星屑のアーカイブ   作:そーさん

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なぜ戦うのか

「そんな...」

 

あんな隕石どうすんだよ..... 約束された勝利の剣(エクスカリバー)でぶっ壊すか...?でも片手が使えないし、真上に撃つなら最悪足が使えなくなるし.....

 

「がっ!」

 

隕石をどうするか考えてるうちに、俺の体は隕石に吹っ飛ばされ、宙に浮いた

 

「う...やばい...」

「あはは☆その状況でも私を救うなんて言えるかな?」

 

意識が朦朧とする...頭回んねぇ...救う...そもそもなんで、そうしようと思ったんだっけ.....いや...いつから人を助けたいなんて、思ったんだっけ....

 

 

 

誰かが誰かを叩く音が聞こえる...

 

「あんたが!」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

誰かに謝る人の声が聞こえる...

 

「そら!」

 

そう言って、俺を庇おうとしてる人の声...

 

「お姉ちゃん......?」

「大丈夫?そら、お姉ちゃんに任せなさい!」

 

ああ、そうだ...そうだった...お姉ちゃんの優しさに.....俺もそうなりたいと思ったんだ...全てに絶望した俺を救ってくれた...あの優しさに...

 

 

「ええ、言えますよ、ミカさん...あなたを救います!」

 

まずは消えそうな意識を呼び戻す.....俺は思いっきり、地面に頭を打ち付けた...何度も...何度も...

 

「何して....」

 

痛みで意識が戻ってきた...

 

「ミカさんを救うための下準備ってやつです」

「は..?何言ってんの..?」

 

俺は、髪を左手で掻き上げた...覚悟は決まった。

 

「私はミカさんじゃなくて、私のために、ミカさんを救います。」

「あなたのため?」

「私がミカさんを辛そうと感じて、私の意思でミカさんを救う...ただのエゴです」

「ただのエゴ...」

「そのエゴを貫き通す為に、ここでミカさんを倒します」

「へぇ...じゃあこれをどうする?」

 

ミカさんは片手を上に掲げると、さっきよりも大きな隕石が現れる....

 

「さっきはなんで耐えたのかよくわかんないけど、これなら倒せるよね?」

 

こんなデカさの食らったら最悪死ぬだろ...でも...

 

「不思議だ....」

「....?何が?これのこと?」

「いえ....まあ、それについても不思議ですけど...それ以上に今は、恐怖とか感じてないんですよ...」

 

謎の高揚感...

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)..」

 

俺がそう言うと、俺の手元に黄金の剣が現れ、剣の周りに光が収束する...確実に片手で撃っていいものじゃないかもしれない....けど..!

 

「いきますよ!この灯りは星の希望、地を照らす生命の証。見るがいい!約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

 

俺は真上の隕石に向かって光を放った

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