サイキョー転生! 〜10人分の軌跡のお話〜 作:堕落と強欲の権化
俺「おぉ、すげぇ!思ったよりムズい!」
莉子『あのねぇ……』
ビーッビーッビーッ!
莉子『何!?』
手前を見ると、どうやら侵入してきたであろう機体が現れた。
俺「敵襲!?ハハッ、実戦ってか!」
莉子『危ないわ!戻りなさい!』
俺「断る!でらああああああああっ!」
敵機『なんだっ!?いてっ!』
俺「おらぁあああああっ!」
敵機『て、撤収!撤収ー!』
敵機『ヒ、ヒィィィィ!』
俺「雑魚やん」
莉子「日向くん、やばいね」
__アジダ湾港、北入口__
アリオン軍『反乱軍に告ぐ!お前たちの目的を答えよ!』
俺「んなもん決まってんだろ……」
アリオン軍『……なに?』
俺「お前たちアリオン公国の!不必要な戦力の解体だ!」
アリオン軍『断る!そもそも我々に不必要などない!組織した理由はなんだ!』
俺「んなもん……分かりきってるだろ」
俺「てめぇらが俺の姉ちゃんをさらっていくからだろうが!俺の名前は「アレク・ラグトロイド」!てめぇらは知っているだろ!「クエイル・ラグトロイド」をなぁ!」
アリオン軍『っ……』
あの時。
俺「なんでッ、なんでアリオン軍なんかに!姉ちゃん!」
クエイル「逃げれるなら逃げたかったわよ……でも無理なの!」
俺「今なら逃げれるだろ!」
クエイル「っ……ごめん、無理だわ」
俺「姉ちゃん!」
俺「あの時の仕返しだ!来い!」
俺は大声を張り上げた。すると。
クエイル『うるさい!』
俺「うおっ!?姉ちゃん!」
突然、姉ちゃんの乗ったレオジングが俺を潰しに来た。だから俺はとりあえず風魔法で後ろに吹っ飛んで回避した。
俺「なんで__」
クエイル『私はもう、アリオン軍なの』
俺「……そうか。」
どうやら姉ちゃんはもう、諦めたようだ。ならもう用はない。
「舞乱・ダークローツ、炎を纏って姉ちゃんに突っ込め」
キィィィィィン__!
アリオン軍「な、なんだ!?」
アリオン軍『敵か!?』
アリオン軍「お、おいあれ」
アリオン軍「こっち来てるぞ!」
アリオン公国『隕石か?』
俺「突っ込め!舞乱!」
ドッゴオオオオオオオオッ!
クエイル『きゃあああああああっ!?』
俺「よっと。……さて」
舞乱のコックピットに入り込んだ俺は。
俺「舞乱・ダークローツ、起動!」
そう、宣言した。
__数時間後__
クエイル「(くっ……もうどのくらい戦ったのか分からない。なんでまだ平気なの?子供でしょ?私でも魔力が残り少ないしダメージも大きいし、エネルギーも少なくなってきたっていうのに……)」
俺「まだまだぁ!」
クエイル『ねぇ、もうやめない?』
俺「え?」
クエイル『体力もたないでしょ、子供なんだから』
カイ「……アレク」
クエイル『魔力も減っているでしょう?やめましょう。そして、軍に投降しなさい』
俺「……おまえ」
「誰に口聞いてんだ?」
クエイル『……へっ?』
俺「俺はな?まだ魔力が10分の1しか減ってねぇんだよ」
クエイル『……嘘』
俺「だから諦めなよ」
クエイル『どうして!?どうして魔法を連発しているのにまだ魔力が有り余ってるの!?』
アリオン軍『転生者とかじゃない限り無理だ……なんであんなに__』
俺「俺がその転生者だからだよ」
アリオン軍『はっ!?』
カイ「初耳だぞ!?」
俺「言ったら変な目で見られるかなと思って」
クエイル『そうだったの……』
俺「兄ちゃん……元気してるかな」
クエイル『……でも、それもどうせハッタリでしょ?』
俺「……そうか」
俺は、魔力を手に込める。
俺「なら食らってみろ。これが俺の全力だ!」
炎魔法の上位互換__
「火炎魔法!『ダイナミックフレイム』!」
クエイル『きゃああああああああああああああああああああああああああああっ……!』
次回!サイキョー転生!
「うわーいお空飛んでる」
「村の人達が何事かと様子を見に来ました」
「え、私が……?」
さあ、サイキョーを目指せ!