女神異聞録デビルサバイバー外伝 アツロウENDその後 作:XX(旧山川海のすけ)
なんというか、色々トラブった。
俺が色々手続きを率先してやろうとしたんだけどさ。
経験無いからね。
だけど、何か嫌だったんだ。
手続き全部ライドウさんに任せて、後ろで見てるだけの自分を想像すると。
良く分からんけど、色々やったよ。
部屋選んだり、お金払ったり。
……人が居なかったんだよな。
最近、そうなの?
全部自動精算機で処理。
特に難しく無かったので助かった。
驚いたのは、鍵を渡されなかったこと。
お金の払い込みが済むと、チェックインした部屋の鍵が自動で開く仕組みらしい。
……オモロ。
で、2人で部屋に入った。
俺は今、部屋のダブルベッドに腰掛けている。
そして
今、ライドウさんがシャワーを浴びてる。
……えーと。
なんでこうなってるの?
部屋に入るなり、ライドウさんが
「先にシャワーを使いますね」
って言って、直行したんだ。
ライドウさん、流石に慣れてるのか。
いやいやいや、そうじゃなくて。
……流れ的にヤる流れじゃ無いか!
……水音が止まった。
思考がぐるぐるしてきた……
やっぱ、そういうことなのか?
可能な限り、嘘が無いようにすることが、誤魔化すために重要なのか……?
浴室のドアが開いた。
彼女が出てくる。
……視線が向けられない。
「木原さん……いいえ、アツロウさん……シャワーを使ってください」
そう言われたので俺は
「分かりました」
そう短く答え、俺も浴室に入った。
服を脱いで入ると、ちょっと広めの浴室。
外から見えたり、エロさを感じるアイテムが放置されてたりしない。
……イメージと違ったけど、逆に助かった。
冷静に考えることが出来る。
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
……某社会現象アニメの主人公みたいなことを考えながらシャワーを浴びた。
ライドウさんと情報交換しなきゃいけないんだから。
とても重い情報を。
アマネさんが俺を指名したのは、自分の話を色眼鏡を掛けて評価しない上、現実的に接触を取れそうなのが俺だったからだ。
そんな状況で得た情報なんだ。
……童貞で、経験するかもしれない状況が怖いなんて言えるかよ!
そんな理由で尻込みして逃げだしたら、おそらく俺は先祖にブチのめされる。
そんなくだらない理由で、陛下の危機を見過ごしたのか!?
日本人としてあり得ない! 許されない! ただでは済まさぬ!
って。
だから、避けるわけにはいかないだろ。
俺はボディーソープやシャンプーも使った。
かなり多めに使ったかもしれない。
そして、俺もシャワーを終えた。
身体を拭いて……
浴室を出ると、すでにベッドの布団の中にライドウさんが入ってた。
……潜り込めってことですか?
次回、ベッドイン