「温泉開発部が市街地のど真ん中をドカンと爆発させたとかで、めちゃくちゃな状態なんです。」
「温泉開発部が....」
「おかげで、風紀委員会が慌ただしく動いていたので、私達も風紀委員会の牢屋から抜け出せたんですけれど。ふふっ」
「そうですねを非常事態ということもあって、またしてもその場に偶然居合わせたフウカさんが、部の車を快く貸してくれましたし☆」
「んんっ!?んーっ!んんーーー!!」
本当に快く貸したのか....?
「新しく買ったばかりの車を貸してくれるなんて.....これぞ美しい友情と言うやつですね」
「んん!んんん!んーーーっ!」
強奪されたのか.....フウカさん....今度給食部手伝いに行きますね...
「......その友情のお相手縛られたままトランクに積まれてません?」
「問題ありませんわ、フウカさんはこういったことに慣れてますから。」
ハルナさんとアカリさんが、トランシーバーでジュンコさん達になにやら作戦の変更を伝えていた.....俺たちのことを乗せてくれるみたいだ
「それでは、とにかく乗ってください!」
「ありがとう!よろしくね。」
「ありがとうございます!」
俺は一番に乗り込んで、急いでフウカさんの縄を解いた
「ぷはぁ!」
「大丈夫ですか?フウカさん」
「私は大丈夫よ。ありがとう。そら、お礼に今度ゲヘナに来た時なにかご馳走するわ。」
「それはありがたいんですけど....ここから降りなくていいんですか?」
「では、出発しますよ〜☆」
「まぁ、こうなるわよね。慣れたわ」
「こんなことに慣れないでくださいよ!?」
車がいきなり出発した
2時間後
俺達は風紀委員会や温泉開発部に追われながら何とか、試験会場に到着した。俺の体が小さいので、スモークを炊いて混乱状態にしながら見つからずにたどり着くことが出来た。ヒフミちゃんとコハルちゃんは盗んだバイクで駆け出したり、ハナコちゃんとアズサちゃんは陽動作戦をしたりした。
「試験会場は、ここ....?」
「そうみたいです。」
「あ、そらちゃん!無事だったんですね」
「まあ、何とか...それより、後は....」
「アズサとハナコだね」
「うわぁ!」
さっきまでいなかったはずの先生が、いきなり俺の後ろから話しかけてきな.....俺...昔から耳がいいはずなのに、足音一切聞こえなかったんだけど....
「いきなり脅かさないでください!」
「あ、ごめん。」
「今のは、本当にビックリしました。」
「それより、3人とも無事でよかった」
「それより、アズサちゃんとハナコちゃんは!?」
「ここにいますよ♡」
「2時45分....何とか間に合ったか....流石に疲れた。」
「えっと....そっちは....」
「何があったのよ....」
「今は、聞かない方が良さそうですね...」
アズサちゃんは初めて会った時のガスマスク、ハナコちゃんはいつもの水着になっていた....