別に見なくてもこの後のストーリーを読むうえでは問題ありません!!
ドキドキデート大作戦!!を全て見た人向けなので見ていない人はそちらを先にご覧ください!
諸々、OK!って人はこの後をお楽しみください!!
ドキドキデート大作戦!!(シアワセナユメ)
「ただいま」
短く、呟きながらいつもの部屋に入る。アキラとリンは二人ともソファに座って下を向いてうなだれている。
「――ここに座れってことかな?」
二人は端に行ってソファの中央だけが空く、彼らは何も言わない。その理由はわかっているからそっと目を閉じ、深く息を吸い込んで迷いを断ち座る。
「別に逃げないよ?いなくなったりしないよ?」
座ると途端に二人は中央に距離を詰めそれぞれ俺の腕を握って離そうとしない。
そのまま数十秒の沈黙、そして静寂が辺りを支配した――相変わらず二人はナナシの腕を握って離そうとはせず、むしろさらに力が増している。
だが、それを断ち切ったのは他ならないナナシだった。
「ありがとう、俺を思い出してくれて」
「ッ――」
二人は何も言わず、ただ涙を流した。その透明な滴は、全てを察した証のように感じられた。
そして、同時にナナシに異変が起こる――そう、彼の左腕が義手に変わったのだ。
「――それで、早速提案なんだけどさ「それはできない」――まだ、何も言ってないんだけど」
ナナシの唐突な提案をアキラは聞く前に一刀両断してしまう、それはその後に何が続くのかを察しているからだろう。
「その、さ復讐なんてさ、やめない?――言い方は悪いんだけど二人には関係はないじゃん?だから無理にそんな辛いことは止めてほしいんだけど――無理だよねぇ」
最初は、二人に復讐は止めてと言っていたナナシも途中からの二人の眼力が両側から襲ってきたため思わず白旗を出す。
「うん、ナナシがいくら止めても無駄だよ、私たちは必ずナナシの聖剣を取り戻すから」
「――そこまで、深刻にとらえてくれるのは嬉しいんだけど――聖剣使い同士の戦いで俺は負けた、残念ながらね――だからさ、第三者が取り戻しに行くってのは筋違いな気がするんだよねぇ」
気づけば、ナナシの頬には涙が伝っていた。感情を抑えながら話したつもりだが涙腺に嘘は付けなかったようだ。
「ナナシ――大切な人を殺されて関係ないはずがないだろ」
「ありがとう、そうやって思ってくれることでもう十分救われてるよ」
――そして、次はナナシの両腕が無くなった。そのため、両腕をそれぞれつかんでいた二人はナナシの胴体に手を回す。
「どうやら、あんまり話す時間もないみたい――あくまで泡沫の夢って奴だね」
「僕たちはもっと君と一緒に居たかった――あの時、気づいていれば――」
アキラが悲痛な面持ちで思いを吐露する、それと同時にナナシの脚が消えていく。
それを見た二人の感情を察するには胴体を締め付けるその痛みで十分だった。
「まず、勝てる見込みが薄いと思うんだ――相手は最強の聖剣、究極の一だ。俺のせいで、二次被害が出るのは嫌なんだけど」
「だけど、ゼロじゃないなら勝てるかもしれないでしょ?」
「――そうだけど」
ナナシも理解している、二人がもう止められる段階じゃないことなんて――そして、ついに時間が来たみたいだ。
ナナシは微笑んで二人へ最後の言葉を伝える。
「『気にしないで、どうか俺のことは忘れて』」
そして、ナナシは完全に消え去った―――
「う、うぅ」「うぅ、ん」
二人はビデオ屋のソファとHDDシステムの前でそれぞれうつぶせで寝ていたらしい。
朝日は昇り、太陽が相変わらずてらっている。
「ナナシ――」
二人は無意識にナナシの部屋に入る。
大体、入ったらナナシが『うわぁ!?ど、どうしたの二人とも』と驚いてくれるのだが、部屋の中はかつての住人がいたまま、まるで時間が止まったかのような静けさに包まれていた。
「忘れられるわけないでしょ!!――お兄ちゃん、まさかやめるつもりはないよね?」
リンが今はいない部屋の主に叫びだす、そして己の兄へ改めて確認をする。
「そんなわけないだろう、必ず聖剣は取り戻す」
滴る涙を拭い、決意を固め、ナナシの部屋を二人は後にした。
「おや、二人とも準備はできたみたいだね」
部屋を出ると、ソファに誰かが座っている。
「行こう、アフロディ。ナナシの弔い合戦だよ」
リンとアキラの瞳にはナナシに似た狂気が宿っていた。
ナナシ、死んでるぅぅぅ!?
はい、何があったのか知りたい人は
Season6:星流れ、神鳴の奔るが如く~さらば友よ、君死にたもうことなかれ~前編をお待ちください!!
その前に、閑話3をやってご要望のあった治安官の話もやるので結構先になるけどね!!
皆は閑話とか、IFの話とか読みたい?
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読みたーい!(特にヤンデレ)
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読みたーい!(ラブラブ!)
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読みたーい!(好感度測定器みたいなやつ)
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いや、読みたいのは本編だ!遅れてんぞ!
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作者さんの自由で!
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こんなアンケートする前に書け