「私が本当のトリニティの裏切り者」
「やはり...」
「まあ、とりあえずナギちゃんをどこに隠したのか教えてくれる?私も時間が無くてさ。」
「はいそうですか。って教えると思います?」
「え〜でもここにいる全員を消し飛ばして、ゆっくり探すのは面倒でしょ?」
「ミカ、どうして....」
「聞きたい?...それはね...ゲヘナが嫌いだからだよ。」
それだけ?ただ嫌いって理由だけで...?
「え?」
「そらちゃん、今それだけって思ったでしょ?そうだよ。私は心の底からゲヘナが嫌いなの」
「....だから、エデン条約を取り消そうと?そのためにナギサさんを....?」
「その通りだよ。だってナギちゃんが、エデン条約だなんて変なことしようとするからさぁ」
「エデン条約って平和条約なんじゃないんですか...?」
「そうだよ。でもあんな角が生えたやつらと平和条約なんて、冗談にも程があるでしょ。絶対に裏切られるに決まってるじゃんね?背中を見せたらすぐに刺されちゃうよ?
そんな事を言うミカさんの声はどこか...何かに怯えているような...追い詰められているような感じがした....
「....そういう訳だから、ナギちゃんを返してくれる?大丈夫、痛いことはしないよ。」
ミカさんがアリウスへの和解へのステップを話した....これじゃあまるで..
「アリウスは最初から、トリニティのクーデターの道具だった...?」
「そうだよ。そしてあなたには今から、ナギちゃんを襲った犯人になってもらわないといけないからね」
「なっ....!?」
ついでと言わんばかりに、ゲヘナへの全面戦争の計画までミカさんは話した...
「っ!」
「先生そんな怖い目もできるんだね...うん、先生がすごく怒ってることはよくわかった。もっと丁寧に話し合いたかったけど...今は邪魔なのを片付けてからにしよっか?」
あれ?これ....もしかして、ハナコちゃんが言ってた、俺のやることって....
「もしかして、私がミカさんと戦うパターンですか?」
「はい♡勿論です、私達がアリウスを抑えますので、そらちゃんにはミカさんを抑えてもらいたいのです...」
この盤面!あのセリフを言える!
「所でハナコちゃん、1つ確認しても良いかな?」
「え?」
「時間を稼ぐのはいいが──別に、あれを倒してしまっても構わんのだろう?」
言えた!言えてしまった...!人生で1度は言って見たかったランキング上位!今の俺!最高にかっこいい!
「そらちゃん.....はい♡遠慮はいりませんよ。」
「では、期待に応えるとしよう」
「....気をつけて、そら...こうして見ただけでわかる...かなり強い。」
「ふふっ、そうだよ。私結構つよいんだから。私を倒せると思ってるの?」
Fateでエミヤが言ってたセリフ...イメージするのは常に最強の自分.....俺の手元に
「倒してみせますよ。」