防振りにウェザエモンをぶち込むって事 作:こくとうまんじゅう
アイイエエー!?10位!?10位ナンデ!!??
皆さま、こんな駄作を読んでいただき本当にありがとうございます。
「「「「ここに来て新技!!??」」」」
全員驚愕である。今までは自分たちが知っている技ばかりだったため何とか耐えきれていたが新技が出てきてしまえば話は別、
マグマで形作られた4体の龍が己が獲物に向けて突撃する。
(ちょっとちょっと!?ここに来て知らない技が出てきた!?初見突破行無理だって!?)
サリーは内心で毒づく。ウェザエモンの能力の情報を明かせられたのは良いが、それはそれとしてここまで耐えれたのであればどうせなら倒したいと思っていたのに、ここで初見技。
「カスミさん!私が守るよ。【身捧ぐ慈愛】【暴食】!」
「済まない。助かる」
先程【雷鐘】からカスミを守ったメイプルは【火砕龍】は防御貫通では無いだろうと判断し再び【身捧ぐ慈愛】を展開しカスミを一応【火砕流】に【暴食】を使って相殺する。
カスミがダメージを喰らっておらず、自分もフィードバックがないことを考えるとこの技は防御貫通を持たないだろうと判断したメイプルは
「皆んな!これ防御貫通攻撃じゃないよ!【身捧ぐ慈愛】の中に入って!」
「分かった!」
「了解」
【身捧ぐ慈愛】の副次効果で背中に羽を生やしたメイプルは他のメンバーに呼びかけ、サリーとカナデはメイプルの周囲に展開された光り輝くフィールドに火龍を避けながら飛び込む様にして入る。
「この攻撃を防げるって……」
「ウェザエモンが強すぎて忘れてたけどメイプルも“あっち側”だよね」
今更である。
火龍が2人に近づき口を広げ、まるで捕食しようとするが何事も無かった様に2人を通り過ぎる。流石のVIT値で【火砕龍】を無効化して見せたのだ。
だがダメージを与えられなかった火龍達は技が終わって虚空に消えると思われたが、何故か空中で一箇所に集まり黒い灰の塊となる。サリーはどこか嫌な予感がした。
「【灰吹雪】!」
「「「組み合わせ攻撃か!」」」
「組み合わせ攻撃?」
ゲーム初心者のメイプルはこの手の攻撃を受けた事がないため組み合わせ攻撃という言葉にピンとこなかった様だ。
因みに組み合わせ攻撃というのは二つの攻撃で一つの攻撃として成立させ、威力を上げる攻撃の総称の事である。
閑話休題
黒い灰の塊を突き破る様にして12体程の灰と炎の龍が出現し、こちらに向かってくる。
「どうするこの技!避けといたほうがいいよね!」
「いや、誰か1人がくらって【灰吹雪】が防御貫通を持つかどうか見るべきだよ。」
サリーの意見をカナデが制止し、建設的な意見を述べる。
今回は勝つことではなくウェザエモンの情報収集を目標としているためカナデの意見は道理に適っている。
問題は誰が攻撃を受けるかだが……
「ここは僕が実験台になるよ。一番いなくなっても問題ないしね」
希望したのはこの意見を出したカナデである。早速自分に【
「こっちだ!!」
カナデが普段は出さない様な大声を出して龍達の注意を引く。それに惹かれたかどうかは分からないが、一体の灰龍がカナデに風を纏い突撃する
そしてその腹部に灰龍が喰らいつくが特にダメージを受ける事もなくすり抜けていく。【灰吹雪】は防御貫通を持たなかった様だ
「【灰吹雪】に防御貫通効果はなかったよ!」
「分かった!ならば【火砕龍】と【灰吹雪】はメイプルの近くにいれば休憩時間ということでいいのか?」
「いいんじゃない?ふぅ……。一旦これが続いている間は安全だね」
【灰吹雪】も無効化できることを知ったカスミやメイプルはこちらに現在進行形で向かってくる龍達を見ながら一息を入れる
こちらに狙いを定めた何体かの灰龍の口が大きく開かれ、それぞれを飲み込む様にして突撃し、彼らの無防備な体を飲み込む
話は変わるが、火山灰の話をしよう。火山灰は0.1mm以下のガラスや鉱物の破片でできているとされている。それらが呼吸器官に入ることで喘息や気管支炎などをひきをこすとされている
そんな灰の集まりが超質量のまま突っ込んでくるのだ。メイプルのVITによってHPにダメージは入らないとしても、大量の灰を吸い込んでしまうことに変わりはないのだ。
それによって引き起こされることは、呼吸器官の破壊である。
ゲーム内ではそれを状態異常「窒息」として処理される。これによって起きることは………
「「「「あれ?」」」」
全員のHPが一瞬で0になってデスし、気づけば【楓の木】のギルドホームに戻される。所謂分からん殺しというやつである。
結果:二回目挑戦 戦闘時間 7分5秒
敗因:【灰吹雪】を舐めすぎた
やっぱ原作ではサラッと避けられて流された【火砕流】と【灰吹雪】ですがやっぱり性能はクソだと思います
ウェザエモン討伐後に他のユニークモンスター編もやる?
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“深淵”のクターニッド
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“夜襲”のリュカオーン(分け身だけ)
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“天覇”のジークブルム
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“冥響”のオルケストラ
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この小説は短編小説なんだよ!(要らない)