女神異聞録デビルサバイバー外伝 アツロウENDその後   作:XX(旧山川海のすけ)

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どうみてもアリオクです。
本当にありがとうございました。


第24話 突然の再会

 邪神アリオク。

 

 コイツに関しては、厄介な特性だからよく覚えていたんだ。

 コイツは……

 

「ケイスケ! コイツは物理攻撃が効かない! 火炎魔法で攻撃するんだ!」

 

 そう。

 

 この悪魔には物理攻撃が一切通じない。

 

 弱点は火炎だ。

 

 ……だから

 

「ヤマ、焼き尽くせ」

 

「承知した」

 

 魔神ヤマが左手を突き出して

 

「裁かれよ!」

 

 魔法を繰り出した。

 

 アリオクが居た個所に、火柱が吹き上がるが……

 

 アリオク、体型に似合わず素早い。

 

 クソッ!

 

 ケイスケのもう1体の仲魔のアヌビスが天秤を掲げる。

 

 アヌビスの持つ天秤は、長槍、ヌンチャク、片刃の長剣、三節棍、トンファー、円盾に変形するんだ。

 天秤だけに。

 

「させぬぞ」

 

 アヌビスは天秤を長剣に変形させ、タム・リン相手に剣撃を挑みに行くが……そこにアリオクが吹雪の魔法を浴びせて来た。

 アヌビスはそれを長剣を円盾へと変形させて耐える。

 

「お前らがこの異界の元凶なのか!?」

 

 気を散らすためと、情報を取るために。

 

 俺はこいつらに問いを投げたが……

 

「ハッハッハッハ。どうでしょうねぇ?」

 

「グフフフ、我らは違うぞ。いやある意味そうであるのかも……」

 

 2体の悪魔たちは不快な嗤いを浮かべ、俺の質問にまともに答えない。

 

 苛立ちが起きそうになり、こちらが揺さぶられているのを感じてしまう。

 

 致命的な攻撃は避け、的確に反撃してくる。

 

 不味いな……強いぞ、こいつら。

 

 こちらには非戦闘員がいる。

 

 俺が全力を出すわけにはいかない。

 アイリを狙われたらどうしようもなくなるかも……

 

 そうして。

 

 俺の焦りが最高潮に達したときだった。

 

 ……いきなりアリオクが火炎攻撃の集中攻撃を浴びたんだ。

 

「グギャアアアアアアアア!!」

 

 断末魔。

 炎に焼かれ、倒れ。

 

 アリオクは塵になって消え去った。

 

「あ、アリオクッ! クッ! ここは引くしかッ!」

 

 アリオクが倒されたことに気づき、タム・リンが悔しさをにじませた声を発し、闇の中に消えて行く。

 

 ……今のはどういうことだ……?

 

 俺は、突如炎の攻撃がアリオクへと殺到してきた方を見た。

 

 そこで

 

 俺は女神を見たんだ。

 

 そこに居たのは……

 

 頭の後ろで紫色の蝶のリボンを結んだ白髪の美女。

 黒ジャケットのスーツ姿の美しい女性。

 

 俺が今、一番会いたかった人の……葛葉ライドウさんが居たんだよ。

 

 彼女は言った。

 俺たちに向かって。

 

「……状況を教えていただけますか?」

 

 こないだとは違い、右手には日本刀を握ってて。

 それを腰に吊るしている鞘に納刀しながら。

 

 そして彼女の傍らには……

 

 魔獣ケルベロスと

 霊鳥ヤタガラスが控えていた。




天秤持ってるんだから、強力な武器に変形しても問題無いでしょ(ざけんな

……ぶっちゃけさ、アヌビスって仲魔としては弱いから。
スキルに魅力ないから……

このぐらいの下駄は穿かせたいよ……!
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