東方白竜記   作:アマザケ01

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やって来ました第六話。いやー、前回魔理沙をあまり出せなかったので今回はもっと出して行きたいですねー。という第六話です♪良かったらどうぞ♪


第六話 空に輝く光球は

「それで? 何の用なのよ。魔理沙」

 

「いやなに、人里に行ったら慧音に会ってな。霊夢のところに人が住むようになったって聞いたから文字通り飛んで来たんだぜ‼︎」

 

「そ、それって僕のことですか……?」

 

「おー‼︎ お前が噂のやつか‼︎私の名前は霧雨魔理沙だぜ‼︎よろしくな‼︎」

 

魔理沙はニッと笑って竜之助を見た。

 

「僕は芥河竜之助と申します。こちらこそよろしくお願いします。魔理沙さん」

 

竜之助も同じようにニコリと笑いながら見つめ返す

 

「……それより、私達は今から朝食なの。用が済んだなら襖を閉めて帰ってくれるかしら?」

 

「おっ‼︎私もまだ食べてなかったんだ。ご馳走になるぜ」

 

そう言って遠慮なしにコタツに入り込み座る魔理沙。

 

「帰りなさい。あなたにまであげる分のご飯は無いわよ」

 

「えー? そうなのか? 竜之助?」

 

「そ、そうですね……。二人分しか……」

 

「ほら見なさい。あんたが食べる分は無いわよ。ほら、帰った帰った」

 

そう言って手をシッシッと振り追い払おうとする霊夢。すると魔理沙は勢い良く立ち上がり、

 

「なら弾幕ごっこだ‼︎ 勝った方が朝食を食べる権利を得るんだぜ‼︎」

 

「嫌よ」

 

そういうや否や、霊夢は勢い良く自分の分の料理を口に入れて噛みしめる。

 

「あー‼︎ ひ、卑怯だぜ霊夢‼︎」

 

「どこがよ。私のものだから私が食べただけじゃない」

 

そう言いながらもしっかりと、しかし素早く食べて行く霊夢。

 

「……あのー……弾幕ごっこってなんですか……?」

 

ここで、食事をしながら二人の話を聞いていた竜之助が声をかけた。

 

「ん? なんだ、知らないのか?」

 

「は、はい。初めて聞きました」

 

「よし‼︎ 弾幕ごっこを教えてやる‼︎ 私が勝ったら朝食を作ってくれ‼︎」

 

「待ちなさい。幾ら何でも急すぎるし、何よりたった今知ったばかりの竜之助があんたに勝てるわけないでしょ。そして何より私が良いと言ってないわよ」

 

ジト目で魔理沙を睨みながら食事を進める霊夢。

 

「むー……な、なら霊夢と私が勝負して、私が勝ったら朝食をいただくんだぜ‼︎」

 

「だからなんでそんな」

 

「竜之助も弾幕ごっこ見たいよな‼︎」

 

霊夢の言葉を遮りながら竜之助に声をかける魔理沙。

 

「は、はい‼︎ 見たいです。どんなものなのか知りたいです‼︎」

 

「ほら、竜之助もこう言ってるんだ。見せてやらなきゃ可哀想だろ?」

 

「……はぁ、仕方ないわね。分かったわ」

 

「よし‼︎ それじゃあ」

 

「勝っても食事は取らせないから」

 

今度は霊夢が魔理沙の言葉を遮り立ち上がり。

 

「えー⁉︎ なら私やる意味ないじゃないか‼︎」

 

「あら、竜之助が可哀想なんじゃなったの?」

 

「うっ……わ、分かったよ……けど、どうせやるからには勝ってやるからな‼︎」

 

そう言って勢い良く外に飛び出していく魔理沙。

 

「ほら、外に出るわよ」

 

「あ、う、うん‼︎」

 

竜之助も立ち上がり、霊夢と一緒に魔理沙の後を追うようにして外に出た。

 

「遅いぜ霊夢ー」

 

外に出ると、魔理沙は箒に乗って空を飛んでいた。

 

「ま、魔理沙さんが飛んでる⁉︎」

 

「あら、あなた飛べなかったの?」

 

「普通は飛べませんよ⁉︎ すごいですね……さすが魔法使いです……」

 

「…………」

 

霊夢は無言で空に飛び上がった。

 

「……えっ⁉︎ れ、霊夢も飛べるの⁉︎」

 

「もちろんよ。博麗の巫女たるもの、こんなの普通だわ」

 

「す、すごいなー……弾幕ごっこって飛べないと出来ないの?」

 

「そんなこと無いわ。でも飛べた方が断然に有利なのは間違いないわね」

 

「そ、そうなんだ……」

 

「さて、そろそろやろうぜ?霊夢」

 

「そうね。竜之助、離れてなさい?」

 

「う、うん」

 

竜之助は急いで少し遠くに離れた。

 

「さて……それじゃあ早速行くぜ‼︎」

魔理沙はそう言うや否や、星型の弾幕を霊夢に向かって放った

 

「甘いわね」

 

霊夢は軽く横にずれるだけでかわしながら近づいていく。

 

「避けることなんて当たり前だぜ‼︎ それが罠だからな‼︎」

 

魔理沙はそう言うとスペルカードを構えた。

 

恋符「ノンディレクショナルレーザー」‼︎

 

すると、魔理沙の構えた八卦炉から、素早いレーザーが放たれた。本来ならば避けた後すぐにレーザーを撃たれれば回避は難しいだろう。しかし、霊夢は眉一つ動かさずにスペルカードを構え、

 

夢符「二重結界」‼︎

 

霊夢を守るように結界を出現させ、魔理沙のレーザーから身を守る。

 

「さすがだぜ霊夢‼︎ どんどん行くぜ‼︎」

 

魔理沙はまたスペルカードを構えた。

 

「……やれやれ……これで決めさせてもらうわよ」

 

霊夢も同じようにスペルカードを構えた。

 

「なんだよ、もう決着をつけようってのか?」

 

「もうどんなものかは十分に見せれたでしょ。何より寒いから早く中に入りたいわ」

 

「連れないぜ霊夢……」

 

魔理沙は苦笑しながらもスペルカードを宣言しつつ、八卦炉を前に突き出し構えた。霊夢もそれに合わせるかのようにスペルカードを突き出す

 

恋符「マスタースパーク」‼︎

 

霊符「夢想封印」‼︎

 

魔理沙は先ほどよりも太く、威力の強いレーザーを霊夢に向けて放った。対する霊夢は七つの七色の光球を魔理沙に向けて全力で放つ。必然的に二人の弾幕は衝突し、激しく攻め合いながら大きな光を放つ

 

「「はあぁああぁああっ‼︎」」

 

二人が同時に叫びながらお互いが力を込める。そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だー‼︎ また負けたぜー‼︎」

 

「はい、私の勝ちね。これなら結局朝食賭けてても変わりはなかったわね」

 

霊夢の弾幕に競り負け、夢想封印が直撃し落下した魔理沙が地面で大の字になり倒れており、霊夢はそのすぐ側に降り立った。

 

「むー……まぁ負けは負けだな。潔く認めるぜ」

 

「はいはい……竜之助ー。もう出て来ても良いわよー」

 

霊夢が辺りに向かってそう叫ぶと、竜之助は近くの茂みから出てきた

 

「どうだ? これが弾幕ごっこだぜ‼︎」

 

「す、すごいです‼︎ 光ったと思ったら急に移動して、それでぶつかってまた光って‼︎」

 

「あー……はいはい。多少興奮してるのはよく分かったわ」

 

苦笑しながら霊夢が答える。すると、

 

「ねぇ、霊夢。僕にも弾幕って撃てるのかな?」




はい。ということで第六話終了です‼︎初めての弾幕ごっこだったのですが、戦闘描写って大変ですねー…ま、まぁがんばって行きたいと思いますので、良かったら次回もゆっくりして行ってください‼︎
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