第二弾、ですの‼︎
一応時系列は本編後と考えておりますので、ご了承くださいませ。
「くっ………ここまでかな」
「諦めるな‼︎ 奴は……必ずくる‼︎」
「でも……」
「信じよう……絶対に、来てくれるよ‼︎」
傷を負う4人の主要キャラ、その前の前には明らかにヤバい雰囲気を出している超強いラスボスキャラ、そのキャラはクツクツと笑いながら、持っている杖を重要キャラ達に向ける。
「クツクツクツ……さあ、もうお前達ここで終わり……――消えるがいい」
『くっ…‼︎』
「まてぇぇぇぇぇぇぇーーい!!」
「―!誰だ‼︎」
「そっから先は……この俺が許さねえぜ‼︎」
そんなラスボスの前に現れたのは、超絶イケメンで史上最強の男――ドット・バレット。
「俺のダチに手を出したんだ……百回死ね‼︎ エクスプロム‼︎」
「ぐわぁぁぁぁぁ」吹っ飛んでいくラスボス
皆を助けるため颯爽と現れたそのイケメンは、一撃でラスボスのキャラを吹っ飛ばし、世界を救った英雄―その名はドット・バレット。
「流石はドット君‼︎」
「そうだろう?」
「主人公の座は君に譲るよ」
「そうだろうそうだろう?」
「悔しいが、お前の方がイケメンだ、ドット」
「でしょ〜〜〜?」
「ドット君大好きです‼︎ マッシュ君の次にですが‼︎」
「でしょでしょでしょ〜〜??」
「胴上げと行きましょう‼︎」
「きゃードット様〜〜‼︎」
いつの間にか集まっていた民衆達が、ドットを胴上げし、バンザーイと心から喜んでいく。そんな胴上げされ、民から讃えられているドットは気分が良くなりどんどん笑顔になっていく。
「ワーハッハッハッハッ!!俺こそ主役……俺こそ、ヒーローだぁぁぁぁ〜〜‼︎‼︎ ナ〜ハッハッハッハッハッ‼︎」
―――い
「ワーハッハッハッハッ!!」
―んせい…‼︎
「ウワ〜ハッハッハッハッハッハッハッ‼︎」
――先生‼︎
「ドット先生!起きてください‼︎」
「アッハッハッハッ〜……むにゃむにゃ……俺が主役だ〜…へへへへっ〜……んぁ?」
「やっと…起きてくれた……もう2時間も寝ていたのですよ? いい加減起きてください」
いい夢を見ていたところで彼は、一見するとただのヤンキー、ドット・バレットは目を覚ました。
―――――――――――――――――――――――
「あれ……胴上げしてくれたみんなは…?」
「寝ぼけているのですか? そんな方々はいませんよ」
「……何だ夢か……くそぉ、超いい夢だったのに覚めちまった…」
「覚めてもらわなければ困るのです……全く」
「――――って……誰だ、あんた」
「……今ですか」
気持ちよく眠っていた所を起こされて少し不機嫌な彼だったが、すぐに自分を起こした女性を見て眠気が覚め、冷静に問いかける。
「おはようございます、ドット先生……随分と気持ちよさそうに眠っていましたね」
「おう、ちょっといい夢を――先生?」
「ええ」
「俺が?」
「貴方が」
「……じょ、冗談キツいぜお嬢さん! 俺はまだ子供だぜ? それが先生に…………………‼︎」
「気が動転されているのですね……ひとまず、彼と合流して……あの、どうかされました?」
「………エ」
「エ?」
ドットは目の前の女性を容姿をしっかりと観察し、ジィィィィィィ…と、ジィィィィィィと見続け、自分のほっぺたをつねる。ここは夢ではなく現実……そう認識し、少ししたあと。
「――エルフ耳の超絶美人のお姉さんだとぉ⁉︎⁉︎⁉︎」
「―――――はい?」
「こ、こんなことがあるのか……だが、夢じゃない……それに先生……つまりは、そういうことか⁉︎」
「……あの、ドット先生、さっきから何を」
「俺は選ばれたんだな……異世界の主人公に‼︎―つまりはハーレムが来る‼︎ うぉぉぉぉぉぉっ!!!」
ドットは歓喜のダンスを踊りながら、近くにあった窓を開き、そこから魂の叫びを上げる。
「俺‼︎ 生きててよかったぁぁぁぁぁぁっ‼︎」
「………………あ、あの…?」
「ハッ――悪いお嬢さん、ちょっと気が動転しててな……だがもう大丈夫だ――俺が、この世界を救う‼︎」
「えっ…と、確かに、助けは必要ですが」
「安心してくれ、どんなことがあろうと……この俺、ドット・バレットが‼︎ 貴女をおまも―」
「グラビオル」
「オベェェッ!?」
ドットが調子に乗ってキメ顔を決めながら、エルフ耳の女性に対して色々と言っていたその時、何者かのよって上から押しつぶされ、地面へと倒れる。
「こ―この、重力魔法は…‼︎」
「起きてから早々人に迷惑をかけるな、すみませんリンさん……こいつのことは放っておいて、これからについて話をしましょう」
「え、あの、あの状態で放っておいていいのですか?」
「いいんです、バカはああでもしないと治りませんので」
「だれがバカだゴラァァ‼︎」
ドットは力づくでその攻撃から抜け出し、目の前にいる誰がどう見てもイケメンな青年に対して文句を叫ぶ。
「てめぇぇぇぇランス‼︎ 何でお前まで一緒にいんだよ‼︎ 俺が主人公じゃねえのか⁉︎」
「何が主人公だ……ここに来たのは俺とお前だけだ、そして俺達はこれから大変な業務を―」
「待て待て待て!!状況がよくわかんねぇしこんがらがってきたんだが⁉︎」
「――その辺は、私がご説明いたします」
エルフ耳の女性、七神リンは、ドット達がいるこの場所――
長く難しい話を聞き脳の処理が追いつかず、よくわからなかったが。
「とりあえず……色んな学園が合わさった超でかい街……ってことでいいのか?」
「ああ、そしてこの世界には魔法が存在しない……つまりこの世界で魔法が使えるのは俺とお前だけだ」
「マジかよ……マッシュみたいな立場ってことか?」
「そうなる、更に俺達は、今不在の連邦生徒会・会長が設立した組織、または部活、『シャーレ』の先生を任せれた」
「顧問ってことかよ――よりにもよってなんで俺たちなんだ? 聞いてる限り、そのシャーレの先生ってとてつもなく重要な役割だろ? なのに何で俺たちが」
「そこは……わからん、ただ一つ言えるのは――俺達がここで先生をやらなければ……大勢が不幸になる…ということだ」
「……まじかぁ〜」
ドットはその場にしゃがみ込み、とんでもないことを任されたのだと自覚し、少し頭を悩ませる。そして異様に落ち着き、状況の飲み込んでいるランスに疑問を見せる。
「お前よく、この状況でいつもと変わらない態度でいられるよな……妹さんにしばらく会えないかもしれないってのに――」
「ウゴァッッ!!!!!」
「ランス先生!?」
「ヤッベやらかした」
ランスは血反吐を吐き、その場に倒れ込む。すぐさまリンが駆け寄り、彼の体を支える……ランスはいつもと同じ態度をとっていたのではない、うちに秘めている現実を忘れようとしていたのだ。
妹にしばらく会えないという現実を。
「……フッ……俺も、ここまでか」
「いや諦めんな、さっき先生にならねぇとヤベェって言ったのお前じゃねえか」
「ドット、俺の最後の願いだ……妹に彼氏ができたら、そいつをボコボコしておいてくれ……」
「お前何言ってんの? 妹さんと会えてないからって狂ってんじゃねえよ」
「ランス先生が初めてお目覚めになった時も、このような感じになってしまって……何か、持病でも?」
「ただのロリコンだから気にしなくてもいいですよ」
「ロリコンじゃないシスコンだ‼︎」
「自信満々に言うなよな、お前……すみませんリンさん、とりあえず色々とまた説明しながら、次の目的に向かわせてください」
「あ、え、はい……(さっきと……立場が…逆?)」
ひとまずランスを落ち着かせたドットは彼に肩を貸しながら、リンの案内の元移動していく。彼らはそして動く床に驚いたり、そこから見える景色に胸を打たれたりなどしていた。
―――――――――――――――――――――――
「ちょっと待って、代行! 見つけた、待っていたわよ! 連邦生徒会長を呼んで来――血塗れの青年⁉︎」
「それをヤンキーの青年が支えている……いい絵ですね」
「言ってる場合ですか⁉︎ その人をこちらへ‼︎」
「何があったのですか⁉︎」
「…………妹成分不足です」
「……はい?」
エレベーターから降りた場所にいたのは天使の輪…のようなものがある生徒が三人。うち一人は特徴的な尻尾が生え、もう一人は大きな羽を持ち、黒い翼が生えている女性達。
「正統派美少女に小悪魔系‼︎ 更には翼が生えた美少女とお姉さん系美人だと⁉︎」
「はい?」
「あっ、いや、何でもないです……それよりも、こいつなら大丈夫ですよ」
「何処がですか⁉︎ こんなに血を吐いているのに…」
「おいランス、こんなとこで死んだらもう妹さんを拝むこともできねぇぞー?」
「――はっ‼︎‼︎」
するとランスは瀕死の状態から立ち上がり、胸元にあるペンダントの中にいる自分がこの世で一番尊いと感じる存在である妹、アンナ・クラウンの顔を見て、涙を流しながら復活。
「アンナ……お兄ちゃん、もっと生きるからな」
(血は何処に?)
「ああアンナ……顔を見せれなくてごめんな」
「うわ、お前、また新しい写真かよ……しかも三枚て」
「これで九百年は生きれる」
「100にしとけよそこは」
「……ロリコン?」
「シスコンです」
「……あの、本題に入らせてもらっても?」
「どうぞどうぞ」
「……えー…では」
そこから話は順調に進んでいき、正統派美少女が早瀬ユウカ、小悪魔系が火宮チナツ、羽が生えている美少女が守月スズミ、そして黒い羽が生えているお姉さん系美人が羽川ハスミという名だとわかったドット達は軽く自己紹介。
子供が先生を任されたと聞いた時は全員もれなく驚いていたが、状況が状況なので何とか飲み込んだ。
その後、ここキヴォトスではトップが不在となり、今、治安がかなりまずいことになっていることや、生徒達がピンチなっていることを2人は告げられた。
2人はリンに連れられ、その場から離れ目的の場所へと向かおうとしたのだが……
ドォォォォォォォン!!バァァァァァァン!!
「世紀末かよここはぁ‼︎」
「会長に恨みを持つ者達が暴れている……か、何処の世界ま、上の人間は恨まれる物だな」
「お二人はこっちへ‼︎」
連邦生徒会に恨みを抱いた生徒が、会長への仕返しを目的に暴れ、向かうべき場所に向かえないなどと言った状況になっていた。
「ドット、彼女らが撃っているあれは鉄の弾だ……エピダム程*1ではないが、食らえば確実に死ぬぞ」
「あいつの攻撃と似たようなものが、当たり前にある世界……か」
「二人はここで待機を、この戦場では――」
「待ってくれよハスミさん、女の子に戦わせて、俺たちが何もしないってのは……流石に無理だ――そうだろランス」
「……俺たちでやった方が効率がいい、全員下がっててくれ」
「なっ……何をバカなことを‼︎」
「武器も何もないのに、そんな戯言を言っている場合では…‼︎」
「大丈夫大丈夫……俺たちはこれでも――世界を救った奴の仲間なんでね」
「……ふっ、そうだな」
2人は杖を取り出し、ユウカ達の前に立つ。そして杖を暴徒達に向けながら。
「足を引っ張るなよ、ドット」
「へっ、そっちもな、ランス」
そう言い合い、戦闘を開始した。
正反対の2人。
方やシスコン、方やイケメンを恨む者。
対立し喧嘩をすることも多々ある2人――だが組めば、神をも倒し、世界を救う最強のコンビとなろう。
これを書かなかった理由? 単純につまりました、よく詰まる。
きっかけはアロナちゃんとアンナちゃんって似てね?と思って、書いてみたって感じです。