志摩兄妹のキャンプ日記!   作:tacorice

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第2話 レンと野クルの新入部員

本栖高校 下駄箱

 

 

「リン レン〜おはよう〜」

 

 

「あっ恵那〜おはよ〜」

 

 

「おはよう」

 

 

「後で2人とも髪やってあげるね〜」

 

 

「「やめろよ」」

 

 

「わぁ〜息ぴったりさすが兄妹だね〜」

 

 

「「…………」」

 

 

微妙に照れる2人

 

 

 

 

そして何事のなかったかのように時が進み………

_________________

 

放課後

 

 

レン『飲み物買ってから部室行く』

 

 

千明『了解〜』

 

 

 

 

「さっ寒すぎるっ」

 

 

この男は極度の寒がりなのだ………

 

 

「ココア………ココア…………」

 

 

 

「えっ? 売切れ?!」

 

 

 

「おしるこにしよ」

 

 

ピッ!

 

ガコッ!

 

 

 

「おっ〜! カイロみたい!」

 

 

 

「あっそろそろ部室行かないと」

 

 

_________________

 

野クル部室

 

 

「ん?誰も居ない?」

 

 

ガラッ!

 

 

「ん?なんだレンか」

 

 

「今来たんだけどなんかするの?」

 

 

「あ〜新しい部員にいつもやってること紹介してたんだよ」

 

 

「へ〜その新しい部員は?」

 

 

「もうすぐ来ると思うぞ」

 

 

数分後

 

 

 

「あき〜戻ってきたで〜」

 

 

「あっ来たみたいだな」

 

 

 

「あっレンの事紹介してなかったよな」

 

 

「こいつは志摩レンだ」

 

 

 

「各務原なでしこです! よろしくね~....あれ?」

 

 

「各務原どうした?」

 

 

「う〜んなんだか昨日の[女の子]に似てるような気が......」

 

 

 

「それってさっき言ってた事か?」

 

 

「うん」

 

 

「なんの話?」

 

 

「なんか昨日本栖湖で行き倒れていた所を謎のキャンプ少女に助けてもらったんだってさ」

 

 

「あ〜なでしこ多分それ俺の妹だよ」

 

 

「あ〜だから似てたのか〜!」

 

 

 

「ところでさっきまでどこいたの?」

 

 

「あ〜焚き火しようと思ってたんだけど落ち葉なくて戻ってきたんだよ」

 

 

 

 

「あっそうだ なでしこちゃんキャンプの本見る? テント特集回」

 

 

「見る〜!」

 

 

 

「テンション上がったぞ」

 

 

「ぐれいと ぐれいと〜」

 

 

「ないすないす〜」

 

 

 

「あっこれすごいよ!」

 

 

「ワンタッチテント!」

 

 

「傘みたいに1発で開くんだって〜」

 

 

「簡単そうだな〜」

 

 

「ねぇねぇ」

 

 

「この自立式と非自立式って何?」

 

 

「それね〜」

 

 

「自立式はフレームがあってペグや張り綱がなくても立てられて非自立式は立てるのにペグや張り綱が必要なテント非自立式テントはフレームがなかったりする分コンパクトにできるテントなんだよ〜」

 

 

「へぇ〜!」

 

 

「お前ら雑誌読んで満足すんなよ」

 

 

「道具は使ってナンボなんだからさ」

 

 

「という事で実物を用意しました!!」

 

 

「おお〜〜っ!」

 

 

 

「それ夏休みにキャンプやろうとして買ったはいいものの9月に届いてほったらかしになってた激安テントやないの」

 

 

 

「きゅうひゃくはちじゅうえん……」

 

 

「これ1回使ったら壊れたりしないよね?」

 

 

「各務原お前その本に乗ってるテントの価格読み上げてみろ」

 

 

「価格?」

 

 

「3万9千円…4万5千円 6万6千円 8万2千円 5万4千円 8万円 3万3千円 6万円………」

 

 

「め めがちかちかしてきた……」

 

 

「だろ?」

 

 

「これしか買えるのなかったんだよ!!」

 

_________________

 

という事で

 

中庭で実際に組み立ててみた

 

 

「じゃ俺が説明書を読み上げるね!」

 

 

「よろしくな〜」

 

 

 

「それではまず平らでペグが刺さる柔らかい地面を探しま

す」

 

 

「それから場所が決まったらそこにテント本体を広げて 畳んであるポールを伸ばします」

 

 

「え〜っとテント上部のスリーブにポールを通して」

 

 

「ポールの橋をテントの四隅にある穴に固定し……ん?」

 

 

「はまらんぞ……」

 

 

「固定……」

 

 

「これ長さ合ってんのか?」

 

 

バキィッ!

 

 

 

「折れちった………」

 

 

 

「どっどうすんだよこれ〜!」

 

 

「パイプがあれば何とかなるんだけど……」

 

 

「さすがに無いよね……」

 

 

「買っておけばよかった………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お〜い!レン〜」

 

 

「恵那どうかした?」

 

 

「ふふっこれをどうぞお納めください」

 

 

「こっこれは!」

 

 

「修復用のポール?!」

 

 

「いやなんであるの?」

 

 

「ホントにレンってリンと同じ反応するよね〜」

 

 

「まっありがたく使わせていただきます」

 

 

そうして………

 

 

980円テント無事に完成

 

 

「「「やった〜!」」」

 

 

「980円でもちゃんとテントしてるよ〜」

 

 

「材質はそれなりだけどな」

 

 

「ほんとに意外とちゃんとテントだ」

 

 

 

「斉藤さんありがとうな 助かったわ〜」

 

 

「どういたしまして」

 

 

「でもよくあんな事よう知ってたね テント持ってるの?」

 

 

「あ〜違う違うあそこの子に聞いたのよ」

 

 

恵那は図書館の方を指さしてそう言った

 

 

「ん?」

 

 

 

「あ〜〜!」

 

 

「お〜しまりんじゃん」

 

 

「なんだよその呼び方は」

 

 

「あっなでしこ名前教えてなかったな 彼女はしまりんこと志摩リンだよ」

 

 

「リンちゃん!」

 

 

「同じ学校だったんだ〜!」

 

 

と言いながらなでしこは図書室に向かって猛ダッシュをし始めた………

 

 

嬉しさが勝っているのか窓が閉まってる事に気づかず………

 

 

 

「こないだはありがと………」

 

 

ドン!

 

 

「うっ」

 

 

 

「あらら」

 

 

 

 

 

 

_________________

リンside

 

 

「自転車が1台 タープは利用されますか?」

 

 

「あ テントだけです」

 

 

「では2000円ですね」

 

 

「えーっと こっちが場内の地図と利用許可証になります」

 

 

 

2000円か……

 

 

 

2000円か〜

 

 

 

_________________

レンside

 

 

とあるコンビニ

 

 

家にちょうど欲しいビーノがあったのはいいもののリンも免許とるしここは兄として譲った方がいいよな

 

 

母さん達に頼んだら少しお金出してくれるかな?

 

 

あっお客さん来た

 

 

 

「いらっしゃいませ〜」

 

 

「これお願いします!」

 

 

「は〜い」

 

 

「1点で197円になります」

 

 

「ってあ〜レン君だ〜!」

 

 

「えっ?!なでしこ?」

 

 

「レン君ここでバイトしてるの?」

 

 

「原付買いたいからお金貯めてるんだ〜」

 

 

「はい! 197円! バイト頑張ってね〜」

 

 

「ありがとうございました〜」

 

 

 

現在の時刻はお昼

 

 

 

そろそろ時間だな

 

 

「それじゃ上がります」

 

 

 

 

_________________

 

志摩家

 

 

「リンは今日麓キャンプ場に行ってるんだっけ」

 

 

 

ブー ブー

 

 

「ん?リンから?」

 

 

 

リン『犬どもに昼飯にされそうになった』

 

 

レン『何この写真 天国ですか?』

 

 

レン『そういえばコンビニになでしこが来てた』

 

 

リン『へぇ〜そうなんだ』

 

 

_________________

リンside

 

 

なでしこか…………

 

 

1人キャンプの時間脅かされるのが嫌でつい顔に出てしまった………

悪いことしたな…………

 

 

「リ〜ンちゃ〜ん!」

 

 

「わかったって〜」

 

 

「リ〜ンちゃ〜ん!」

 

 

「だからわかったって!!」

 

 

 

「やっぱりリンちゃんだ!」

 

 

「ふぉっ?!」

 

 

 

「ななななんでこんな所に?!」

 

 

 

「斉藤さんが教えてくれたんだ〜」

 

 

『リン今日ここでキャンプしてるみたいだよー』

 

 

 

またあいつか……

 

 

と恵那に少し呆れるリンであった

 

 

 

「晩御飯もう食べちゃった?」

 

 

 

「あっうん」

 

 

「まだだけど」

 

 

 

「そうなんだ〜よかった〜」

 

 

 

「リンちゃん!!」

 

 

「今からお鍋やろ!!」

 

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