「お姉ちゃん..どっちも確率は低いだろうけど、今から私たちがゲームを作るより、部員を募集する方がいいんじゃない?」
あ!確かにユウカさんが言うには部員も足りてないみたいだし、部員さえいれば大丈夫なのか!....でも、モモイさんの顔が喜んでなさそうだけど....
「それならこの1ヶ月、散々やってみたでしょ...」
「1ヶ月あって1人も....」
「そうなんだよ!ユウカの卑怯者!私たちみたいなオタクには友達が少ないことを利用するなんて!許せない!」
「えっと、モモイさん、多分ユウカさんも想定してないと思うんですけど...」
そう言うとモモイさんが俺の事をじっと見つめた。...?どうかしたんだろうか?気になって聞こうとしたら、モモイさんがいきなり俺の肩を掴んで来た
「そうじゃん!そらがゲーム開発部に入ればいいじゃん!」
「え?」
「だってそらがゲーム開発部に入ってくれれば部員を探しに行かなくてもいいし!」
「えっと、モモイさん。私まだ高校生じゃないですよ?。そもそもシャーレ所属ですし、来年はアビドスに行く予定なのでちょっと...」
「え!?私たちより年下なの!?」
「私たちより年上か同い年だと思ってた..」
「えっと、なので。ごめんなさい!」
「え〜。どうにかなんないの?」
「無理言っても仕方ないでしょ、お姉ちゃん。ミレニアムの飛び級試験なんて、私たちでも、解けないだろうし...」
うぅ、ごめんなさい...でも、来年はアビドスに行くって約束してるし...
「何とかする方法考えたりしますし、私こう見えて強いので、お手伝い出来ることはなんでもやります!」
「そらって強いの?」
「ゴリアテ一撃でぶっ壊せます!」
宝具の力だけど...今は全宝具使えるから実質俺の力みたいなのはあると思う
「めちゃくちゃ強いじゃん!それなら希望があるかも!」
「ユウカさんと話してる時に言ってた切り札ってやつですか?」
「うん!その切り札は、先生だよ!」
「え?私?」
「うん。話を戻すと、私たちの目的は廃墟にあるの」
「えっと、なんでもするとは言いましたけど、ホラー系はちょっと...」
「大丈夫だよ。私たちが行こうとしてる廃墟は連邦生徒会が出入りを制限してたエリアなだけだよ、それに出入りを制限してたのは、危険な地域だからって言ってたけど、実際のところは誰もわかんないし」
なら大丈夫か!とはならないでしょ!なんか余計に怖くなってきたんだけど...そう思って俺は、先生の服の袖を掴んだ
「でも、なんでそんな危険な場所に?」
「それはもちろん!いいゲームを作りたいから」
「えっと、Please speak in Japanese」
「え?どういう意味?」
「日本語で話してって意味だったはずだよ、お姉ちゃん」
「いや、日本語だよ!」
「え?だって先生と会話が通じてなかったから...」
「あ、順番が良くなかったかも、私たちは廃墟にあるG.Bibleっていう物を探しに行くの」
「G.Bibleって何ですか?」
「えっとね、ギヴォトスに昔居た伝説のゲームクリエイターが作ったのがG.Bibleなんだよ、その中には、最高のゲームを作れる秘密が入ってるんだって」
「その最高のゲームを作れる秘密を使ってミレニアムプライスで受賞するんですね!」
「そういう事!そうと決まれば早速廃墟に行こう!」