サイキョー転生! 〜10人分の軌跡のお話〜 作:堕落と強欲の権化
西暦2035年、突如として日本上空に魔法陣が現れた。それは、10人の少年少女を吸い込み、消えた__。
「うっ__……もうこんな時間か」
俺、「アレク・ラグトロイド」は、元は日本に住んでいた。けど、なんでかわからんけど、空に突然現れた魔法陣によって、この世界に産まれたのだ。
俺「理解できないよ」
というか!なんだよ魔法陣って!ふざけんなクソ!
俺「はぁ……」
悩んでてもしょうがない、現状を整理しよう。
俺「まず、レオジングからだな」
人型汎用魔導兵器「レオジング」。はじまりは何百年も前。いつかは忘れたが、大昔に作られ、争いに使われた兵器で、今ではもう動かすことは出来ない。しかし、技術だけは残っていた。それらはを使って新たに作られたのが「レオジング・ワン」だ。確か暴走したんかな?
俺「第三次世界大戦……か」
120年戦争というのがあって、それの第二次世界大戦の終盤で完成された「レオジング・ワン」が戦争を終結させたんだったよな?んで、第三次世界大戦でどんどん作られ、ついに「レオジング・エイト」とかいうのが量産できるようになり、戦争が激化。俺がいるこの「アリオン共和国」が勝ったんだ。
俺「第四次世界大戦でやばい事になったんだよな」
さっき言った「レオジング・ワンの暴走」が、この時に起きた、と。んで、そのせいでか被害は今までの比にならず、止めるのに苦労したのだとか。
俺「ふつーにやべぇよな」
そういや、この国についてまだ説明してなかったか。
ここは「アリオン共和国」という、結構大きな国で、意外と平和だ。けど、ニュースでは「テロリストが多発している」とか言ってて、ほんとに物騒。大丈夫かこの国?
俺「まあそんなとこかな」
と、現状整理をしていると。
『ピンポーン』
チャイムがなった。客?そんなの聞いてないんだが?
母「はいお待ちいておりましたー」
軍「徴兵に参った」
父「ええ、クエイルですね?12歳ですが、よろしいでしょうか」
__は?徴兵?クエイル姉さんを?
軍「連れてこい」
姉さん「いや!いやよ!離して!何するのよ!」
軍「黙ってついてこい!これは国の命令だ!」
俺「うそだろ……?」
軍「お前は今日からアリオン軍兵士だ」
姉さん「いや……」
軍「返事ぃ!」
姉さん「はっはいぃ!」
姉さんが軍につれていかれた。
両親は__なぜか笑っていた。
「「「はぁーーーーー!?」」」
次の日、学校でみんなに事情を説明したら、みんな怒ってくれた。
シュウ「クエイル先輩、軍に連れ去られたの?」
セン「酷い話ね」
カイト「姉を救う力が欲しいなら、俺たちを頼りな。手伝ってやる」
俺「みんな……ありがとう!」
みんなのおかげで元気が出た。感謝しなきゃ。
俺は決めた。姉さんを救う。みんなで!大人に抵抗してやる!