俺が急いで教室に向かうと、みんな勉強をしていた
「先生、ここはどういうこと?」
「ここはここの公式を使って...」
「みんな、勉強してる...」
普通に考えて、ここまで妨害されればやる気を無くすと思ってたんだけど....
「それは、ある意味そらちゃんのおかげかも知れません」
「私の?」
「はい。そらちゃんが私たちを合格させようと必死になってくれていたのは、みんな知っています。そんなそらちゃんの頑張りを台無しにしたくない。そらちゃんなら起きたらすぐに頑張ろうとするでしょう?」
「えぇ、まあ...」
頑張らなきゃ、みんなが退学になる。それだけは絶対嫌だ。
「だから、みんなで頑張って正規の方法でナギサさんを見返そうってことになったんです」
「みなさん.....!私も負けてられません!あと1週間!死ぬ気で勉強します!」
「ふふっ♡頑張りましょう」
残り1週間、俺達は死ぬ気で勉強する
第3次学力試験まで、残り1週間
第1回。第3次学力試験模試
ハナコ─100点
ヒフミ─72点
アズサ─70点
コハル─69点
そら──66点
「まだ、足りない....基礎は完璧に覚えた...あとは応用問題を完璧にするだけ....単位や符号のミスが無ければ確実に70点は行ってた....落ち着いて計算しながら....」
俺は自分の答案を見て自己分析をしながら、問題の解き直しをしていた....
「....ら..ちゃん..!....そらちゃん!」
「へ...?」
「やっと気が付きました....」
「あ...ごめんなさい、集中しすぎちゃって....」
「それより、指!」
「え?」
俺は自分の右手の人差し指を見ると、第2関節から血が流れていた....昔から集中し過ぎると指を噛む癖があるんだよな....
「ごめんなさい...つい癖で...」
「びっくりした....指から血がでても、問題時続けるんだもん」
「あはは...ごめんなさい」
俺はハナコちゃんに包帯を巻いてもらいながら謝った。俺は包帯を巻いて終わると、先生やハナコちゃんに解き方のコツなどを教えてもらった
次の日
第3次学力試験まで、残り6日
第2回。第3次学力試験模試
ハナコ─100点
ヒフミ─78点
アズサ─76点
コハル─75点
そら──72点
俺以外みんなあと少しで80点に届きそうだ。ハナコちゃんに関しては100点だし.....俺が頑張らないと....俺は間違え直しと過去問を漁りながら勉強し続けた
第3次学力試験まで、残り5日
第3回。第3次学力試験模試
ハナコ─100点
ヒフミ─80点
アズサ─79点
コハル─77点
そら──74点
くそっ!まだ俺は80点に行かない....時間が無いのに....みんなは80点に行きそうなのに....どうすれば....