「ええ、ゲーム開発部の活動が意義あるものだと証明出来るならね。」
ユウカさんは一瞬俺の発言に驚いていたがちゃんと言ってくれた、これなら、ゲーム開発部を救える可能性が出てきた!
「でも、証明って、どうすればいいの?」
「例えば何かの大会で受賞するとか?」
「そうよ。スポーツならインターハイに出るとか、エンジニア部なら発明品を公表するとか、そういう類のものよ。」
「さっき言ってた、クソゲーランキング以外にも色々受賞出来ればいいんですよね?」
「そうよ。でも、出せば何とかなるとも言えないわよ、そらちゃん。ゲーム開発部の能力は、あのクソゲーランキングが証明済み。」
確かにそうなんだよな、どうにかする方法は無いものか....そう思って俺が黙っていると
「分かった、全部結果で示す!」
「え?」
「そらが今初めて会った私たちのためにどうするのか考えてくれてるのに、私達が諦めるなんて出来ない!それに、そのための準備だって出来てるんだから!」
「え?」
「そうなの!?」
え?ミドリさんも知らないの!?なんか一気に不安になってきたんだけど...
「私たちには切り札がある!その切り札を使って、今回のミレニアムプライスで私たちのゲーム...テイルズ・サガ・クロニクル2を出すんだから!」
「ミレニアムプライスって何?」
「私も分からなにので説明欲しいです」
「ミレニアム中の部活が成果物を競い合う、ミレニアムでも最大級のコンテスト!これで受賞すれば文句は言えないでしょ!」
「まあそうね」
そんなコンテストが...確かにミレニアムプライスで受賞出来れば廃部を回避出来る!....でもこれよくよく考えたら
「めちゃくちゃ無謀では?」
「そらちゃんの言う通りよ。モモイ、あなたが言ってるのは運動部がインターハイに出場するとか、そういうレベルの話じゃないわ、高校球児がいきなりメジャーリーグにでる、みたいなレベルで無理な話よ。」
「そこは....頑張るよ!」
「まあ良いわ。私もちょっと楽しみになって来たし。分かった、そこまで待ちましょう。今日からミレニアムプライスまでの二週間待つわ」
「ありがとうございます!ユウカさん!」
「うっ、そらちゃんに嫌な人って印象与えてもおかしくなさそうだけど...これも、生徒会の仕事なの、先生もそらちゃんも次はもっと落ち着いた状況でお会いしましょう、それではまた。」
そう言ってユウカさんはゲーム開発部の部室から出ていった...別にユウカさんは優しい人だと思うんだけど....
他の生徒からするとそらちゃんは、先生の子供ってイメージです、