ヒロアカ世界の一般人   作:朱莉131

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 皆様!なんとこの度お気に入り登録を10人を超えましたー!!どんどんパフパフ!(>_<)
 これからも一般人をよろしくお願いします!!
 今回の話は狼さんの牢獄日記1です!
 狼さんのその後を描く話なんですけど、一時間でいつも通りしたら、4千たりないぐらいは書けたのですが内容が微妙になったので、いつか修正するかもです!
 やっぱり朱莉さんに足りないのはユーモアですね。
 ナイトアイ事務所に行きたいです…



閑話3/牢獄日記1

 黒血 狼(こくけつ ろう)は牢獄で過ごしている。

 

 あの雄英高校入学前夜な少年少女を襲って、早数週間。判決を受けて刑が確定した。それによって、俺は刑務所生活を余儀なくされている。

 日本最大級にして個性犯罪者の墓場。対“個性”最高警備特殊拘置所「タルタロス」。そこに送られると思っていたが、そこよりも少し劣る刑務所に俺は送られた。離島に作られたその拘置所は「ラビリンス」という名前で迷宮のような監獄内で犯罪者の逃走を阻む仕組みになっていた。

 タルタロスに送られなかった理由は分からないが、俺はこの監獄内で刑務作業をして一日を過ごしている。正直退屈だが、誰にも干渉されずに休むことができるこの場所は今後を考えるにはうってつけだった。

 

 (あいつの支配からは逃れたしな…、今後どう生きようか)

 

 反射野郎の攻撃で俺に与えられた再生の個性が吹き飛んだ。

 これによって、ある人からの干渉がされなくなった他に、思考が冷静になった気がする。

 あの餓鬼どもに対してどうこうしようと思う気持ちはもう頭の中には残っていなかった。くそったれな人生を今後楽しく生きるにはどうすればいいのかについて考える日々が続いていた。

 捕まって留置所にいる間は何もしなかったためずっと考えていたが考えはまとまらず、監獄に来ても一向に思考はまとまる気配は見えなかった。

 戦いしかしてこなかったし、個性の影響で血を食らうことしか考えることができない状態にあった前と比べて、何でもできるという現状は俺の中での考えが自由すぎる故にまとまることがなかった。

 

 刑務作業にも慣れ、この監獄内での生活にも慣れてきたころ支給品の配布があった。なんでもいいと思いながらも、自分が欲しいと思うものを探してしまうのはもう本能なのだろう。支給品の中を見たときに一つ目に入ったもがあった。彼は迷わずにそれをもらい牢獄の中に帰って、支給品である“日記”を机の上に置いた。

 

 狼自身もなんで、日記を選んだか明確な理由はなかった。が、自分が考えたことをまとめるのには丁度良いと支給されているペンを使って日記に自分がしたいことや目標を書き始めた。

 

(まず、一番欲しいのは安定だな。個性の衝動は無くなったんだから、わざわざヴィランとして生計を立てる理由もねぇわな)

(戦いは好きだが、別に他の方法でも競い合うことはできる。暴力沙汰にならないような過ごし方を選びたい)

(二つ目に女だな。やっぱ、女はいる。バカな女を騙して侍らせたいなぁ。)

(三つ目は個性をどうにかしたいな。今のままだと衝動は無くなったが狼の姿のままなのはちょっとイメージが悪い。こう、もっと小さくなって普通の人型ぐらいのサイズだったり、狼から人間に戻ることができたらベストか…?大きくなることはできるから小さくなることもできるようになるか…)

 

 などなど、狼は今後についての考えを日記に書き記していった。彼の部屋は一人部屋だったため、見られることはないが時折来る看守が驚いたように見てくる視線は気になった。

 

 

 そんな日記に考えたことを書きながら、日々を過ごしている狼にある変化が訪れた。自由時間には俺を慕うような変人が二人ほどついて来たのだ。どこの刑務所にもカーストがあるようにこの刑務所でもカーストが存在していたことを狼は知らない。狼は、ヴィランの間でも人を食らうことで恐れられていため何もされなかったが、カーストが低かった二人は刑務作業を押し付けられたり、サンドバックにされていて辟易していた。そのため、監獄内でも恐れられる狼の庇護下に入ろうと行動を起こしたのだ。

 

「なんだよてめぇーら」

「いや、狼さんのご活躍は聞いておりますって、ヴィランとして有名じゃないですかへへ」

「俺たちライカンさんの手下になりたいんですよ」

「いらねーよ手下なんて、それにヴィランの話はやめてくれや。俺は足洗う気なんだ」

「えっ狼さんヴィランやめるんですか?狼さんならやれますって」

「そうですぜ、ライカンさんの個性なら島一つぐらい管理下に置けますって」

 

 このときの狼の顔は鬱陶しいものを見るような顔で彼らを見ていた。

 他の囚人は狼によって殺されるなと話し合い、中にはどっちが生き残れるか賭けを始めるものまでいた。その話声も狼の耳には入っていたため、本当に面倒くさいと顔に出しながら看守に自由時間は終わりでいいから牢屋に戻すようにお願いをする。二人は看守に連れてかれても、自分たちといるほうが得だと訳の分からないことを狼にアピールをしていた虚しく終わり、他の囚人たちにより賭けが成立しなかったことを責められていた。

 

 この出来事から狼は多くの囚人に注目されるようになってしまった。今後の監獄生活の面倒事の原因の一つとなった。

 

 ところ変わって彼の部屋。看守に連れられて牢屋に戻った彼は部屋の中でできることを考えていた。

 

(やっぱ最初は小さくなることができるように、個性を使ってみるか)

 

 看守がいなくなった、タイミングと監視カメラからも外れたタイミングで個性を使用して大きくなった後に、元の大きさに戻るときに更に小さくなるように個性を使って見る。

 

(おおぉ、最初よりも小さくなってるのかこれ?少し縮んだ気がするが…牢屋に線でも引くか)

 

 自分の伸長を壁に傷を入れて目印にして、この後も大きくなることと小さくなることを交互に繰り返していった。小さくなっていく高揚感に身を任せて、小さくなるように個性を使い続けた結果、彼は小さな小型犬ほどの大きさになってしまった。

 

(あっやりすぎた」

 

 本来の目的だった普通ぐらいの伸長よりもさらに小さい、30cmくらいの大きさになってしまった。思わず声に出してしまうほどにやらかしてしまった。

 

(てゆーか目的は体を小さくすることじゃなくて人間台の大きさと人間に戻ることだろうが!!なんで、小型犬まで小さくなってんだ馬鹿野郎!!!)

 

 先ほどの声が看守に届いてしまったのか、看守がこちらの方に歩いてくる。

 

(まずいな個性を早く解除して元に戻らないと…って大きくならない!!なんでだ!!)

 

 少しずつ、小さくなるように訓練した結果大きくなるように個性を使っても少ししか大きくならなくなってしまっていた。看守が来るまであと少しどうすればいいのか考えようとしてもパニックになって狼もそれどころではなくなっていた。

 

「おい、何をやり過ぎたんだ。囚人番号6081番…って、ぷっ」

 

 笑い声が聞こえた。看守は狼の姿を見て盛大に吹き出しそうになってしまったのだ。小型犬ほどのサイズになって、今まで来ていた服が彼を囲むように落ちている。その姿の愛くるしさと入ってきたときのでかい巨体に怖い顔面をした人物との脳内のギャップで仕事中なのに笑ってしまう原因となっていた。

 そしてそんな笑い声を聞いてしまった狼も、今までの雰囲気をぶち壊され可愛いものとして見られたことや笑いの対象になったことに後悔をしていた。

 

(なんでこんなことしてんだよ、ほんと…)

 

 この後笑い声を必死に抑える看守の声を聴きながら元の大きさに戻るまで看守の視線を浴びながら見守られるのだった。

 

ーー

 

 対“個性”警備拘置所「ラビリンス」に小型狼ブームが巻き起こっていた。そのブームは監獄ないに存在する全ての女性と一部の男性にとてつもないストレス解消効果と笑いを引き起こしていた。あの、見られたら手足の一本は失ったと思え。そんな言葉を敵ネットワークで噂された彼は現在、看守、囚人構わずに抱かれるマスコットになっていた。

 

「毛並みふわっふわ!」

「ほんとうにふわふわ!肉球もぷにぷにだ!」

「えっどれどれ、わぁ~本当にぷにぷに」

「私にも触らせて!」

「ごめん、僕も触りたいです!」

「わぁ~尻尾もかわいい~」

「わはははは!面白すぎるってライカン先生!!!」

「ぷっはあははあはは!あの人食い狼が…!こんなかわいい小動物に…!ダメだ抑えられないわっはははは!!」バンバン!!

「誰か別の自由エリア行って、あの二人呼んでこいよ!こんな小動物からしか守ってもらえない腰抜けってさ!」

「あ~これ知ったらあのバカ二人、死んだ顔するぜ」

「いやいや、我慢できずに笑って狼の尾を踏むんだろ」

「こういう時は賭けようぜ!」

「俺は絶望顔に一週間のおかず!」

「俺は笑ってしまうに支給品一つ!」

「どっちにしろ、面白いことこの上ないぜ~!ライカンさんよ~!」

 

「…なんでだよ」

 

 狼の悲痛な声は誰にも聞こえられなかったのであった。予期せぬ女性からの慕われ方に狼もげんなりしていた。こんな方法で慕われたりもてはやされたいわけではない。もっとかっこ良く見られて慕われることを想像していた。男前なところを見せて女性のピンチを救い、惚れられる。そんなストーリーを実現する前に監獄内で女性に抱かれるとは思ってなかったしなりたくなかった。

 

 恐らく反射野郎もこんな方法で個性を誰かのために使えるなんて、考えてない。こんな方法で、誰かの笑顔を作り出している現状に何とも言えない憤りを感じながら、今笑った男の顔と囚人番号を憶えることに狼は全ての頭を活用するのであった。

 

 その日の夜、日記には将来ぶん殴るリストが作られていたことを見回りの看守以外まだ知らない。

 




 後書きコーナー
 そんなこんなでプロローグ閑話はこれにて終了です!
 狼さんの監獄生活は監獄なのに楽しそうですね!このまま続けばいいのですが…
 これで、プロローグで書きたいことは全て終わったので入学編に移りたいと思います。
 当分は新キャラ祭りですね…クラスメイトまだ半分も決まったないってマジですか…私よ
 そのため、新キャラ構想が終わっているキャラから出番がもらえると思います。
 やっとD組を改変できますね…猫耳の子や中華風の人やお団子の人など特徴的な人たち以外のモブキャラたちは他のクラスに移ってもらいます。すまん…
 
 pixivアカウントでもそろそろ動いていきたいですね!!
 あと、Twitter現Xのほうで投稿状況など連絡をしているので、良ければフォローしてみてください!アカウントの方に多分載せてるかな?

 次回予告!
 生徒どころか先生もあやふやな現状!!全ての生徒の構想を考えた上でどんなストーリーを作るのかを決めないといけない!4月の間に20人全て描けるのか?!
 次回 入学式!!
 悔根くんもしかして…、ボッチ??
 さらに向こうへ!Plus Ultra!!! 
 
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