それはそれとしてグレゴリオのギミックがやはり意味不明である。
グッドモーニング。昨日はぐっすり寝て、気付けば朝になっていた。
向かう先は当然アビドス。あの生徒の群れがどうなったかも知りたいしね。
「あっ、星の子さんおはよう!」
出迎えたのはユメだった。そのまま彼女に付いていく形で対策委員会とやらの部屋に入った。
「今わかっていることは、学校周辺以外の土地の所有権はカイザーコンストラクションが握っていること。」
「推測になりますが、ヘルメット団が良質な装備で襲撃を仕掛けてきたこと、便利屋68を筆頭とする傭兵を使って学校を襲撃してきたことは、この学校を排除し、アビドスの土地全てを手にするためだと考えられます。」
対策委員会が会議を始めたが、どうせ我々には関係のないことだ。無視。
それよりもあの食卓がどうなったのか、そして生徒の群れと現場にいた星の子がどうなったのかが気になる。
ということでユメよ、あの後どうなったの?
「うーん。あなたたちの言ってる生徒の群れは、たぶんゲヘナの風紀委員会のことかな?」
たぶんそれ(適当)。んで、星の子はどうなったの?
「私が実際に見たわけじゃないけど、現場にいたシロコちゃんたち曰く、結構やられていたみたいだよ?」
「その後は、風紀委員長さんとホシノちゃんが実際に交渉して、その場は収まったみたい。」
「まぁ、星の子さんの何人かはそのまま風紀委員会に付いて行っちゃったみたいだけど。」
成る程、御礼参りか。だったら今度、それ相応のブツを持って行って尋ねてみようか。
「それがいいよ!仲良くするためにも、御礼参りにお土産は必要だよね!」
「御礼参りって……絶対ヤバいこと考えてるでしょこいつら……。」
「まぁまぁ、その時はその時だよ。おじさん達には関係ないことだし。」
しかし、食卓が潰れたショックから完全に立ち直れていない。折角ブラックマーケットから大金を持ち出したというのに。というか我を忘れて大半をどこかに置いてきてしまった。
ここ数日の努力がすべて水の泡になってしまった。何故運命というものは、こんなにも残酷なんだろうか……。
「と、とりあえず話を戻しましょう。風紀委員長の空埼ヒナさんが、『カイザーコーポレーションがアビドス砂漠で何か企んでいる』という話は本当ですか、先生?」
”うん、私にだけ聞こえるぐらいの声でね。”
「だとしたら、彼らはそこで何をしているのでしょうか?」
「宝探しとか?」
「それは考えられないかな。」
「二年前にユメ先輩と色々探してみたけど、油田とか鉱石とか、金目のものは全く見当たらなかったよ。」
”さらに謎が深まるね……。”
”いっそのこと、直接行って確かめるのはどうかな?”
「ナイスアイデア!そうよ!もともと私たちの土地なんだから、実際に行って追い払えばいいじゃない!」
「ちょっ、セリカちゃん!相手は企業ですよ!?5人だけだと返り討ちに遭うだけですよ!」
「まぁまぁ、二人とも。別に追い払うまではいかなくとも、遠くから様子見するだけでいいんじゃない?」
先生の言った『直接行って確かめる』の行き先が気になる。
という訳でユメ、要約を頼む。
「ええっと……『カイザーコーポレーション』っていう大きな企業が、アビドス砂漠で何かしてるんだって。」
「その調査の為に、実際に砂漠に行こうって……分かってくれたかな?」
ふーん、砂漠かぁ。精霊巡りに注力していて特にノーマークだったな。
よし決めた。折角の機会だから、対策委員会の砂漠遠征に同行しようかな。
「ホント!?だったら私の後輩ちゃんたちをちゃんと守ってほしいな!」
ユメは行かないのか?
「私もそうしたいんだけどね……ホシノちゃんに校舎から出るなって言われてて……。」
「私っておっちょこちょいでさ……これ以上ホシノちゃんに迷惑かけるわけにもいかないし、ここでお留守番しておくよ。」
まぁ、いつか外を出歩けるようになることを願うよ。
さて、遠征に出るのなら下見をしないとなぁ。
先駆者たちがメッセージを残しているかもしれないしね。
という訳で一足お先に出発。蟹を刺激しないように気を付けなければな。
見つかったとしても、リトル抜けでも何でも利用して生き延びてやる。
読んでいただきありがとうございました。
今回はちょっと薄味&短め。
星の子の鳴き声、何が好き?
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プエ
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ピヨ
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フェ
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ギィッ
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パッポ
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プペッ
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ピィッ
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ファァ