デカデカの実を求めて!   作:ナットーごはん

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ライン、石像になる。(ネタバレ)

 女だらけのドスケベアイランドこと、“女ヶ島”に飛ばされてしまった俺&ルフィ。

 毒キノコでぶっ倒れてしまったルフィを檻の中で休ませている間、俺はこの島の女の子達に健全なる性教育指導をしてやった。

 そして授業が終わり、現在……

 

「ぱっふぱっふ〜」

「ぱふぱふ〜」

「ぱっふ〜ん」

「ぱふふん〜」

 

 俺は女の子達にひたすらおっぱいで揉みくちゃにされるという、第二次ぱふぱふショック状態に陥っていた。

 

「ぱふぱふ〜、ぱふぱふ〜」

「次、私にぱふぱふさせて!」

「その次は私ぃ!」

「えー、次は私の番でしょ」

「ぱっふぱふ〜んの巻」

 

 最初にぱふぱふという小人流挨拶(嘘)を教えてしまったせいで、女の子達は躊躇なく俺の事をぱふりまくるようになったのだ。

 この島では男という存在は生きてるだけで天然記念物なので、俺の事をとりあえず触っとこうとするコ達がこぞってぱふりに来るのである。

 端的に言って極楽だね。

 

「ふへへへ〜……ふへひほ〜……」

「ライン先生は本当に胸が好きねぇ。こんなのの何がいいのかしら?」

「男という生き物は基本的におっぱいが好きな生き物なのさ! お前達に男の恋人が出来た時、いつかやってやるといいよ。絶対喜ばれるから」

「そうなの? ……と言われても、この島に住んでる限り、男との出会いなんてないんだけどね……」

 

 俺にぱふぱふしたまま、悲しそうに俯いてしまう女の子達。出会いが無いのがそんなに嫌か。

 どうやら俺の授業ですっかり男という存在に興味を持ってしまったみたいだ。

 

 ……まあ、あれからいかに恋愛が素晴しいものなのかを、めちゃくちゃ熱弁して聞かせちゃったからな。

 初恋の戸惑い、片想いの切なさ、失恋の絶望、愛した人と一緒になりたいという気持ち……

 それらの感情を前世で見漁ったえち系漫画のストーリーになぞらえてドラマティックに語りまくったからな。

 その結果、女の子達全員が恋に恋する女子中学生みたいになってしまったのだ。

 

「まあ、あれだ。どうしても男と恋愛したくなったら、俺の生まれ故郷であるドレスローザに来たらいいよ」

「ドレスローザ?」

「そ。ドレスローザは恋愛に情熱持った人達でたくさんだから、熱〜い恋が楽しめると思うぞ!」

 

 そんな感じで、女の子達にぱふられながら何気ない会話を楽しんでいた……その時だった。

 

 ゴ〜ン! ゴ〜ン! ゴ〜ン!

 

「ん? なんだこの音?」

「!! この鐘の音は……蛇姫様が帰還された合図だ!!」

「え゛っ!?」

 

 蛇姫様……つまりボア・ハンコックが遠征から帰ってきたって事か。

 思ってた以上にお早いお帰りだな。少なくともあと数日はこのおっぱいパラダイスを楽しめるかと思っていたのに……

 

「ライン先生! 蛇姫様に見つかっちゃったら、私達はもう貴方を庇う事は出来ない!」

「だから蛇姫様に見つかる前に、“この国を出ていくの巻”!」

「急いで! ライン先生!」

 

 俺とルフィがこの国に滞在していい期間は、蛇姫様が帰って来るまでという約束である。

 名残惜しいが、仕方ないか……

 一部、「え〜? ライン先生もう帰っちゃうの〜?」「来たばかりなのに〜?」「もっとライン先生の授業受けたかった〜」と言ってくれるコ達もいたが、だからってこのまま居座る訳にはいかない。

 

「ふへへ、短い間だったけどおっぱ……いやいや、滞在させてくれてありがとさん。ルフィもそこそこ休めただろうし……後は俺が担いで運んでいくよ」

 

 なんだかんだで寛いでしまっていたが、そもそも俺はこんな事をしてる場合ではなかったのだ。

 突然消えてしまった俺の事をレイさん、シャッキー、エスネが心配して探し回ってるかもしれないし、せっかく買ったリストラック号も放置してしまっている。

 早いことシャボンディに帰って、リストラック号でドレスローザにGOだ。

 そんな感じで、重い腰をよっこらしょと上げた、その時だった。

 

「大変よ! 皆〜!!」

「どうしたの?」

「男が……! 檻の中に閉じ込めていた麦わら帽子の男が! 目を覚まして天井を破って逃げ出したの!!」

「「「「え〜〜ッ!!??」」」」

 

 うおぁあい!! ルフィ! 逃げ出したって、何やってんだよあいつ!? アホか!

 あ、いや……目を覚ましたら檻の中だったから、それでパニックになって飛び出しちゃったとか、そんな感じかな?

 それならまあ、仕方ないか…………

 

「って、今はそんな事言ってる場合じゃねえ!」

 

 早いとこルフィを止めなくちゃ!

 

「ごめん皆! 連れが迷惑かけてるみたいだ! 蛇姫様とやらに見つかる前に、俺がルフィ捕まえてくるから! 加速!!」

「わっ!? き、消えた……?」

 

 ダッシュ! ダッシュ! ダッシュ!

 見聞色でルフィの気配を察知。俺はそれに向けて全力で駆け出した。

 ……それにしてもヘタスリャシヌダケを食べて寝込んでた割に目を覚ますの早いな。最低でも2日はかかると思ってたのに……物凄い回復力だ。

 

 そんなこんなでルフィの気配目掛けて走っていくと……

 

「男が逃げたぞ!!」

「狙い! 撃てェ!!」

「逃がすなァ!!」

 

「うおおっと!! あぶねえっ!!」

 

 女の子達から覇気を纏った弓矢を撃たれまくり、それをなんとか躱しながら、民家の屋根を爆走するルフィの姿が見えてきた。

 あ、あぁ〜……

 この国の不利益になる事はしないって約束だったのに、ルフィったら色んなところ壊しちゃってるよ……

 俺はブーンと尻尾コプターで飛び上がって、ルフィの前へと立ち塞がった。

 

「おーい、ルフィ〜。止まれ〜。パニックにならなくてもだいじょう……」

「あっ! ライン! 良かった、無事だったんだな! すぐにここを脱出するぞ!」

「へ?」

 

 ビヨーンと腕を伸ばしてきて、俺の体をガシリを鷲掴みにしてきたルフィ。そのままルフィはもう片方の腕で民家の屋根を掴み、グイ〜ンと腕を引き伸ばし……

 は? いや、お前、何する気……

 

「ゴムゴムの……ロケットォ〜〜!!!」

「どっっっわぁああーーッ!!?」

 

 俺を掴んだまま、ルフィは思いっきり飛び上がった。お前の体は輪ゴムのオモチャか!?

 キーンと勢いよくぶっ飛んでいったルフィは、この国で一番大きな屋敷の屋根へと飛び移り──

 

 バギャアンッ

 

 ──そのまま屋根を粉砕した。

 

「どわー!! もろかった!!」

「ルフィ〜〜!? おま、ちょ!! 人ん家の屋根になんて事を!!」

 

 屋根を突き破った俺とルフィはそのまま屋敷の内部へと真っ逆さま。

 あ〜もう! 何してくれとんじゃこいつ!

 そうして俺達が落ちた先にあったのは……

 

 バシャーンッ

 

「ぶほー!? あちち! お湯だ! しぬーー!! 溺れどぅーー!!」

「あぶぶっ、お、落ち着けルフィ……足つくだろ。俺はつかんけど!」

「え? あ、ここ……風呂場か?」

「はぁはぁ……お前、ずっと騒がしいな……! 本当にさっきまで毒で倒れてたのかよ!?」

 

 俺達が落ちた先にあったのは、あまりにも豪華で広い風呂場だった。

 いかにも金持ち屋敷の風呂場って感じ。そんな屋敷の屋根突き破っちまうとか、一体どれくらい修理費とられるんだろ……

 今手持ち3万ベリーしかないけど、足りるかな……

 

「…………!?? 男!?」

 

「「え?」」

 

 修理費について考えていた俺達の目の前に、まさかまさかの入浴中の人がいた。

 あー、やっちまったなー……と、そんな事を考えたのもほんの一瞬だけ……

 

「うおおおっほおおーーッ!?!?!?♡♡♡♡」

 

 ……何故なら、目の前で佇むその人の姿を見た瞬間、俺の心はドキューンと射抜かれてしまったのだから……!

 

(な、な、な!? 何!? このすんげえ美人ッ!!? えっろ゛ぉ゛お!!)

 

 艷やかな黒髪、凛とした瞳、シミ一つない真っ白な肌、広いオデコ、抜群のスタイル……

 圧倒的……まさに圧倒的! まごうことなき絶世の美女である!!

 しかも全裸!! おっぱいも凹凹凹も全部丸見え!! ラッキースケベ!! スッポンポン!!

 

「……見たな!!!」

 

 バッと背中を隠し、ギロリと睨み付けてくるおねーさま。

 隠すところそこですか!? おっぱい丸見えなのはいいんですか!?

 

「ふへはひほ〜〜ッ♡♡ す、すみません〜! 見ましたぁ!! バッチリ見ちゃいましたぁ!! てか見続けております! 目が離せません! ふ、ふへ……♡ ふへへへへぇへえへへ〜♡♡♡」

 

 きっと今の俺は目がハートマークになってる事だろう。

 目の前にいる女性は、なんていうか……本能に訴え掛けてくる美しさなのだ。頭がくらくらする。

 

「んぐっ!? う、うぅ……っ!!!」

 

 さっきパンツ履き替えたばっかなのに……またもや暴発。俺って早すぎ? 前屈みになって、動く事が出来なくなってしまった俺。

 ルフィは……頭に「?」を浮かべている。

 

「姉様!!」

「姉様! 一体何事なの!?」

 

 そんな俺達の元に、緑髪のデッケー女の子と、オレンジ髪のデッケー女の子が現れた。……しかし、俺の視線は未だに黒髪おねーさまの裸体に釘付けのままである。

 この人、本当に綺麗だな……

 暴発は既に10発目。止まらねぇ。

 

「背中を見られた……」

「!!?」

「では死んでもらうしかないわね」

「えっ!? 何でだよ背中見たくらいで……!」

「そなたらが見た背中の“これ”は、わらわ達がたとえ死んでも見られたくないものじゃ……!!」

 

 なんかルフィとおねーさま達が、背中がどーのこーのって会話してるけど……正直背中なんてどうでもいい。

 俺の脳内フィルターは目の前にあるおっぱいを焼き付けようとフル稼働しっぱなしだ。保存! 保存! 保存!

 

 黒髪おねーさまが、俺達の方を向いて、腕を前に出して指でハートのポーズを作る。

 

「……わらわに見惚れるやましい心が、そなたの体を硬くする……」

 

 はい! 貴女に見惚れるやましい心が! 僕の体……主に一部分を硬くしてます! 収まる気がしません! 暴発! 20発目! さらに記録更新中!

 

「メロメロ甘風(メロウ)!!」

「あ────♡♡♡♡」

 

 ガチーーンッ!!

 

 

 こうして俺は……

 蛇姫こと、海賊女帝ボア・ハンコックのメロメロの実の能力により……

 暴発途中に硬められるという……世界一マヌケな姿で石像へと変えられてしまったのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ───オマケ。───

 

 情けなくも石化されてしまったラインくんのせいで、そこそこ尺が余ってしまったので……

 ワンピースミリしら勢であるラインくんによる、麦わらの一味へのそれぞれの第一印象を載せときます。

 あくまでラインから見た、麦わらの一味です。

 

 

 ラインから見た、モンキー・D・ルフィ。

 

 初対面でいきなり鷲掴みにしてきて、さらにはぬいぐるみ扱いしてきやがった失礼な奴。新聞で見た時からイカれた海賊だとは思っていたけど、想像してたのとは別ベクトルでイカれた海賊だった。なんだかんだで友達になってしまった事をちょっぴり後悔している。

 

 

 ラインから見た、ロロノア・ゾロ。

 

 両手に刀を持ちながら刀を食べてる……そんな刀大好き偏食野郎。鬼気(きき)九刀流(きゅうとうりゅう)!! とか言いながら、顔とか腕を増やしていたので、たぶん能力者。ゾロゾロの実の分裂人間。船長でもないのに億越え賞金首なので、相当な実力者であるとお見受けする。

 

 

 ラインから見た、ナミ。

 

 スタイル抜群のボンキュッボンねーちゃん。ドスケベな本性を隠しているツンデレ女子と予想。ステッキを使って雷とか落としていたので、たぶん魔法少女。……前世の死因が雷である俺からすると、トラウマを呼び起こされてちょっぴり怖いです。

 

 

 ラインから見た、ウソップ。

 

 やたらと鼻の長い男。こいつのせいで天竜人は爆発してしまった。こいつはたぶん人間ではなくアンドロイド。嘘をつく度に鼻が少しずつ伸びていってしまう、そんな機能をつけられた悲しきロボット。自分を作った博士を見つける為に旅をしている。

 

 

 ラインから見たサンジ。

 

 グルグルの実の能力者。能力の副作用で眉毛がグルグル巻きになってしまった。ナミさ〜ん♡ ロビンちゅあ〜ん♡ とか言いながらグルグル回っている姿を見かけたので間違いない。事あるごとに回る。せわしない。

 

 

 ラインから見たトニートニー・チョッパー。

 

 鹿のツノ飾りがついた帽子を被っているかわいいタヌキ。唐突にゴリマッチョになるので、たぶんムキムキの実の能力者。もしくはゴリゴリの実。撫でようとしたらエスネがウサギに変身して割り込んできたので、仕方なくエスネの方を撫でた。

 

 

 ラインから見たニコ・ロビン。

 

 黒髪ボンキュッボンなおねーさま。ナミちゃんよりもこっちの方がタイプです。おそらく無能力者。一味の頭脳担当で、ウソップを開発した博士も実はこの人。その事をウソップに話す気は今の所ない。全ては私の手のひらの上……が口癖。たぶん。

 

 

 ラインから見たフランキー。

 

 変態。まごうことなき変態。いきなり大声でス〜パ〜!! とか叫び出す変態。たとえ変態じゃなかったとしても変態という名の紳士……いや、やっぱ変態だろこいつ。

 

 

 ラインから見たブルック。

 

 骨のクセに女の子のパンツを見たがるドスケベボーン。ホネホネの実の能力者。ノリが良くて性格も嫌いじゃないが、身長がめちゃくちゃ高いのがムカつく。……ところでこいつ、ち○ぽはあるのだろうか?

 

 

 

 

 以上。

 ラインくんによる、麦わらの一味へのそれぞれの評価、第一印象でした。

 

 

 

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