東方白竜記   作:アマザケ01

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はい、お久しぶりです皆様。今回も書いていきたいと思いますー。最近前書きに何を書いたらいいのかよくわからないんですよねぇ。何を書いたらいいのでしょう…

あ、そういえばわかりにくいかと思いますが、変身した大ちゃん(?)の容姿は、ライオンに翼が生えた感じと見ていただければありがたいです。マンティコアとかそんな感じの名前の神話生物がいたようないなかったような……まぁ、そんな感じです(苦笑


第三十六話 異常で過剰な非常識

霊夢は人差し指と中指の間に札を挟み、スペルを唱える。

 

神技「八方鬼縛陣」‼︎

 

霊夢がそう呟き、スペルを紡ぐと、妖獣はピタリと動きを止めた。否、正確には霊夢の力によって動けなくなったのだろう。体を動かそうとしても震えるだけで、そのまま動けそうにない。

 

「私がこいつを抑えてるから、今のうちにやっちゃいなさい‼︎」

 

霊夢が周りにいる二人、慧音と妹紅に声をかける。二人はそれに頷き、一気に近づいてスペルを唱える。

 

不死「火の鳥 鳳翼天翔」‼︎

 

野符「GHQクライシス」‼︎

 

二人が放った弾幕は、身動きの取れなくなった妖獣に直撃し、大きな土煙をあげる。霊夢はスッと重ねていた指を離し、二人にゆっくりと近づく。

 

「……終わった、かしら」

 

「さぁ、どうだろうな……少なくとも、私達のスペルをモロに受けたんだ。無事ではないだろうが……」

 

「……」

 

妹紅がそういう中、慧音は心配そうに土煙に目を向ける。もしかすると大妖精であるという不安が拭いきれないのだろう。救うために全力で倒すというのは、口で言うのは簡単だが、難しいのである。

 

「……慧音」

 

妹紅が心配したように慧音に視線を移した、その時。

 

「……っ、危ない‼︎」

 

霊夢が何かを察したように二人に向けて叫ぶように声を張り上げる。

 

「え?」

 

妹紅は霊夢の方を見て、自身の動きを止めた。なぜ止まったのか、自分でもよくわかってはいなかった。ただ、腹部がやけに熱いということと、喉奥から口に向けて何かが込み上げてくるということが……

 

「妹紅‼︎」

 

慧音が声を張り上げる。その声が私に正気を取り戻させる。自身の体を見てみると、背中から腹部にかけて、針の何本かが体を貫いている。これは確か、さっき霊夢が結界で防いでた、あの尻尾から出てた……

 

そう考えていくうちに意識が朦朧としていき、妹紅は地面に倒れ伏す。口元からは血が溢れ、咳き込む。なんとか針を自力で抜き、体を仰向けにする。

 

「く……まだまだやる気ってこと……⁉︎」

 

霊夢がそう言いながらお札とお祓い棒を土煙に向けて構える。慧音はやや動揺しつつも私の手当てをしようとしている。そんな中、私は見た。土煙が晴れていき、先ほどと何も変わった様子がない妖獣の姿を。

 

「無傷……だと……⁉︎」

 

慧音もそれに気づいて目を見開く。手加減をしたつもりはない。それなのに二人のスペルを受けて、無傷というのはかなりの動揺を誘う。

 

「慧音‼︎ あんたはひとまず妹紅を遠くに‼︎」

 

「わ、わかった。行くぞ妹紅‼︎」

 

慧音は妹紅を抱きかかえて飛び出す。霊夢はそれを横目で見ながら妖獣を見据える。妖獣はチラッと慧音達を見て……

 

いきなり姿を消した。

 

「っ⁉︎」

 

霊夢はどこに行ったのかと辺りを見渡す。その時、慧音達が飛んで行った方向から激しい爆発音が聞こえた。急いで振り返ると、そこには地面に叩きつけられた慧音と妹紅の姿があった。

 

「慧音‼︎ 今のは……まさか……」

 

もしあれが大妖精だとするのなら、霊夢は一つ思い当たることがある。竜之助がいつか言っていた、大妖精が使うワープ……瞬間移動なのだろう。

 

「全く、本当に厄介なこと‼︎」

 

霊夢は慧音達の元に急いで飛んでいきながら、妖獣に弾幕を放つ。妖獣はそれに気をそらされたのか、弾幕を放っている霊夢に視線を移す。その間にも霊夢は、慧音と妹紅の二人の周りに結界を張りつける。この結界には特別な効果があり、結界内にいる者の傷を癒す効果もある。これで時間が経てば幾分かはマシになるだろう。

 

「ただこの結界、普通の結界よりも力を使うから、戦いながらだと長時間は無理なのよね……」

 

つまりは、慧音達を守りつつ、このデタラメな力を持ちながら殺しにかかってくる妖獣を倒すのである。

 

「厳しいって話じゃないわね……‼︎」

 

霊夢は妖獣の足元にお札を投げつける。妖獣はそれをかわし、霊夢に向けて飛びかかり爪で引っ掻くように霊夢に向けて腕を振るう。霊夢はその腕をお祓い棒を叩きつけて軌道をそらす。しかし、完全に逸らせばせず、服をかすめるように腕が体の横を通り抜ける。今回のも当たればタダじゃ済まない。そう考えて肝を冷やす。我ながら危ないかわし方をしたものだと。

 

霊夢は少しきょりを取ろうと後ろに下がる。しかし、妖獣はそれを許さないとでも言うように、霊夢の背後に瞬間移動する。そして今度は棘のついた尻尾を霊夢にむけて振り下ろす。

 

霊符「二重大結界」‼︎

 

霊夢は咄嗟にスペルを唱え、結界を自身に張り巡らせる。瞬く間に霊夢の張った結界と妖獣の尻尾がぶつかり、火花を散らす。結界は徐々にヒビが入っていく。霊夢はやや諦めに目を伏せたが、その瞬間、妖獣の尻尾についた針が音を立てて砕け散った。

 

「えっ……なんで……」

 

妹紅と慧音の攻撃を受けても無傷だったやつが、私が結界を張って防いだだけで針が砕けた。これが意味するところは……

 

「妹紅達の攻撃が効いていたか……私の技が弱点か……」

 

霊夢はそう呟き、先ほどと同じように妖獣の足元に向けて札を投げつける。妖獣も少し怯んではいたが、札をかわしていく。

 

「予想どおり……ねっ‼︎」

 

霊夢はそう言いながら一際強く霊力を込めたお札を妖獣の足元に投げつける。妖獣はそれをかわす。しかしその直後、妖獣を取り囲むように結界が展開される。

 

「グルルル……⁉︎」

 

ここで初めて妖獣は唸り声をあげた。

 

「あんたにさっきから投げてたのは、攻撃するためじゃないわ。結界を構築させるために、あんたの周りに札を張っただけ。時間をかけたぶん、そう簡単には抜け出せないわよ」

 

霊夢がそう呟きながらゆっくりとスペルカードを構える。妖獣は結界を打ち破ろうと爪を立てるをも、今度は傷すらつかない。むしろ爪の方が痛んでいるといっても過言ではない。

 

「……やっぱり、後者なのかしら」

 

霊夢はそう呟きながら、閉じ込められた妖獣に向けてスペルを放つ。

 

霊符「夢想封印」‼︎

 

霊夢の周りに七つ、七色に輝く玉が現れ、妖獣を包み込んでいった。




はい、ということで今回はここまでですね。もこたんと慧音先生がやられてしまって作者的になんか嫌です←

そして今回は2500字ぐらいいったのは驚きました‼︎まさかこんなに書くとは……文字数が多ければ多いほど、誤字やらわかりにくいところがあると思いますので、その際は言ってくだされば後々直していきたいと思いますので、よろしくお願いします♪

では、もしよろしければ次回もゆっくりしていってください♪
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