透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい)   作:時代に遅れている

47 / 154
パヴァーヌ篇決定

銀さん「なんか作者がアイドル書きたい書きたいってうるさいんだけど」

新八「いいじゃないですか!アイドル篇にはお通ちゃんもダイヤモンドパキュームもあのコラボキャラ初音ミクさんも出るみたいじゃないですか!」

神楽「私ももちろん出るアルよ。新キャラで何が出るのか?調べるのも手アル」

神楽「それより銀ちゃん?将ちゃん前回の話でブリーフ一枚になったこと大きなニュースになったこと書かなくて良かったアルか?」

銀時「なんか作者面倒くてそれ書くの断念したんだってさ」

新八「おいィィィィ!ちゃんと仕事しろやァァ‼︎」



第四十一訓 ダイエットって甘い誘惑の最大の敵!

トリニティのどこか。銀時はアスナに呼ばれて、気合いを入れて待ち合わせ場所に辿り着いた。もちろん彼が一早く到着したのは、ある理由があったからだ。

 

「ごめ〜ん、仕事の依頼の会議が急に入っちゃって、遅れちゃった〜」

 

「おいおい、何メイド役が遅れてやってきてんだァァ?コノヤロー、こちとら一日数量限定のイチゴ特盛りのパフェ、『ストロベリークイーン』を食べるために、ドクターストップを無視してここまで来てんだぞ。そっちもそれぐらいやってもらわねぇとな」

 

そう、彼がここにいるのは、ただイチゴパフェのためだけだった。

 

「もちろん!ご主人様のためだもん。今日は一日、何でもやるからね!」

 

二人が訪れたカフェの雰囲気は、なかなか独特だった。店員は皆、スカートの丈が驚くほど短く、足元まで美しく見せる制服に身を包んでいる。

 

「いらっしゃいませ!好きな席にどうぞ!」店員の女子がにっこりと笑顔で案内する。

 

銀時とアスナは店員に一礼しつつ、少し奥まった席へと向かい、ゆったりと腰を下ろした。

 

「さて…俺の注文は決めてるからな、さっさと決めてくれよォ」銀時がメニューをぱたんと閉じて、アスナに促す。

 

ちらりと店員が去る瞬間、銀時は視線が思わずそちらに向かい「……あっパンツ見えた」と小声でぼそりと呟いた。

 

「分かってるよォ、ご主人様!でも、あれ?ご主人様ってパンツが見たいの?それならこの後、自分の部屋に案内してからなら、いくらでも見せてあげるけど〜?」アスナが冗談でおちゃらけた感じで言った。

 

「おめーよ、むやみに男を自分の部屋に招くなよ。ご奉仕のためとはいえだ。生徒と先生が2人で一緒の部屋ってだけで、いろいろと問題があるだろうがよ」銀時が心配そうに眉をひそめる。

 

「?」アスナはきょとんとした表情で銀時を見つめる。

 

「ほら今、先生が生徒に手出して、警察のお世話になってるだろォ?それにお前を応援してる読者の先生も、俺がそんなことしたら暴動を起こしちまうだろうからな」銀時はさらに突っ込んで説明する。

 

「分かった!なるほどね!」アスナが納得した表情でうなずく。

 

「それにだな、パンツってもんは『見せてくれ』って見ても何の価値もねぇんだ。見えるか見えねぇかの瀬戸際で、チラッと見えた瞬間にこそ意味があるもんなんだよ」銀時が自分なりの哲学を語る。

 

「……あっ、パンツ見えた」銀時は、またしても低い声で呟く。

 

「そうなんだ〜ご主人様って、ほんと変わってるね!もしかして男ならみんなそうなの?」アスナが笑みを浮かべながら尋ねる。

 

「まぁ、普通はそうじゃねぇの……よく知らねぇけどな」銀時が肩をすくめる。

 

「……あっ、パンツ見えた」銀時は再び小声で呟いた瞬間に、店員の女子がタイミングよくやって来た。

 

「お客様、ご注文はお決まりですか?」店員が丁寧に尋ねる。

 

「ようやく来たね!じゃあ、ご主人様のはこの数量限定の『ストロベリークイーン』で、私はチョコのパフェでお願いね!」アスナが笑顔で答える。

 

しかし、店員は申し訳なさそうに顔を曇らせる。

 

「申し訳ございません、お客様……。その『ストロベリークイーン』は、先ほど別のお客様が全てご注文されてしまいまして……」

 

「はァァァァ!!誰だ!?誰なのそいつ!?俺のドクターストップを無視してまでここに来た俺の楽しみを奪った野郎は!?」銀時が半ば叫び声で問い詰める。

 

「あ…あちらの……」店員の女子は少し怯えながら、銀時の迫力に押されて、ゆっくりと指をさした。その先には、黒と赤の制服を身にまとい、大きな翼を背中に揺らしながら、圧倒的な存在感を放つ高身長の女子生徒が座っていた。彼女はアスナをも上回る豊かな胸を堂々と張り、テーブルの上にはすでに数個のパフェグラスが並んでいる。彼女の前には6つあるうちの4つの限定パフェが無惨にも空になり、残り2つも手をつけられようとしていた。

 

女子生徒はどこか自分を落ち着けようとした表情を浮かべながら、小さな声で独り言を呟く。「……ダイエットは……明日から。明日から本気を出しますから……」まるで自己暗示をかけるように、無意識にスプーンを運び続けている。

 

その光景に銀時の目がカッと見開かれる。「テメェのダイエットは明日も来ねぇよ!そんだけ食っときながらまだ食う気か!?俺のストロベリークイーンまで奪いやがって…!おいデカ女!甘いものは胸にしか行かねぇ法則でもあんのか!?この俺の楽しみを返せってんだ!!」と、やや怒気を込めて声を上げた。

 

彼の言葉に反応して、女子生徒はゆっくりと銀時に視線を向けた。その顔には怒りも焦りも無く、ただ無表情な冷たい視線が彼を見つめている。目にはまるでハイライトが無いような、虚ろな瞳だ。

 

「デカ女……何でそう呼ぶんですか?何故ですか?」彼女の声は低く、穏やかだがその響きには底知れない威圧感が宿っていた。

 

銀時は思わずたじろぎつつも、つい口を滑らせてしまう。「だってお前、いろいろとデカ……」と言いかけた瞬間、女子生徒の表情が微妙に変わり、銀時の肩を突然グイッと力強く掴んだ。冷たく、無表情なままの顔がすぐ間近に迫り、彼の目をじっと睨み込む。

 

「私……そんなに肥えているように見えているのですか?」女子生徒は銀時を真っ直ぐに見つめ、冷淡に言葉を続ける。「仕方ないじゃないですか?世の中には美味しい物がごまんとあるのですから……」

 

「知らねぇよ、そんなもん!」銀時は肩を掴まれたまま、息を飲みながらも反論した。「俺はな、命かけてパフェ食べに来てんだよ!こちとらドクターストップまで振り切ってんだからな!パフェに命賭けてんだぞ、分かるか!?俺が待ち望んだ数量限定のストロベリークイーン……」

 

女子生徒は一瞬間を置いて、ふとスプーンを動かしながら、まるで銀時の言葉に興味が無いかのように淡々と続きを話した。「命をかけるほど美味しいのですか?このパフェ……」と、口元に残る僅かなストロベリーソースを指で拭い、銀時を冷めた瞳で見つめた。

 

銀時はその光景に一瞬息を呑む。「テメェ、そんな冷静な顔して全部食い尽くすつもりか!?俺の分まで食べやがって……!」拳を握りしめながらも、女子生徒の威圧感に気圧され、言葉を詰まらせてしまう。

 

その隣でアスナが、少し困った顔で銀時に肩を軽く叩き、「ご主人様、仕方ないよ……他のパフェでも美味しいかもしれないよ?」と、なだめるように微笑む。

 

しかし、銀時はなおも諦めきれず、「他のパフェなんて興味ねぇんだよ!俺が欲しいのはストロベリークイーン一筋なんだよ!」と叫び、悔しさをにじませた表情で女子生徒を見つめ続けるのだった。

 

 

女子生徒は銀時の訴えに冷めた視線を向けたまま、残りのパフェを見つめる。彼女の前には、手をつけられないのストロベリークイーンが一つ。銀時の焦りに満ちた視線が、そのパフェに吸い寄せられていた。銀時の必死な様子をじっと見て、彼女はふと微かにため息をつき、スプーンを置いた。

 

「……そんなに欲しいんですか?」女子生徒はやや面倒くさそうに呟きながら、未だ手をつけていない一つのパフェを銀時の方に滑らせる。

 

銀時はその瞬間、パッと目を輝かせた。「おおっ!やっぱり話の分かるデカ女じゃねぇか!これで指導の時間も無くなってようやくゆっくり出来るぜ!」と、喜びを隠せない表情でパフェに手を伸ばした。

 

しかし、その直前で女子生徒はふと手を止め、「……でも、ただで渡すのも悔しいですね。これを受け取るには条件があります」と低い声で告げた。

 

「条件だぁ?」銀時は一瞬、眉をひそめながらも、「どんな条件だよ?」と怪訝な顔をしながら尋ねた。

 

「簡単です」女子生徒はじっと銀時を見据え、「このパフェを食べるのなら、私のダイエットが明日から始められるように応援の言葉をください。『絶対痩せられる』って言ってくれれば、全部差し上げますから」と、不器用ながらも少し照れくさそうに微笑む。

 

銀時は一瞬、その意外な条件に呆気に取られた。、「え?それだけ?それだけでいいの?もっとなんかこうーー?」、

「わかったよ。お前は絶対痩せられるよ!だからそのパフェ、俺がありがたく頂いてやる!」と、力強く応援の言葉を贈った。

 

その言葉を聞いた女子生徒は、少しだけ頬を赤らめながらも、「……ありがとうございます」と小さく礼を言い、残りのパフェも銀時の方に差し出した。

 

銀時はそのパフェを目の前に、まるで宝物のように大事にしながら、「へへっ、俺のストロベリークイーン…」と念願のパフェを手に入れた満足感で胸をいっぱいにした。アスナもそんな銀時を微笑ましそうに見つめ、ほっとした表情を浮かべていた。

銀時がパフェを食べようとしたその瞬間

 

突如お店が爆発した。

 

「ゲホッゲホッな、何が起きたんだって」

 

そこには無惨に埃だらけで散らかったストロベリークイーンがあった

 

「俺の、俺のストロベリークイーンがァァァァ!!」

 

その後臙脂色のシャツに黒の短パンの上にぶかぶかな状態で白衣を羽織っている女子と火炎放射器を手にした女子が現れた。更にその後ろにはツルハシやシャベルを持った生徒が多数いた。

 

「私は温泉開発部の部長の鬼怒川カスミだ」

 

「そして副部長兼現場班長の下倉メグ」

 

「私は各地の温泉を求めて――――」

 

「おい、クソガキ」

 

 カスミが自分達の部活の説明を遮った銀時は口を開くと同時にカスミの頭を鷲掴みにした。

 

「痛ダダダダ!?」

 

「何、スイーツ店を爆破してんだ?テロ屋か?テロ屋なのかてめぇ?」

 

 蟀谷に青筋立てている所を見るにご立腹なのは見て分かる。銀時の鷲掴みの痛みを耐えながらカスミは銀時の説得を試みた。

 

「わ、私達は……情熱的に温泉を開拓していて……は、発掘したらそのお、温泉の……景観的にそぐわないからそれで……」

 

「そうか、そうか……」

 

 納得してくれたのか銀時はカスミの頭から手を放した。

 

「やっぱ、ただのテロ屋じゃねぇかぁぁぁぁぁ!!」

 

「ギャァァァァァァァ!?」

 

 カスミが安心したのは瞬き一回の時間で怒声と共に放った彼の拳骨がカスミの脳天に振り下ろされた。相当な怒りが込められていたのかカスミはその一撃で気絶した。

 

「ぶ、部長―――――!!?」

 

 気絶したカスミを見て絶叫を上げるメグを始めとした温泉開発部の一同。しかし、それだけで銀時の怒りが収まる事は無かった。

 

「温泉開発部だったか?お前らに教えねぇといけねぇな。『食い物の恨みの恐ろしさ』って奴を」

 

「私もやります。」

 

「デカ女、お前……」

 

「私はこれでも一応正義実現委員会の1人。トリニティでの狼藉を許しはしません!それがスイーツ店を爆破したゲヘナの生徒なら尚の事です!」

 

「ご主人様のお楽しみの時間を奪うなんてやってること分かってるのかな?」

 

 顔は笑顔なのに目が全然笑っていない表情で腰に差している木刀を抜く銀時の姿と銃を構えるアスナとハスミの姿を見た温泉開発部の運命は決まった。

 

 

 

爆発の衝撃とともに緊迫感が走るカフェ内で、銀時が木刀を構えて睨みを利かせると、デカ女――ハスミと、自由奔放な戦闘狂のアスナが左右に陣取るようにして戦闘態勢をとった。

 

ハスミは戦場に一歩踏み出すと、片膝をつき、無表情のまま瞬時に戦況を把握した。狙いを定めるのにスコープなど不要。彼女は正義実現委員会の副委員長を務めているだけあり、銃口をほんの少し傾けただけで、複数の温泉開発部の部員たちを次々に狙撃し、撃ち倒していく。

 

「……ひとつ、ふたつ、三つ……」

 

その正確な狙撃により、相手が応戦する暇すら与えず、床に倒れていく部員たち。スコープ無しでの精密な射撃はまるで計算されたかのように正確で、ハスミの冷酷な表情が部員たちに恐怖を刻みつけていく。

 

アスナ:突撃好きの好戦的な戦闘狂

一方のアスナは、彼女らしく思い切りのよい行動で、銃を両手に持って高笑いしながら一気に突撃。「よーし、行くよ!」と叫び、相手の発砲などお構いなしに駆け込んでいく。

 

アスナは勘が鋭く、次々に飛んでくる銃弾の軌道を瞬時に見極め、全てを紙一重でかわしていく。弾道が自分に迫ると体をひねって受け流し、まるで舞うような動きで敵陣をかき分けて突き進む。その大胆で圧倒的な動きは、まるで戦闘に喜びを見出しているかのよう。

 

「どうしたの?もっと来ていいのに!」アスナが挑発的な笑みを浮かべ、部員たちを嘲るように言い放つと、火炎放射器を持ったメグがアスナの目の前に立ちはだかった。

 

メグ vs. アスナ

メグは大型の火炎放射器を持ちながら、息をつきつつも構えをとる。その瞳には一瞬のためらいもなく、彼女の性格が現れるように、ゆっくりと「火、燃やすよ……」と低く呟く。

 

瞬時に高温の炎がアスナ目掛けて放たれたが、アスナはその瞬間に素早く横に飛び退き、炎の届く範囲から抜け出すとすかさず反撃の銃撃を放つ。しかし、メグも驚くほどの反射神経でその場から一歩下がり、炎でアスナの銃弾を遮る。

 

「あなた、なかなかやるじゃん!」アスナが声を上げ、メグに一歩ずつじりじりと近づいていく。

 

 

一方で、温泉開発部の部長であるカスミは戦況を冷静に見極めながら、部員たちに指示を飛ばしている。「左から囲んで!火炎放射器を持ったお前たちは、あのメイドを押さえるのだ!」

 

だが、その冷静な指示は銀時の冷ややかな目で射抜かれた。「おい、カスミ。お前、戦場で指示してる余裕なんかあるのか?」

 

銀時が一瞬で間合いを詰め、木刀を振りかざす。カスミは指示を飛ばしながらも身構えたが、銀時の一撃は予想以上の速さで彼女の頭上へと振り下ろされる。寸でのところで体をそらしてかわしたカスミだったが、銀時の追撃を完全にかわしきることはできなかった。

 

「……あ、危なかった…」とカスミが息を切らす、銀時の迫力に押され、言葉が続かない。

 

 

その時、ハスミがアスナに向かって手短に指示を出した。「メイドさん、右から回って。火炎放射器持ちの背後を取って」と指示をするが

 

アスナは話を聞かずに笑みを浮かべながら、即座に火炎放射器の視界から外れ、素早いステップでメグの背後に回り込んだ。ハスミはアスナは指示通りに動かない事をすぐさま把握して、アスナの動きに合わせてすかさず狙撃するにして狙撃を再開する。アスナが突っ込んで敵の注意を引きつけるたびに、ハスミは正確な射撃で次々と部員たちの足元や武器を狙い、敵の動きを封じ込めていく。ハスミの銃弾はすべて計算されているかのように、アスナの動線を一切妨げずに敵を仕留めていく。

 

アスナが火炎をかわしつつメグに接近し、メグが再び火炎放射器を構える。しかしその一瞬の隙を突き、ハスミが正確な射撃でメグの足元を撃ち抜いた。その衝撃でバランスを崩したメグは、一瞬の隙を突かれて火炎放射器を手放し、その隙にアスナが笑みを浮かべて突進していく。

 

「その火炎放射器、もらってもいいのかな?」アスナが不敵な笑みを浮かべながら問いかけると、メグは恐怖に凍りつき、無言で後ずさる。

 

メグが恐怖で硬直している隙に、ハスミは残りの部員たちを正確な射撃で次々と撃破。温泉開発部の生徒たちは完全に戦意を喪失し、次々と倒れていった。

 

 

カフェの中は戦闘の爪痕が残り、床には気絶した温泉開発部のメンバーが散乱していた。銀時は木刀を振り下ろし、残った部員たちを冷ややかな目で見下ろしながら一歩ずつ歩み寄った。「食い物の恨みってもんを、これでしっかり学べたか?」と、低く静かな声で吐き捨てる。

 

一方、ハスミとアスナはその隣に並び、冷静と好戦的な笑みを浮かべながら、温泉開発部を見下ろしていた。その静かながらも恐ろしい威圧感が、倒れている部員たちに重くのしかかった。

 

戦闘が終わり、カフェに静寂が戻った。床には温泉開発部の部員たちが散乱し、辺りにはまだ少し煙と埃が漂っている。銀時は木刀を肩に担ぎながら、深いため息をつき、少しだるそうに辺りを見回した。

 

「はぁ、ここに来てからというもの、ずっと戦闘しかやってねぇ気がするぜ……」銀時がぼやきながら、木刀で埃を払って座り込む。

 

すると、ハスミが冷静な表情で一歩前に進み出て、一礼するように頭を下げた。「今回はご協力ありがとうございました。この生徒たちはこちらで身柄を預かり、後ほどゲヘナの風紀委員に引き渡します」

 

「そうか…またヒナの野郎に手間かけちまうな。」銀時が皮肉めいた口調で言いながらも、少し複雑そうな表情を浮かべた。

 

ハスミは銀時をじっと見つめ、「それより……前から思っていましたがあなたは本当に人間ですか?」と、少し疑問を含んだ声で尋ねる。冷静な彼女らしくも、どこか探るような目を向けている。

 

「そうだけど?」銀時は肩をすくめて答え、笑みを浮かべる。「おれのはなしゴリラとかに聞かされてねぇか?」

 

「いいえ」ハスミは首を横に振りつつ、微かに笑みを浮かべる。「でも、あなたの噂は聞いていますから。どこへ行っても木刀で暴れ回ると聞けば一発で分かります。実際にお会いして納得しました」

 

「そうかい……まぁ困った時はいつでも呼びな、助けになるさ。俺は坂田銀時。銀ちゃんでも銀さんでも、なんとでも呼んでくれよ」

 

ハスミはその言葉に驚きはしないものの、真っ直ぐな視線で銀時を見据え、微かに頭を下げる。「それでは、銀さんですね」そしてふと思い出したように、「そういえば、あなたに名乗っていませんでしたね」と言って一歩進み出た。

 

「私は羽川ハスミです」彼女は冷静な口調のまま、丁寧に名乗りを上げた。そして銀時に軽く会釈をし、「またお会いしましょう、銀さん。…それから、メイドさんも」とアスナの方に振り返り、小さく笑みを浮かべる。

 

銀時もふっと笑い返し、肩の力を抜く。「じゃあ、またな、」

 

アスナが横で微笑みながら「じゃあ帰ろっか、銀ちゃん」と軽く誘いかける。

 

「おう」と銀時はやや気だるそうに応じ、店を出ようと歩き出す。疲れの残る表情ながらも、どこか満足げな顔つきだった。

 

しかし、銀時が先に出口へ向かうアスナを追いかける途中で、突然「あ、そういえば……」と、何かを思い出したように立ち止まる。

 

その声にアスナも足を止め、振り返った。「ん、どうしたの?」

 

その瞬間、銀時の表情が一変する。目を見開き、まるで雷に打たれたかのように固まった。

 

「俺の……俺のストロベリークイーンの弁償してもらうの忘れてたァァァァ!!」と、今更ながら絶叫するように叫び出した。

 




銀時「新しいゲーム機がほしい?」

アリス「はい!アリス新しいゲームでジャンプキャラクターをチビメイドと操作したいんです!」

ネル「誰がチビメイドだ!?」

銀時「それにしても知ってる顔が多いなぁ」

次回 ゲームの中での約束は永遠

〜透魂〜第一回キャラクター人気投票

  • 銀時
  • 新八
  • 神楽
  • 沖田
  • 土方
  • 山崎
  • 高杉
  • 定春
  • エリザベス
  • ホシノ
  • シロコ
  • ヒナ
  • アコ
  • ミカ
  • ナギサ
  • セイア
  • ユウカ
  • ノア
  • 近藤
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。