玖は小さく息を吐き、膝に感じる銀時の重みと、彼の髪が触れる感触に少しだけ驚く。そして、その重さが不思議と安心感をもたらしていることに気づいた。

 

銀時は微動だにせず、まるで完全に油断しきった子供のように、無防備な寝顔を見せている。

 

神楽が銀時の顔を覗き込んで声を上げた。「おおっ、銀ちゃん、すごく気持ち良さそうネ! 三玖ちゃん、やっぱり膝枕は完璧ネ!」

 

新八は呆れながらも、どこか感心した様子で頷く。「まあ、銀さんがここまで無防備なのも珍しいですけどね……」

 

月詠は腕を組みながら静かに笑みを浮かべた。「ふむ、こうしてみると、三玖も中々様になってるな。」

 

三玖は銀時の寝顔を見つめながら、小さく微笑む。「……よく寝てる。」

 

彼女はそっと銀時の髪を撫でるように触れた。その動作はぎこちなく、けれども優しさが込められていた。

 

銀時はその動きに気づいたのか、わずかに眉をひそめて寝返りを打とうとしたが、すぐに再び静かな寝息を立てる。

 

三玖は顔を赤らめながらも、小さく呟いた。「……銀さん、こんなに無防備で大丈夫なのかな。」

 

神楽が冗談っぽく言う。「全然大丈夫ネ。アイツ、襲われるより襲う側のタイプだから、こういう時くらいしか三玖ちゃんが優位に立つ機会はないと思うアル!」

 

新八は半ば呆れたように神楽を見て、三玖に声をかけた。「まあ、銀さんにはこういう安らぎも必要かもしれませんよ。なんだかんだで忙しい人ですしね。」

 

三玖は静かに頷き、再び銀時の髪に触れる。彼の寝顔を見つめる彼女の表情は、どこか穏やかで優しかった。

 

その様子を見ていた月詠が、満足そうに呟いた。「これで銀時も少しは夢の中で癒されるじゃろう。よかったな、三玖。」

 

三玖は照れたように俯きながら、小さな声で返事をした。「……ありがとう。」

 

リビングには銀時の寝息と、三玖の膝に感じるぬくもりが、静かに時を進めていた。

 

その後銀時は突如、目を覚ました。寝ぼけ眼のまま、大きなあくびをしながら起き上がろうとする。

「ふぁあ……よく寝た。あー、アレだ。アイツらにお礼参りしねぇと……」

 

彼はリビングの壁に手をついて立ち上がろうとするが、その時――

 

「んしょっと……むにゅ?」

 

柔らかく、弾力のある感触が銀時の手に伝わった。

 

「ん、あれ?」

 

銀時はその感触に一瞬固まり、手を見つめて、それから目を下に移した。そして、視界に飛び込んできたのは――三玖の胸。銀時の手はしっかりと、そこに置かれていた。

 

「………」

 

三玖の顔は真っ赤になり、目を大きく見開いている。言葉を発することもできず、ただ唇を震わせているだけだった。

 

「………」

 

神楽は口を手で押さえ、笑いを堪えている。

 

「………」

 

新八は手を額に当てて深くため息をつきながら、銀時の行動を見つめている。

 

「………」

 

月詠は鋭い目つきで銀時を睨み、まるでこれから鉄槌を下す準備でもしているようだ。

 

「………」

 

銀八(教師)は深いため息をつきながら、頭を掻いている。

 

「……………//////////」

 

三玖の顔はリンゴのように赤く染まり、何も出来ずに震えている。

 

その場に流れる張り詰めた沈黙を破ったのは、銀時の謝罪だった。

 

「す、すんませんでしたァァァァァァァ!!!」

 

銀時は全力で飛び退き、土下座のように床にひれ伏した。

 

「いや違うんだって! 俺はそんなつもりじゃ! 断じて!! これは事故だ、そう、完っっっ全に事故だ!!!」

 

 

 

外にいる五月「二乃ったらまたあんな事して……はぁ二人を送り出さないといけないですね。」

 

彼女の声はいつもと同じくハキハキとしているが、どこか疲れた様子も見える。五月はリビングのドアを開け、居間の様子を確認した

 

 

だが、目の前の光景――銀時が三玖に土下座し、周囲が妙な雰囲気で彼を見つめている状況を見て、五月は

 

「……な、な、な何ですか、この状況は……?」

 

「これは……怪しい。あなたたち、一体何者ですか?」

 

彼女の手にはスマートフォン。通報しようとしている様子だった。

 

新八「ちょっと待ってください!!僕らは三玖さんと一緒にこの家に来たんです!!」

 

五月「三玖本当ですか?」

 

三玖「……うん……//////////」

 

五月「はぁ……三玖がそういうなら信じましょう。で?この状況は何ですか?」

 

新八がやや動揺した声で説明を始める。「いや、それがですね……銀さんが寝ぼけて……三玖さんの胸に……触っちゃったんです……」

 

神楽が指を指しながら大爆笑する。「手つきが完全にアウトだったネ! 銀ちゃん、もう人生終わったヨロシ!」

 

銀時は額に汗を浮かべながら、必死に言い訳を始める。「だから違うから! 俺がわざわざ狙ってやるわけねぇだろ!? 起きたら自然に触れちまったんだよ! 」

 

五月は一層眉をひそめ、「……許せませんね。女性へのセクハラはどんな理由があろうとも……」

 

銀時が血相を変え、必死に言い訳する。「違う! そういうつもりじゃねぇんだ! ただの事故だ! 本当に事故なんだ!」

 

月詠がため息をつきながら五月に説明を試みた。「すまん、この男は少々迂闊なところがあるが、害意はない。むしろ、その愚かさが笑い話になっとるだけだ。」

 

銀時はそれを聞いて叫ぶ。「おい! フォローしてんのかしてねぇのか、どっちだ!」

 

銀八(教師)はため息をつきながら頭をかき、軽く銀時を蹴った。「おいおい、そっくりさん。これ以上問題増やすなよな。俺の手間がまた増えるだろが。」

 

銀時は肩を落としながら弁明を続ける。「いやいや、違うんだって! 俺だって不本意なんだよ! こんな公開処刑みたいなこと、やりたくてやったわけじゃねぇ!」

 

神楽は腹を抱えて大笑いしながら言う。「銀ちゃん、手つきは完全に犯罪者だったネ!」

 

新八は頭を抱えながら嘆く。「もう誰もフォローしてくれないじゃないですか……銀さん、せめて少しは黙っておけば傷が浅かったのに……」

 

五月は深く息を吐き、三玖に向き直る。「三玖、大丈夫ですか? 嫌な思いをしてませんか?」

 

三玖は顔を真っ赤にしながら、慌てて首を横に振る。「……ううん、大丈夫……////」

 

 

銀八は腕を組みながら銀時を見下ろし、静かに呟く。「まぁそっくりさん、これでテメェも三玖の胸に触れる資格を持った唯一の男になったな。」

 

新八は顔を真っ赤にしながら叫ぶ。「なってねぇよ!教師が普通にセクハラ承認してちゃダメでしょうが!!!」

 

三玖は小さな声で再び呟く。「……ほんとに、大丈夫……////」

 

銀時はそれを聞き、ややホッとした表情を浮かべたが、次の瞬間、神楽が茶化すように銀時の肩を叩いた。

「銀ちゃん、三玖ちゃんに感謝しろヨロシ! 人生最大の幸運が転がり込んできたアル!」

 

リビングには、銀時の叫び声と神楽の笑い声が響き渡るのだった――。

 

リビングには、まだ混乱の余韻が残っていた。そんな中、月詠が静かに口を開く。

 

月詠は鋭い目で五月を見据えながら問いかけた。「五月よ、何故銀時と上杉はこんなところで寝てあったのじゃ?」

 

突然の質問に、五月は目を見開き、慌てて返事をする。「え……えぇっと」

 

その様子を見た神楽が怪訝そうに首を傾げながら尋ねる。「どうしたアルか? 急にそんなこと聞いて」

 

銀八は腕を組みながら、リビング全体を見渡して一言。「不自然なんだよ。二人揃って女子の家で寝てるって状況がな」

 

月詠も同意するように頷きながら続ける。「それも銀時のような面倒事を嫌う男が、女の家にほいほい入るとも思えんしな」

 

五月は視線を落とし、言葉を探している様子だったが、しばらくして意を決したように顔を上げる。「じ、実は………」

 

それを聞いた新八が驚愕した顔で叫ぶ。「えェェェェェェェ!」

 

銀八は片眉を上げながら五月に視線を向けた。「睡眠薬を水に溶かして……」

 

神楽は口を手で押さえながら目を丸くする。「眠らせたアルか!?」

 

五月は困ったように眉を下げ、申し訳なさそうに頷いた。「はい………私もさっき聞いて心配になり戻ってきたのですが……」

 

銀時は頭を掻きながら不機嫌そうに呟いた。「じゃあお前らの中の誰かがやって、他のやつは真相を知らねぇわけか……」

 

五月は慌てて手を振りながら否定する。「いえ! さっきの話は……」

 

その時、三玖が静かに口を開いた。「……二乃」

 

リビングの空気が一瞬凍りつき、全員が驚いた表情で三玖を見つめる。

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

三玖は静かな声で断言する。「こんなことするの………面食い二乃しかいない」

 

月詠が腕を組みながら考え込むように言った。「二乃………か。確かに軽い気持ちでやりそうな感じではあるが……どうする銀八、指導するか?」

 

銀八は苛立った様子でため息をつきながら答える。「ったく、面倒くせぇこと増やしやがって……」

 

だが、その場にいた三玖の表情がさらに険しくなり、彼女は静かに口を開いた。「悩む必要はない………」

 

月詠が眉をひそめ、三玖に視線を向ける。「三玖?」

 

三玖は静かだが明確な怒りを含んだ声で告げる。「フータローはさておき……銀ちゃんにも手を出した」

 

その瞳には冷徹な決意が宿っていた。

 

「切腹がいいと思う。……いや切腹以外ありえない」

 

月詠は思わずたじろぎながら「そ、そうか……」と呟く。

 

五月は焦った様子で間に割って入ろうとする。「三玖? 少し落ち着きま……」

 

しかし三玖は彼女を一瞥し、冷たく言い放った。「五月は黙って」

 

その一言に、五月はショックを受けたように顔を曇らせる。「どうして……私だけ当たりが……強いんですか」

 

神楽が五月の肩を叩きながら、からかうように笑った。「ヨシヨシ、私の胸で泣くといいネ」

 

銀八が鼻で笑いながら突っ込む。「お前、胸ねぇだろ?」

 

その瞬間、神楽の拳が銀八の顔面に炸裂する。「ドカァ!」という音が響き、銀八は壁際に吹っ飛ばされた。

 

神楽は冷めた顔で銀八を見下ろしながら呟く。「アイツのことは放っておくヨロシ」

 

銀八は痛みに顔を歪めながら沈黙した。

 

その様子を見た銀時は、隅っこで小声で呟いた。「なんか……ヤバい奴に目ぇつけられた気がするんだけど……」

 

それに応じて新八も同じく小声で忠告する。「銀さん……くれぐれも気をつけてくださいね。悪かったら後ろ刺されますよ!」

 

神楽も密かに同意しながら小声で言った。「三玖ちゃんってヤンデレ……だったアルか?」

 

その緊迫した空気の中、銀八がようやく立ち上がり、真剣な表情で提案する。「分かった……分かった。切腹は出来ねえが……それ以上の苦しみなら与えられる奴らを俺は知ってる」

 

三玖が顔を上げ、銀八を真っ直ぐ見つめた。「……本当?」

 

銀八は薄ら笑いを浮かべながら頷いた。「あぁ、俺のクラスのドS風紀委員様だ」

 

月詠は少し驚いたように問いかける。「おい銀八、それはあまりに酷すぎるぞ」

 

銀八は肩をすくめ、悪戯っぽく笑いながら言い放った。「間違ったら牢屋行きだったのを許してやったんだ。天国から地獄に堕ちる様を見てやろうぜ」

 

リビングには銀八の不敵な笑いが響き渡り、場の空気をさらに混沌とさせていた――。

 

その後は原作通り五月が上杉を家まで送り、らいはのカレーをご馳走になった。

 

 

 

 

 




テスト期間なのでしばらくあける予定です。

切れが悪いなぁ
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