その日の夜
「ついに明日ですね....」
「はい....」
「ま、まさかまた急に、色々と変わったりしないよね?」
「今のところはまだ変わってません。試験範囲は前と同じですし、合格点も90点以上です。」
「場所はトリニティになっていますね。本館からは離れていますが、そこまで遠くありませんじ時間は9時ですね」
「遠くない距離ならギリギリまで、復習できそうですね!」
「ええ、ですが気になる点がありまして.....昨日から本館が不自然なくらい静かなんです....まるで人が消えたように....」
「確かに...言われてみれば、声が聞こえませんね....」
勉強に集中しすぎて、気が付かなかったな....
「声...?」
「合宿所に来た時から、本館の人の声がちょくちょく聞こえてて....」
「そらちゃん、そんなに耳いいんですか!?」
「耳と鼻はいいんです!」
「そうですか....念の為にも今晩は、私の方で掲示板をずっと見ておきますね」
「は、ハナコちゃんも無理しないでくださいね...?」
「ふふっ、私は大丈夫ですよ。心配してくれてありがとうございます♡」
「じゃあ、私も起きて掲示板見ながら勉強します!」
「わ、私も!深夜まで勉強する!」
「気持ちはわかりますけど....今日はもうゆっくり休んだ方が...」
「そうですよ。コハルちゃんやそらちゃんが頑張ったのはみんなが知っていますし、大丈夫です。今日はもう休んで、明日に備えた方が良いと思いますよ。」
「休むのも戦略のうちだ。休まないと全力を発揮できない」
「それはアズサちゃんもですよ。」
「.....うん。今日くらいはゆっくり休む」
「いよいよ明日、私たちの運命が決まります。絶対に合格しましょう!」
「皆さんが、笑って補習授業部を卒業できる未来を掴みましょう!」
「そうですね。泣いても笑ってもあと1回です。頑張りましょう!」
「あとは最後まで最善を尽くすだけです。」
「今までの頑張りを信じて。みんなならきっと大丈夫。」
「「うん。」」「「「はい!」」」
俺は寝るために、部屋を出ようとすると、ハナコちゃんに捕まった
「ハナコちゃん...!?」
「そらちゃんが寝ずに勉強するかもしれないので、一緒に寝ましょう?そらちゃん」
「せ、先生...」
「....そら、みんなを心配させた責任はとろうね」
「普段は先生が責任取るって言ってるじゃないですか!」
「....私にも、とれない責任はあるよ」
そう言って先生は部屋に戻って行った。....俺?俺はハナコちゃんに抱きつかれたまま、ハナコちゃんのベットで一緒に横になった....俺はすぐに眠りに落ちた
深夜
「う〜ん...」
ハナコちゃんに抱きしめられる感覚が無くなって俺は起きた。
「ハナコちゃんとアズサちゃんがいない....」
ハナコちゃんの足音が聞こえるが、だんだん遠くなっている、つまり合宿所から離れてるということ....俺はハナコちゃんの後をつけて廃墟に入っていった
「誰かが話してる...?」
アズサちゃんと誰かが話してる....日程...?ナギサさんの殺害!?....やばいな...色々とありすぎて、頭が混乱しそうだ...ハナコちゃんが合宿所に戻ろうとしてたので、私も先回りしてベットに戻ろうとすると、ヒフミちゃんが先生の部屋に行ってるのが見えた