「全ては虚しい....」
俺はそうあって欲しくない...そうあって欲しくないだけだ...そうじゃないと言い切れるなら、こんなこと思わずに反論してる...
「でも..それじゃあ...」
「......そらちゃん、アズサちゃん、ヒフミちゃん、コハルちゃん!今から遊びましょう!」
「え!?今から...ですか...?」
「はい♡今から掃除して、プールに水を入れて、みんなで遊びましょう!明日からは勉強を頑張らないといけません、なので今日が最後のチャンスじゃないですか。」
「まあ...確かに...?」
「今のうちにここで楽しく遊んでおかないと!途中から別のことで、色々と疲れてしまうかもしれません...!」
「うん。たとえ全てが虚しくても、それは今日最善を尽くさない理由にならない。」
「でも、皆さん水着は..?」
「問題ない、ちゃんと水着も持ってきてる。待ってて」
「用意周到...」
「あ、アズサちゃん!?早っ....!?」
「さあ!ヒフミちゃんとコハルちゃんも早く水着に!...いえ、なんでもいいので濡れてもいい格好に!」
これヒフミさんの体操服だから、濡らしちゃダメだよな....
「うーん、私も着替えてきます!...そらちゃん、私の体操服は濡れても大丈夫ですよ!」
「あ、ありがとうございます!」
みんな水着に着替えて来た....!?ハナコさん!?
「さあ、これでびしょびしょになっても構わないということですね♡」
「な、なんで制服なんですか...?」
「これがキヴォトスだと普通のことですよ♡」
「え...そうなんですか...!?」
「違うから!あんた掃除の時は水着だったのになんで今度は制服なの!?濡れてもいい服ってあんたいってたじゃん!?」
「これが濡れてもいい格好ですよ?」
「制服が濡れてもいいの!?」
コハルさんがそう言うとハナコさんが、制服と水着どっちが濡れたら良いかの美学?を語った......どうやら服の下は水着のようだ....びっくりした
「あらためて、お掃除を始めましょうか!」
俺たちは水を掛け合ったり、して遊んだ
「うひゃ!ハナコさん!水が...!」
「この水はそのまま飲んでも大丈夫なものですよ♡」
「そういう問題じゃ...え、えい!」
ハナコさんに水をかけようとしたらヒフミさんにかかってしまった
「お返しです!」
「うひゃ!?」
俺たちがプール掃除を終わらせて、プールに水を入れる頃には日が暮れていた
「結局、プールに入って遊ぶことは出来ませんでしたね」
「水が入り切る時間考慮してませんでした...ごめんなさい」
「でも、みんなで水を掛け合ったりできて楽しかったですよ!」
「うふふっ、そうですね。」
「うん。十分楽しかった」
みんなで真夜中のプールを眺めながら談笑していた
「そう言えば...そらちゃんだけ、私たちにさんずけですよね。」
「確かにそうですね。呼び捨てでもちゃん呼びでも良いですよ?」
「年上をそうやって呼ぶのに慣れてなくて....」
「私は皆さんのことを友達だと思っています。そらちゃんはどうですか?」
「私も、そう思ってますけど....」
「だったら、さんをつける必要は無い、友達とはそういうものだろう?」
「う...そう言われると言い返せない.....じゃあよろしくお願いします、ハナコちゃん、アズサちゃん、ヒフミちゃん、コハルちゃん...」
「はい♡よろしくお願いします。」
「うん。よろしく」
そうやって話しているとちょっと眠くなってきた
「ふわぁ..」
「あら?そらちゃんとコハルちゃんはお眠ですか?」
「そんなことないもん...」
「少し疲れました....」
「確かに、今日は少し大掃除でバタバタでしたもんね。」
「では、そろそろお部屋に戻って休みましょう!」
そらちゃん...なんでもキヴォトスだと常識って言ったら信じそうだな...