劇場
龍斗は劇場の舞台を調査していた。まだ、事件が終わっていないと確信した彼は、最初の事件が起きた現場から見直している。
龍斗「……」
美早希「どうしたの、たっちゃん?歌月は死んだから、事件は解決したんでしょ?」
龍斗「…美早希…この殺人事件の幕はまだ降りちゃいないんだよ…」
美早希「っ!?じゃあ、殺人犯は…」
龍斗「まだ生きてるさ。皆んなに、事件は終わったと思わせるためにね」
美早希「でも、まだ犯人が生きてるなら、昌絵ちゃんの事件の時、悲鳴が聞こえた時は、皆んな揃ってたよ」
龍斗「それなんだよ…。そのアリバイを崩せば…っ!美早希、緞帳を下げてくれないか?」
美早希「わ、わかったわ…」
美早希が操作し、緞帳が下りるとある事に気づいた。
龍斗「っ!見ろよ、美早希、緞帳の下の部分を見てみろ」
美早希「血が付いているわ…。じゃあ、昌絵ちゃんは…」
龍斗「ああっ…緞帳が下りている時に、殺されたんだ…」
美早希「でも、私たちが、悲鳴を聞いて来た時には上がっていたわ…」
龍斗「そうなると…なぜ、犯人は緞帳を下ろしたかだ…それと佐方先生の殺害された現場も分かっていない…」
龍斗「…音響室に行こう美早希」
美早希「う、うん…」
音響室
龍斗「確か、ここで音を操作するんだったよな?」
美早希「ええ、そうよ。あ、埃がまだあるわ」
龍斗「まあ、使える程度に掃除したからな…」
美早希「もう、隅々までした方が気持ちいいのに…」
龍斗「るっせ〜、人が目立たないところ掃除しねえんだよ〜」
美早希「開き直らないの!」
龍斗「ふぁ〜い!」
美早希「 」
美早希「もう、何よ!」
龍斗「でも、やっぱり、狭いところはこういう埃が…」
すると、龍斗はある物を見つけた。
龍斗「っ!これは…つけ爪…佐方先生がしていたつけ爪だ!」
美早希「そうなると先生は、ここで…!?」
龍斗「ああ…どうやら、ここで何か犯人にとってまずい物を見つけられてしまい口封じに殺されたんだよ…」
美早希「佐方先生は証拠に繋がるものを見つけて…」
龍斗「そうだ…美早希、お前にやってもらいたいことがある」
美早希「分かったわ、たっちゃん!何をすればいいの?」
美早希は龍斗の頼みを聞いた。
美早希は舞台、龍斗は音響室である実験をした。
美早希は緞帳を再び上げた。
龍斗「美早希!聞こえるか〜?」
美早希「もちろんよ〜!」
龍斗「じゃあ、次は緞帳を再び下げてくれ」
美早希「分かったわ」
龍斗「…おーい、美早希〜聞こえるか〜!?美早希ちゅわ〜ん!美早希、もしかして、聞こえてない〜?実は、美早希のパンツは、現在、兎さんの…」
美早希「この状況でよくセクハラを言えるわね…!?」ゴゴゴゴゴゴ
龍斗「あ…あ、おかえり…」
龍斗「」顔が少し傷だらけ
龍斗「それで、聞こえなかったのか?」
美早希「ええ、一切何も…」
龍斗「…なるほど、分かったぜ。日崎殺しのトリックが!」
美早希「でも、それじゃ皆んなアリバイがなくなるってことになるじゃない?」
龍斗「そうなんだよな…そうなると、3人への復讐が目的なら、なぜ歌月は乙坂を残したまま死亡したのか…」
黒寺「おはようございます。中禅寺さん。実は、船が本土に着く連絡がありましたよ」
龍斗「えっ…本当ですか!?」
黒寺「ええ…明日の午前10時でごさいます」
龍斗「10時…タイムリミットはそれまでか…」
美早希「そういえば、たっちゃんボーガン見なかったんだっけ?」
龍斗「そういえば…!」 (そうだ、あの時、歌月はボーガンを持っていなかった…!!となると、まさか…)
黒寺「あの…実は、食堂にあった時計がないんですよ…片付けた覚えがないんですがね…」
龍斗「っ!それ本当ですか!?」
黒寺「はい…」
龍斗「……ありがとうございます」
龍斗「なあ、美早希…全てが分かったぜ…!」
美早希「た…たっちゃん?」
龍斗「謎は全て解けた…!」
容疑者リスト
× 佐方愛夏 (さがたあいか) 死因 撲殺
× 日崎昌絵 (ひざきまさえ) 死因 圧死
布形行彦 (ふがたゆきひこ)
×桐口芳美 (きりぐちよしみ) 死因 絞殺
黒寺忠和 (くろでらただかず)
土森裕谷 (つちもりゆうや)
乙川涼香 (おとかわりょうか)
仙川富重 (せんがわとみしげ)
神俊修乃 (かみどしおさの)
剣待勇悟 (つるまちゆうご)
原作 (アニメ・ドラマを含む)との違い
・音響室で一ポジが美雪ポジにセクハラ発言した後、ボコられる