Sky:星を紡ぐアーカイブ   作:紙コップ113

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今回の話、ほとんどキヴォトスにいないのでただのSkyである。


ミリオタ、キヴォトスに降り立つってよ

海に浮かぶ小さな島。舞い戻りの像を中心とし、あらゆる地方に繋がる祭壇が並んでいる。

左を向けば、手に入れたヘアスタイルやケープ、パンツを自由に変えられるドレスアップの祠。

右を向けば、一定の間隔で鳴る時報の鐘、そして暴風域の入り口。

下を見下ろすと、呼び覚ました精霊やフレンドとの交流の助けとなる星座盤がある。

 

そう、ここが出発地となる『ホーム』だ。

実際は一日も経ってないが、何だか久々に戻ってきた感覚だ。

最近は花鳥郷を拠点とする星の子も増えているようだが、実用性としてはこちらが優れている。何より今まで使って来た思い出によるものか、非常に落ち着く。

 

さて、戻ってきたのは、先ほど夢の語り部から頂戴したこの盾と銃。これがエナジーの回復以外の使い道があるかどうかを調べるためだ。

実験体としてはそうだな……我らのエナジーを何度も吹き飛ばしたあの蟹だ。石ころみたいな愛らしいフォルムは非常に人気があるが、実際気絶させなければ邪魔なのは変わらない。闇の破片と共に降ってくる赤い岩が生えている奴は若干トラウマがある。

今の予測では、この銃から発射されるのは我々が持つキャンドルの光と類似したものだと考えている。他の星の子のエナジーを回復するのはもちろん、遠くから安全に蝕む闇を焼いたり、蟹を気絶させることができるかもしれない。

という訳で捨てられた地へレッツゴー。

 

 

 

 

 

光が届かない淀んだ空。触れるとエナジーが奪われる汚染された水。

大地や遺跡に侵食する蝕む闇。エナジーを奪いに光に襲い掛かる闇の生き物。

うーむ。やはりここには積極的に行きたくないな。雀だった頃はこの地をどれだけ恐れていたことか。

こんな汚染された場所が秘宝の環礁やNin○endoエリアに繋がってるんだから、世の中何が見つかるのか本当に分からない。

 

暴風に吸い込まれて墜落した先は最初のエリア。ここにはそこそこの量の蝕む闇と蟹がいる。

 

まずは盾から試してみよう。

適当に蟹の視界に入り、ビヨヨヨ~ンと挑発する。

蟹は赤く点滅し、突進の構えを取る。その前に盾を手に取り、前に構える。

蟹はこちらに突進!

 

……本来なら大きく吹き飛ばされ、エナジーを一回分失うのだが、盾を持った方の手に衝撃が走ったのちに蟹がコロンとひっくり返った。

おお、防御力は十分。エナジーが減っていない。

 

次は銃を試してみたい。

別の蟹に銃口を向け、発射!

銃弾が当たった蟹はピィッ!と鳴き、気絶した。

蝕む闇にも撃ってみたが、こちらは効果がなかった。

一応自身に撃ってみたものの、エナジーは流石に回復しなかった。

 

結果。発射される銃弾は蟹をひっくり返すほどの威力がある。エナジーを回復できる。

盾は効果大。蟹をひっくり返すことができ、もしかしたら磐蟹にも耐えられる可能性がある。

 

最後の実験だ。奥のエリアに進む。

青い光を放つ単眼、昆虫に近い無数の脚。暗黒竜を発見した。

盾を構え、暗黒竜の視線に入る。

その瞬間暗黒竜の目は赤く染まり、次の瞬間、星の子目掛けて突進する。

本来なら、すべてのエナジーを失い、何枚かの羽を失う。しかし盾があれば……

 

大きく吹き飛ばされたが、何とエナジーも羽も散らずに済んだ。

何という、これは革命だ!墓場の精霊解放で2匹のエビにビクビク怯えずに済むという訳か!

これが60本でゲットできるというお得だヒャッホウ!

何度もプエプエと大鳴きし、体全体で喜びを表現した。

 

喜びのダンスをする最中、キャンドルを持ってこちらを見る星の子を発見した。

キャンドルの光を寄せ合い、姿を見せ合う。勿論お辞儀も忘れない。

 

白キャンを持ち出してフレンド申請を受け、盾と銃の出所を尋ねて来た。

どうやらこの星の子は武器や機械に興味があるようだ。ここでは勝手にミリオタと呼んでおこう。

尋ねられたら躊躇わずに答えるのが我らが星の子。ミリオタにキヴォトスやアビドスの存在を教えた。

勿論行き方について問われたのだが、実はキヴォトスへの入り口を知らないのだ。

 

えぇ…… byミリオタ

 

仕方ないじゃないか。突然目を覚ましたらそこにいたんだから。

とりあえずホームに戻るとしよう。ワンチャン誰かが入り口を知ってるかもしれないし。

 

 

 

 

 

ホームに戻って来た。水辺に浮かぶメッセージボートを漁ると、

 

『書庫の左にある穴の先にある、三日月オアシスや星月夜の砂漠行のゲートのところに変な場所へ行けるゲートがあった』

 

これだ。

早速書庫に行き、メッセージが示す場所に到着した。

ここは『星の王子さまの季節』や『九色の鹿の季節』、『AUR○RAの季節』で解放されたエリアに直接行くことができる。

少し前は何もなかったところにワープゾーンが開かれている。壁には十字の星が円で囲まれている、生徒の頭に浮かぶ例の輪っかにありそうな図が描かれていた。

 

ミリオタと共にワープゾーンに座り、キヴォトスへ向かった。

 

 

 

 

 

視界がクリアになると、そこは晴天の砂漠…………………ではなかった。

何だここ?アビドス高校の中では見たことがない部屋だ。

窓に目を向けると、砂など一切なく、巨大な建物や、近くには目立つタワーが立っていた。

もう一度部屋の中に注目する。何というか……『秘密のエリア』に似た雰囲気だ。

テーブルの上にはピザではなく紙が積み上げられている。

出入り口に何か書いてあった。『S.C.H.A.L.E』と書いてある。

 

どういう意味だ?と思考を巡らせていたが、後ろから顔見知りの星の子が教えてくれた。

 

ここは『連邦捜査部シャーレ』のオフィスだ。 by食卓で会った先駆者

 

ん、シャーレ?

あっ!先生が名乗った時に聞いたあの『シャーレ』か!

しかし、ワープゾーンが最初のアビドスではなくシャーレのオフィスに繋がっていたとは……。何でアビドスにいたのかはさておき、つくづく先生と謎の縁があるな我ら。

 

「もう!これから仕事だっていうときに限って星の子が出てくるのよ!」

 

うわ出た。 by先駆者




読んでいただきありがとうございました。
アビドスに着く想定でしたが、なぜかシャーレにワープしてしまいました。

星の子の鳴き声、何が好き?

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