星屑のアーカイブ   作:そーさん

121 / 162
死ぬ気で頑張る、それしか無い

俺が急いで教室に向かうと、みんな勉強をしていた

 

「先生、ここはどういうこと?」

「ここはここの公式を使って...」

「みんな、勉強してる...」

 

普通に考えて、ここまで妨害されればやる気を無くすと思ってたんだけど....

 

「それは、ある意味そらちゃんのおかげかも知れません」

「私の?」

「はい。そらちゃんが私たちを合格させようと必死になってくれていたのは、みんな知っています。そんなそらちゃんの頑張りを台無しにしたくない。そらちゃんなら起きたらすぐに頑張ろうとするでしょう?」

「えぇ、まあ...」

 

頑張らなきゃ、みんなが退学になる。それだけは絶対嫌だ。

 

「だから、みんなで頑張って正規の方法でナギサさんを見返そうってことになったんです」

「みなさん.....!私も負けてられません!あと1週間!死ぬ気で勉強します!」

「ふふっ♡頑張りましょう」

 

残り1週間、俺達は死ぬ気で勉強する

 

第3次学力試験まで、残り1週間

 

第1回。第3次学力試験模試

 

ハナコ─100点

ヒフミ─72点

アズサ─70点

コハル─69点

そら──66点

 

「まだ、足りない....基礎は完璧に覚えた...あとは応用問題を完璧にするだけ....単位や符号のミスが無ければ確実に70点は行ってた....落ち着いて計算しながら....」

 

俺は自分の答案を見て自己分析をしながら、問題の解き直しをしていた....

 

「....ら..ちゃん..!....そらちゃん!」

「へ...?」

「やっと気が付きました....」

「あ...ごめんなさい、集中しすぎちゃって....」

「それより、指!」

「え?」

 

俺は自分の右手の人差し指を見ると、第2関節から血が流れていた....昔から集中し過ぎると指を噛む癖があるんだよな....

 

「ごめんなさい...つい癖で...」

「びっくりした....指から血がでても、問題時続けるんだもん」

「あはは...ごめんなさい」

 

俺はハナコちゃんに包帯を巻いてもらいながら謝った。俺は包帯を巻いて終わると、先生やハナコちゃんに解き方のコツなどを教えてもらった

 

次の日

 

第3次学力試験まで、残り6日

 

第2回。第3次学力試験模試

 

ハナコ─100点

ヒフミ─78点

アズサ─76点

コハル─75点

そら──72点

 

俺以外みんなあと少しで80点に届きそうだ。ハナコちゃんに関しては100点だし.....俺が頑張らないと....俺は間違え直しと過去問を漁りながら勉強し続けた

 

第3次学力試験まで、残り5日

 

第3回。第3次学力試験模試

 

ハナコ─100点

ヒフミ─80点

アズサ─79点

コハル─77点

そら──74点

 

くそっ!まだ俺は80点に行かない....時間が無いのに....みんなは80点に行きそうなのに....どうすれば....

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。