星屑のアーカイブ   作:そーさん

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みんなで頑張った証

俺たちはみんなで、ミレニアムプライスを見ようと、始まるのを待っている」

 

「もし、受賞出来たらクラッカーならそっか。....もしそうじゃなかったら...」

「....荷造り...だね...私たちはさておき、ユズちゃんとアリスちゃんは....,」

 

俺たちが暗い雰囲気でミレニアムプライスが始まった。

 

「これより、ミレニアムプライスを始めます!司会および進行を務めるのは私、コトリです!」

「コトリちゃん達も、無事だったんだね。」

「エンジニア部は元々、ミレニアムの中でもかなり功績がある部活だからね....でも、良かった」

「昨年の優勝作品であるノアさんの「思い出の詩集」は、ミレニアム最高の不眠症対策として評価されました」

「不眠症対策...?」

「本来の用途とはかけ離れてるってノア先輩は不満そうだったよ」

「詩集作ったのに不眠症対策になるのは、複雑な気持ちでしょうね...」

「今回出品された3桁の応募作品のう、栄光の座を手にするのは、たったの7作品!」

「そんなに少ないなんて...」

「それでは7位から発表します!....7位はエンジニア部、ウタハさんの「光学迷彩下着セット」です!これは身に付けても下の素肌が見えてしまう、エキセントリックな作品です!」

「何のためのものなんですか?」

「.....そらは知らなくていいよ」

「?」

「ま、まあ私たちのゲームは7位には相応しくないよね。」

 

その後2位まで発表されたがゲーム開発部の名前は一切出てこなかった

 

「私たちの作品....全然呼ばれないね...」

「2位でもない...」

「栄えあるミレニアムプライス1位は.....」

「1位は...!?」

「CMの後で!」

 

そう言ってCMが流れた瞬間俺の手元に約束された勝利の剣(エクスカリバー)を出現させた

 

「アリス!そら!」

「いつでも撃てます!」

「エクス!」

 

手元の剣が光り輝く...

 

「そら!ストップ!」

「気持ちはわかるけど、2人とも落ち着いて!」

「はぁ〜い」

「めちゃくちゃ嫌そう!」

 

俺の手元の約束された勝利の剣(エクスカリバー)が消えた。

 

「ちょうどCM終わったよ」

「さあ!それでは発表します!1位は新素材研究部の...」

 

そうテレビのコトリさんが言った瞬間、モモイさんがテレビに向かって銃を乱射した

 

「お姉ちゃん!ディスプレイ撃ってどうするの!」

「どうせ全部もって行かれるんだし、関係ない!うえぇぇん!」

「も、モモイさん、泣かないでください...みんな全力で頑張った結果なんですから...」

「でも...結局、こうなっちゃうなんて....」

「落ち着いて、お姉ちゃん。」

「モモイさん、でも、」

「....分かってるよ!全部が否定された訳じゃない、へこたれる必要なんてないって.....ネットの評判だって悪くなかった、クソゲーランキング1位のあのときから、成長したんだよ...」

 

またモモイさんは泣いてしまった...

 

「ユズちゃん...アリスちゃん...ごめんね...」

「うぅぅ」

 

俺も泣いてしまった...俺はミレニアムプライスで受賞しなくてもな何も無い....けど.....そう思っていると部室の扉が開いた

 

「モモイ!ミドリ!アリスちゃん!そらちゃん!ユズ!」

「ひいっ!もうユウカが!」

「ちょ、ちょっと待って!そんなすぐなんて...!」

「そうですよ!思い出に浸る時間くらいあってもいいはずですよ!!」

「そうだ!そうだ!悪魔め!生徒会に人の心は無いわけ!?」

「おめでとう!」

「え?」

 

みんな頭に疑問符が着いている...どういうこと?

 

「え?何この反応?結果見てなかったの?」

「.....結果?」

「私たち、7位以内に入れなくて....」

「はぁ?何を言ってるの、今も放送中なんだからちゃんと見なさいよ。」

「モモイさんがついさっきテレビを破壊してしまったので...」

「何をしてるのよ....ほら、私のスマホ見て。」

 

みんなでユウカさんのスマホの画面に群がって、スマホの画面を覗き込んだ

 

「ミレニアムプライスこれまで、生徒たちの才能と努力で作り上げた作品に対し、実用性を軸に考えてしょうを送っていました。ですが、今回の作品の中に、新しい実用性を感じさせてくれるものがありました。」

「新しい実用性?」

「とあるゲームが実際に懐かしい過去を蘇らせ、みらいへの可能性を感じさせてくれたのです。よって、この度、異例の選択をすることにしました。今回、特別賞を設けます」

「特別賞....ゲーム....これって!」

「もしかして....!」

「その受賞作品は.....ゲーム開発部のテイルズ・サガ・クロニクル2です。」

「えぇ、嘘!?」

「本当におめでとう!実は私もプレイしてみたの。決して手放しに面白いとは言えなかったけど...良いゲームを遊んだ後の、独特な感覚が味わえたし、BGMと、魔王戦の時の挿入歌も最高だったわ!」

 

ユウカさんがそう言うと、マキさんが扉を開いて入ってきた

 

「モモ、ミド!またしもTSC2やったよ!すっごい面白かった!今ネットでも大騒ぎだよ!」

「ほ、ほんとに?」

「じゃ、じゃあ廃部にはならないんですよね!?」

「ええ、そうよ。でもあくまで臨時の猶予だから。正式な受賞では無いし、生徒会としては来学期まで...ゲーム開発部の部室の没収および廃部を保留することにしたの。」

「じゃ、じゃあ....!」

「やったあぁぁぁっ!」

「良かった...!」

「やった...嬉しい...!」

「??えっと...?」

「アリスちゃん!ゲーム開発部は特別賞を受賞したんです!この場所も!ゲーム開発部の部室のままなんです!」

「ゲーム開発部だけじゃなくて、そらも頑張ってくれたじゃん!」

「私たちの作品だよ!そらちゃん!」

「そらも含めてゲーム開発部だよ!」

「アリスはこれからも....みんなと一緒に居ていいのですか?」

「うんっ!」

 

パヴァーヌ編~完~

 

 




次回からエデン条約編です。
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