防振りにウェザエモンをぶち込むって事 作:こくとうまんじゅう
少し短いですが、読んでいただけると嬉しいです
運営からの情報が公開されてから3日、未だ《ユニーククエスト》を発見できていない。正直なところ、私達にはメープルという豪運もちがいるし、すぐに見つかると思っていた。
「朧、そっちになんかある?」
私のテイムモンスターである狐の朧に問いかけるも、朧はしょんぼりしながら首を振った。
私達が探しているのは一層の木々が生い茂る森である。
メイプルが二層、マイ・ユイが三層、カスミが四層、イズさんが五層、クロムさんが六層で探索をしている。カナデは図書館だ。
「はぁ〜。よりにもよってそのクエストのある確率が一番低い層の探索になるなんて…」
《ユニーククエスト》などのいかにも難しいそうなクエストを、こんな初心者だらけの層におくわけないし。
というか、今にメイプル辺りが《ユニーククエスト》を見つけるだろう。
「もうやってられないよ〜。大体一層から六層までって広すぎるんだよ」
そう言いながら、私達は再び探索を開始した。
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ここは第一層の図書館、赤と白の服を着た少年が本を読み漁っていた。
少年の手には迷いがなく、二冊の本を手に取った。
「新しい本はこれとこれかな?まさか一層の図書館にあるとはね。六層から探したせいでなかなか時間がかかっちゃったよ。」
新しく入った本は絵本と小説が一冊ずつで、絵本には、ある騎士と女性が結婚するまでの王道ストーリーだけど、小説は、ある剣士が小さな嘘で、研究者である恋人を失ってしまうシリアスなストーリーだ。二つの本の共通点は、主人公が戦士で、恋人がいることぐらいである。だけど、新しく追加されているということは、《ユニーククエスト》に何か関連があるのかもしれない。
「この小説によると、この女性の墓は、一層の森の中にあるらしいし、僕もサリーと一緒に森を探索してみようかな。」
今回のイベントは[運営からの挑戦状]。その名の通り、僕たちプレイヤーと運営の大戦だ。今後もこのような運営対プレイヤーのイベントがあるかもしれない。それのためにも、今回の勝負は勝たないといけない。
「僕は負けないよ。運営さん。僕はこの手の情報収集能力や頭脳戦では負けなしなんだ。」
あの化物達(メイプルと愉快な仲間達)にオセロとかで負けたことないしね
「僕が必ず、最初に《ユニーククエスト》を見つけてみせる。」
そうやって、これをどこかで聞いている運営に宣戦布告をした
???やっべ、あのカナデが動いたぞ!
???終わった〜。あいつが動いたら、俺ら何もできないじゃん!
ウェザエモン討伐後に他のユニークモンスター編もやる?
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“深淵”のクターニッド
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“夜襲”のリュカオーン(分け身だけ)
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“天覇”のジークブルム
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“冥響”のオルケストラ
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この小説は短編小説なんだよ!(要らない)