サイキョー転生! 〜10人分の軌跡のお話〜 作:堕落と強欲の権化
__とある異世界の森__
僕「……あれ?」
友達と遊んでいた。そして暗くなったから帰ろうとしたら変な穴に落ちて、気がついたら__。
僕「……ここ、どこ?」
森森森。どこを向いても森森森。……は?
僕「お兄ちゃーんどこー?みんなー?」
いない。誰も反応しない。……そんな時は、前世の記憶を頼りに!
僕「えーっと、木を擦れば火がつく、と。んー、ちょうどいい木の枝……ない?」
ガサガサ。
僕「っ!誰!?」
鎧「おや、迷い込んできたのか?」
__小屋__
僕「ここがクロムさんの家……」
クロム「もう何10年も前だけどね。100年だったかな」
僕「確か、もう死んでるんだっけ」
クロム「そうさ。……でも、意思だけは残したくてね」
さっき森で出会った鎧ことクロムさん。どうやら、聖騎士として活躍して、魔王軍の幹部としても活躍。その後、勇者に打ち倒されたらしい。
クロム「エリックくん、君には素質がある。どうだろう、僕の力を使ってみないか?」
僕「……っ!ぜひ!」
そこから、僕の剣術の勉強が始まった。
大剣を片手で振り回せるようになり、光魔法や闇魔法、魔装なんかも使えるようになった。
クロム「……よし、次は生活に役立つ便利な知識を教えよう」
僕は、洗濯や料理、その他もろもろを叩き込まれた。
そして、合計10年の月日を経て、ひとりで生きていけるようになった僕は、街へ出かけられるようになった。
__ノアル村、市場__
僕「ほわぁ……」
「村」という名前がついているのに大きな市場があることに驚きを隠せない。
???「あら、あなたノアル村は初めて?」
僕「えっ、はっはい!」
???「そう。私はミレア・ノーレッジ。禁書使いよ」
僕「禁書……使い?」
ミレア「そう。禁書を主に使う魔導師のこと。つまり私はとても強い魔導師ってこと」
僕「はぁ……あっ、えと僕はエリック・ロワルド、13歳ですっ」
ミレア「そ。よろしく、エリック」
僕「こちらこそよろしくお願いします、ミレアさん」
__ミレアの研究所__
ミレア「私はね、ここで禁書の謎を解き明かし、文明を進化させていくのを目標にしているのよ」
僕「なるほど……(クロムさん、それって大丈夫なんでしたっけ?)」
それとなくクロムさんに聞いてみる。
クロム「(昔はダメだったはずだが……禁書使いという肩書きがある以上、大丈夫なんだろう)」
ミレア「……ねえ」
僕「はい?」
ミレア「あなたの鎧、なんで勝手に動いてるの?」
僕「えっ?……うひゃあ!クロムさん!?」
ミレア「クロム……?どこかで聞いたこと__あっ」
僕「どうしました?」
ミレア「なんで伝説の騎士が生きてるの!?どういう原理!?」
僕とクロムさんは顔を見合せてハッとする。
僕とクロム「「……あっ」」
こ の 人が規格外な存在なの忘れてた☆
次回!サイキョー転生!
「ちょwwwおおい天狗ゥ!もちつけぇ!」
「お前が落ち着け、正月じゃねえよ」
「えー、天狗が仲間になりました……」
さあ、サイキョーを目指せ!