透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい) 作:時代に遅れている
あっパヴァーヌ篇は終わったらちゃんとやります!
第???訓 文化祭なんてクソ喰らえ!
モモトークにて(メール通信アプリ)
ティーパーティーより
「万事屋銀ちゃんキヴォトス支店シャーレへ」ナギサ
「万事屋は今日一日いや休みたくなくなるまで休むので依頼は便利屋にお願いしまーす」銀時
「いえ、今回は、依頼ではなく我々トリ二ティー総合学園の謝肉祭。つまり文化祭の案内に参りました。」ナギサ
「文化祭?いやいいよ。」銀時
「!?」ナギサ
「俺が嫌いなもんは3つあってな、教えてやるよ」銀時
「ひとーつ!文化祭準備ではしゃぐ女子!ふたーつ!女子共のテンションに便乗して盛り上がる愚の骨頂男子!
みーっつ!それらの全てを包容し微笑みながら見守る教師または、責任者。以上!」銀時
「.....それ単に文化祭が嫌いなだけじゃないですか?」ナギサ
「そういうわけでお知らせは他の奴らに頼むわ」銀時
「そうですか~それなら私にも考えがあります。」ナギサ
「この間銀さん、ミカさんのお部屋で一夜をお過ごしになられましたよね?」ナギサ
「!?」銀時
「おいお前!そいつをどこで!!」銀時
「もし、これが知られたら先生としてのあなたは成り立たなくなり給料も激減、それに銀さんは前の世界での家賃も返済しきれてないのだとか.....」ナギサ
「.........」銀時
「あーでも仕方ないですよね~銀さん文化祭が嫌いなんですもんねー」ナギサ
「......」銀時
「仕方がありませんが、皆さんにこれを公表しなくては....」ナギサ
「やります!やりますよ~で一体何があるのかなぁ」銀時
「はい。お知らせしましょう。トリニティー謝肉祭の出し物には、次のようなものがあります。
飲食やゲームなどの模擬店
美術作品や研究内容の展示
お化け屋敷やプラネタリウムなどの空間演出
そして目玉のイベントはトリニティーに来てからお知らせしますが、
そのイベントは、トリニティだけでなく、他学園からも参加者を募る大きな催しで組織間の関係性を抜きにして、交流を深めるための大規模イベントです。」ナギサ
「ではお待ちしておりますよ。万事屋さん」ナギサ
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シャーレの一室。銀時はソファにどっかりと腰を下ろし、足を組んで苛立ちを見せている。その顔にはどこか憂鬱な影があり、さっきのモモトークの内容で何か考え込んでいる様子だ。
「ったく、文化祭なんてめんどくせぇよ……」
銀時が吐き出すように呟くと、近くにいた新八が不満そうに振り返り、眼鏡をクイッと持ち上げながら言う。
「何言ってんですか、銀さん。文化祭に教師を呼ぶなんて、至って普通のことじゃないですか?」
銀時は肩をすくめ、鼻で笑って新八を見下すように返答する。
「お前みたいな真面目陰キャ童貞メガネには分かんねぇんだよ。どうせお前は、文化祭準備に盛り上がる女子の目を引こうとして、真面目仕事して軽くあしらわれる童貞メガネに過ぎねぇんだろ?」
新八は口を大きく開けてツッコミをする。
「おいィィィィ!そこに童貞関係ねぇだろォォォォ!!それにさっき使った言い回しを少し変えて僕をディスっただけじゃないですか!!」
その時、神楽が鼻で笑いながら口を挟む。彼女は銀時に負けない冷たい視線で、新八を小馬鹿にしたように睨む。
「四の五のうるさいネ童貞メガネ!陰キャ童貞は文字らしく静かにしとくヨロシ」
銀時は神楽のセリフで、再びニヤリと笑みを浮かべて続けた。
「そうだよ〜おれはお前みたいな被害者を増やさないために忠告してやってんだから、感謝しろよ、童貞メガネくん?」
新八: 「いや僕の童貞、結構擦ってますけど、銀さんも同じ穴のムジナでしょ。何ならあと一年で30歳だし……」
銀時の顔が一瞬固まり、新八の胸ぐらを掴んだ。その行動で怒りがこみ上げてくるのが伝わってくる。
「おいテメェ!童貞なめんじゃねぇぞぉ。周りに女がいる中で三十歳まで童貞貫いた男はなァ、ゴッドハンドと呼ばれ、加藤の鷹という存在に転生できんだかんな。テメェとは童貞でも格が違うんだよ格が」
新八は呆れながらも、さらにツッコミを繰り出す。
「その言い回し、吉原篇で僕が使ったので使わないで下さい。それに銀さんの場合って性欲を我慢したわけじゃなくて、結野アナに手出せなかっただけでしょ!!」
銀時の顔は焦りと苛立ちが混ざった表情で言い返す。
「違うね。俺の場合は、テレビ放送で問題が起きないようにあえて手を出さなかったの!お前みたいに手を出せる女がいなかった童貞とはわけが違うって言ってんの!」
新八はさらに激しく畳み掛ける。
「じゃあこの時間停止の時はどうやって説明するんですか!!この時銀さんは2度も結野アナに手を出そうとしてました。テレビ放送されたこの回で聖なる行為を行おうとしていたのは事実です!」
「ぐはぁ……」
銀時は完全にダメージを受け、頭を抱える。新八は勝ち誇ったように、冷たい視線で銀時を見下ろしながら追い討ちをかける。
「何か反論がありますか、銀さん」
「へ、なかなかやるようだが、お前も墓穴を掘ったな。その回だと、お前はお通ちゃんの初を奪わずにピーぱいを揉もうとした。時間停止というこれ以上ないチャンスでお前が成功したとしても、お前が童貞であることは変わらなかったってわけだ」
新八の顔が驚きの表情で口ごもる。
「なっ!」
ガチャ(ドアが開く音)
突然、部屋のドアが開き、マリーが部屋に入ってくる。彼女は困惑した表情を浮かべて、銀時たちのやり取りを見つめる。
「あの……銀さんに依頼があって来たんですけど、大丈夫ですか?」
神楽が笑顔で手を振り、マリーを歓迎する。
「あ、マリーちゃん!元気にしてたアルか?」
マリーは微笑んで神楽に頷くが、依然として銀時と新八のやり取りに対する困惑が消えない。
「はい、おかげさまで。それにしてもあの二人は一体何を言い争ってるのですか?」
神楽がため息をつき、呆れた表情で肩をすくめる。
「純粋な娘にはまだ早い見苦しい争いアル」
新八はますます苛立ち、銀時に顔を向けて叫ぶように言う。
「これじゃあ埒が明かない!」
銀時は腕を組み、口角を上げて不敵な笑みを浮かべると提案する。
「よし!こうしよう。いまから俺達は、先生という立場にいる俺に脅迫してきたナギサに、自分の立場をわからせにいく。先にナギサを屈服させて、童貞卒業したほうが勝ちってことにする。これで決着をつけよう」
「良いわけないだろ!先生が生徒に手を出すなんて、僕の場合も不純異性行為で捕まり……いや、バレなければ問題ありませんね(キリッ)」
新八も初めはツッコミをしていたが、悪ノリモードに入った。銀時は自信満々に頷き、新八の肩を叩き、外に向けて走り出す。
「よし!俺はスクーターで行くから、お前は定春で……」
ドガガガガガッ、ドッカァァァン!!
神楽が怒りを露わにし、傘の形をした機関銃を構えて引き金を引く。銃口から連射される弾が銀時と新八に降り注ぎ、部屋中に轟音が響く。
「私がここにいる限り、生徒には手出しさせないネ。さっさと戻って卑しマリーの依頼を片付けてくるアル」
マリーが申し訳なさそうに神楽に頼む。
「神楽さん……その“卑しマリー”って呼び方、やめてもらってもいいですか?」
銀時と新八は体中に包帯を巻かれた姿で、呻きながらマリーに視線を向ける。
「で?今日は一体何があったんだよ。文化祭でファンが来て大変とかはお断りだからな」
マリーは小さく頷き、真剣な表情で口を開く。
マリー: 「実は……」
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回想シーン
サクラコ は、落ち着きと礼儀正しさを保ちながらも、どこか申し訳なさを感じさせる声色で話し始める。視線を少し下に落とし、軽く息をつくと、思慮深く言葉を選んだ。 「多忙な中、急に呼び立ててしまいすみません……」彼女の声には、周囲を気遣う控えめな響きが含まれていた。
ミネ は、いつもながら冷静かつ的確な声で応じるが、その言葉には強い意志が込められている。口元を引き締め、視線は真っ直ぐ相手に向けられていた。 「……おそらく、すぐにでも決着をつけていたでしょう」ミネの声には、決意と警戒の響きが感じられた。
マリー は、驚きと戸惑いが交じった声で、勢いよく問いかける。眉を寄せ、目が大きく見開かれている。 「け、決着とは、いったい何があったのですか……!?」言葉が途切れると、マリーは両手を胸元に添えて不安そうに揺れた。
サクラコ は、再び声を落とし、混乱を示すように視線を彷徨わせる。自分の理解を求めるが、言葉は慎重に選ばれた。 「……え?……はい?」戸惑いを隠せず、彼女の声はかすかに揺らいだ。
ミネ は、冷静さを失わない声色で、分析的に問いかける。その視線はサクラコを真っ直ぐに捉え、眉をわずかに持ち上げていた。 「サクラコさんが、そのつもりだったのでは……? 先ほど『衝突する前に、マリーの声を聞かなくては』とおっしゃっていましたよね?」
サクラコ は、再び困惑の色を見せ、視線を足元に落とす。声は弱々しく、疑念を払拭しようとする。 「……また誤解を……」
ミネ は、すかさず、確認するような視線を向けたが、顔にはわずかな疑念の色が残っている。 「つまり……?」
マリー は、優しい声で、しかしおずおずと間を置いて話し始める。胸の不安を隠しきれない様子が声に現れている。 「あ、あの……もしかして、私のせいで問題が……?」
ミネ は、口調を落ち着かせ、マリーを安心させるような柔らかい声に変わった。視線は穏やかで、かすかな微笑が口元に浮かんでいた。 「どうかご心配なさらないでください。私たちはマリーさんを咎めに来たわけではありませんので」
サクラコ は、申し訳なさそうに小さくため息をつき、気まずそうに視線を落とす。口元がわずかに下がり、声には後悔の響きが含まれていた。 「また困らせてしまいましたね……申し訳ありません」
サクラコ は、語り直す決意を込めて、少し前傾姿勢をとり、説明を始める。言葉は慎重だが、思いを伝えたい気持ちが滲んでいた。 「順を追って説明しますと……」
ミネ は、その場の主導権を握るように軽く手を挙げ、口調はきっぱりとしていた。視線はサクラコとマリーを交互に見つめていた。 「……お待ちください。ここは私が説明しましょう」
冷静な視線をサクラコに向け、少し眉を持ち上げた。声には、事態を整理しようとする確信が含まれている。 「サクラコさんでは、誤解を生んでしまうかもしれませんから」
サクラコ は、その言葉にわずかにショックを受けたように、一瞬硬直し、口元を少し動かす。返事は控えめで、声も小さい。 「……はい? そ、それは……」
少し動揺を見せながら、視線を宙にさまよわせた。返答に戸惑いがあり、声に困惑の色が浮かぶ。 「……何故でしょうか?」
ミネ は、冷静さを保ちながらも、少し鋭い口調で指摘を加える。視線は相手を説得するように強まった。 「今日の話し合いだけですら、いくつも誤解を生んでいたかと」
サクラコ は、眉を下げ、うなだれるように小さく息をついた。声は弱々しく、少し悔しさがにじんでいる。 「……うっ」
短くため息をつき、肩を落として答える。顔には淡い苦笑が浮かんでいた。 「分かりました……では、お任せします」
マリー はサクラコの様子を見て、心配そうに一歩前に出る。瞳に不安の色を宿し、声は小さく揺れている。 「サクラコ様……」
ミネ は、姿勢を正し、静かながらも確信をもって説明を開始する。視線は一度、部屋の全員を見渡してから、マリーに向けられた。 「……では、まず私たちが置かれている状況をご説明します」
言葉に力を込めつつも、冷静さを保つよう努めて話を続ける。手は穏やかに動き、視線も安定している。 「マリーさんもご存知の通り、現在トリニティ謝肉祭が開催されていますよね」
マリーの緩やかに頷きを確認して、ミネは、説明に重みを持たせる。視線は少し遠くを見つめるような表情に変わり、声に落ち着いたトーンが加わった。 「そのなかで『アイドルイベント』が行なわれるそうなのです」
言葉を続けるにつれて、彼女の声には一層の情熱が宿る。目を少し輝かせ、視線はマリーに向けられたままだ。 「これは、トリニティだけでなく、他学園からも参加者を募る大きな催し」
ミネは、手を軽く動かし、状況の重要性を強調するような仕草を加える。 「開催期間中は、組織間の関係性を抜きにして、交流を深める決まり」
その言葉には真剣さと、どこか使命感が漂う。声のトーンが少し下がり、まるで自分自身にも言い聞かせるかのようだった。 「これを生かして、私たちのイメージチェンジを図ろうと考えました」
ミネは、軽く息を整えるようにして一拍置き、再び真剣な視線をマリーへと戻す。 「……まさに、絶好の機会ですから」
拳を軽く握り、胸の前に持ってきて自分の決意を示すような仕草を見せる。声は力強く響き、彼女の決意を強調していた。 「救護騎士団やシスターフッドが抱えるマイナスイメージを払拭するのです!」
マリー は、驚きと戸惑いが混じった表情で、小さく息を呑む。目が少し大きく開かれ、声も高めに響いた。 「わ、私たちにそのようなイメージが……?」
サクラコ は、その言葉に小さく頷きながら、静かに語り始める。声は少し沈んだトーンで、内心の悔しさを滲ませていた。 「はい、残念ながら……」
目を伏せながら、言葉を続ける。視線は少し遠くを見つめるようで、表情は硬かった。 「マリーは初耳かもしれませんが、立場上どうしても疑いをかけられやすいのです」
眉を少し寄せ、苦々しげに口を開く。声は静かだが、そこには現状に対する無力感が漂っていた。 「例えば、陰謀を企てているのではないか、生徒を監禁しているのではないか、など……」
ミネ は、鋭い視線をまっすぐ前に向け、少し眉を下げながら続ける。声は冷静でありながらも、その中に悔しさが見え隠れしていた。 「救護騎士団も、救護のていで暴力を振るい、街を破壊して回っていると誤解されており……」
声を抑えながらも、心の底からの無念さが表れている。
ミネ は、息を一つついて、気持ちを切り替えるようにして声を高める。彼女の目には決意が宿り、言葉には力強さがみなぎっていた。 「みなさんのために職務を全うしているはずなのに、です」
その言葉に対して、マリーは戸惑いの表情を浮かべながら小さく呟く。心配そうに周囲を見渡し、内心の混乱が声に滲む。 「ど、どうしてなのでしょう……?」
サクラコ は、彼女の言葉に対して、サクラコは静かに肩をすくめる。少し悲しげな笑みを浮かべ、目を細めながら返答する。 「私にも、よく分かりません……」
ミネ は、その沈黙を破るように、決意を込めた声で続ける。彼女の目は真剣で、その意思が伝わるように彼女は前に一歩踏み出した。 「この問題を解決するためには、何だってやってみせましょう」
少し体を前に傾けて、語気を強める。彼女の声には、明確な意志が感じられた。 「それが、たとえ初めての行ないだとしても」
マリー は、その言葉に目を見開き、驚いた様子で言葉を返す。動揺を隠しきれず、声が震えている。 「初めて、ですか……?」
サクラコ は、彼女は頷き、少しずつ前に出る。言葉には一層の力が込められ、覚悟を決めた表情を見せる。 「……はい、マリー。私とミネ団長は今日から……」
2人は 息を整え、少し緊張した面持ちで続ける。その声には、彼女の心の奥深くに秘めた思いが滲んでいた。 「……アイドルになるのです!」
マリー は、思わず大きく目を開き、驚きの声を上げる。口をパクパクさせて驚き、言葉が出てこない様子だ。 「アイドル……!?」
サクラコ は、彼女は少し気恥ずかしそうに微笑みながら言葉を続ける。心の奥には不安と決意が混在していた。 「似合わないことは承知のうえです。私もミネ団長も、アイドルのような可愛いものに興味はありませんから……」
ミネ は、その言葉を受け止めるように、少し眉を寄せた。戸惑いを隠せず、声に困惑を滲ませる。 「………?」
彼女の表情には驚きが溢れ、真剣な目でサクラコを見つめた。 「いえ、むしろ私は……」
サクラコ は、少し期待の色を浮かべて、彼女の心を開こうとする。 「頑張ったところで滑稽に映るかもしれませんが、その覚悟はできております」
ミネ は、思わず身を乗り出すようにして、その言葉に反応する。怒りを抑えた様子で声を荒げる。 「………お待ちください!」
と言ってミネは、さらに続ける。目を大きく見開き、サクラコの意見に対して抗議するような口調だった。 「アイドルが滑稽と言いましたか!?」
サクラコ は、少し困惑したような表情で彼女を見つめる。 「はい、それでも皆様から親しみを持っていただけるのなら……」
ミネ は、声を少し低めにしながら、冷静に彼女の意見を否定する。ミネはマリーに疑問を投げかけた。「……ふう。マリーさんのお力を借りようとした理由、分かっていただけましたか?」
ミネ は、そのまま続けて、声のトーンを上げずにゆっくりと語る。目の前にいる二人に対して真摯な思いを伝えるようだった。 「マリーさんなら、公正に選んでくださると信じております」
彼女の視線は、今度はサクラコに向けられ、その真剣な表情は彼女の意図を明確にする。 「サクラコさんの企画になったとしても、異論はございません」
マリー は、その流れを受け、少し考え込みながら言葉を絞り出す。彼女の目には迷いが見え、考えを巡らせる姿が印象的だった。 「…ええと。」
彼女は言葉を続けるために、一瞬目を閉じる。心を落ち着けて、自分の考えを整理しようとする。 「その……少し考える時間をください」
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「ーという話になってしまいまして」
彼女が申し訳なさそうに話し終えると、銀時は唖然とした表情で目を見開く。
「アイドルになるだと?おいおい、サクラコの『覚悟』とやらはすごいと思うが……サクラコとミネがアイドルだなんて、世界が終わるぞ。」
少しの間、言葉を失った銀時は、その後急に何かに気づいたように顔を上げ、訝しげな視線でマリーを見つめる。
「ん?アイドル……」
彼は首をかしげながら再度口を開き、呆然とした表情でマリーに向けて一言。
「ちょっと待って………ちょっと待って……てことは文化祭の目玉って……」
マリーは気まずそうに銀時と新八を交互に見つめ、ゆっくりと頷いた。
「はい……アイドルイベント……です」
その言葉に、銀時と新八は同時に大声を張り上げる。
銀時・新八: 「ア、アイドルかよォォォォ!!」
新八が青ざめながら銀時に尋ねる。
「銀さんこれって……」
「あぁヤベェよ、ムッチャヤベェって!!俺等の世界からのアイドルなんてろくな奴らがいねぇし、もしこれが知られたら……」
銀時と新八は顔を見合わせ、脳裏に嫌な光景が浮かぶ。二人は、怪力ゴリラのごとく強靭な新八の姉・お妙がリーダーを務めるユニット「ダイヤモンドパキューム」が、再び暴走する姿を想像して身震いする。
その瞬間、場面が切り替わり、どこか遠い海の向こうから波の音が響くような幻想的な雰囲気が流れる。
ザパァァァン!(波の音)
低く重厚なナレーションが入り、まるで伝説の物語が始まるような雰囲気が漂う。
ナレーション: 「世は登場キャラクターのほとんどが女子という、富や名声を取り合う不毛な戦いが広がっていた。そんなある日、ある一つの組織が放ったお知らせが世界を震撼させた。」
映像の中で、様々な女子キャラクターたちが登場し、アイドルという存在を夢見る姿が映し出される。
ティーパーティーのナギサ? 「有名になりたい。熱気を浴びたい。男を振り向かせたい。なら……アイドルになりなさい!! 優勝すればその全てが叶うから……」
言葉に触発された女子たちは一斉に立ち上がり、アイドルを目指す姿が壮大な音楽と共に映し出される。
ナレーション: 「世の女子たちは一斉にアイドルとなって優勝を目指しだした。」
ナレーション: 「そう!この世はアイドル大乱闘時代!!」
場面がシャーレの室内に戻り、銀時はその幻想的な場面を振り払うように頭を振る。彼の表情は苦悩に満ちている。
「って感じになっちゃうよ!! アイドル王に私はなる!!ってなっちゃうよ!」
銀時は新八の肩を叩き、さらに焦りを募らせた表情で指をさす。
「ひとまずはあのゴリラたちをなんとかしねぇと」
「新八ィィ!神楽がお前の姉に連絡しないよう見張ってろ!」
新八は必死に頷くが、次の瞬間、顔が青ざめた。銀時の言葉が遅すぎたことに気づく。
「銀さん……もう遅かったようです。」
銀時の顔が凍りつくように硬直する。すると、部屋の隅で、神楽が電話を耳に当てて話している声が聞こえた。
「あ、もしもし姉御?どうやらネ、トリニティーの文化祭でアイドル活動ができるらしくて……うん!分かったネ、楽しみにしとくアル」
神楽が電話を切る音が響き、部屋の中に絶望的な沈黙が広がる。
「終わったー!」
銀時は顔を押さえ、まるで終末の鐘が鳴り響いたかのように呟く。
「終わっちまった。あいつらの文化祭、完全に終わっちまったァァァァァ!!」
新八は必死に銀時に訴える。
「どうすんですか!銀さん!このままじゃアイドルイベントは、あの究極の武闘派吸収ユニットダイヤモンドパキュームに乗っ取られますよ‼︎」
銀時は歯を食いしばり、真剣な表情で決断を下す。
「仕方ねえ。まず、サクラコとミネのアイドル活動の手助け、及びティーパーティーのゴリラいやミカに頼んでまたゴリラ縄張り大乱闘を展開するしかねェェェ!…」
新八は戸惑いながらも銀時に同意するが、ふと思いつくことがある。
「でも……さっきの様子だと、衣装も何もない感じでしたよ!」
銀時は腕を組み、深刻な顔で考え込む。
「うーん、アイドルに詳しそうな奴と来たら……!」
その時、銀時の目が輝き、何かに気づいたように指を鳴らす。
「ノノミ!アイツなら衣装も何とか出来るかもしれねぇ!」
銀時は立ち上がり、勢いよく部屋を出ようとする。
「おい。お前ら。アビドスに行くぞ」
新八は決意を新たにし、大きく頷く。
「分かりました‼︎」
神楽も楽しげに笑い、銀時についていく。
「了解アル!マリーちゃんも来るヨロシ」
驚いた顔で立ち尽くしていたマリーが、突然の指名に戸惑いながら答える。
「え?」
神楽はマリーに向かって笑顔を見せ、説明を続ける。
「アビドスにはアイドルに詳しい友達がいて、何かの助けになること間違いないアル」
マリーは少しの間悩んだ後、観念して神楽に微笑む。
「わ、わかりました。」
四人は決意を胸に、アビドスへと向かうためにシャーレを出発するのだった。
次回予告
ノノミ「おまかせください⭐︎」
銀時「良かった〜助かったぜ」
神楽「ところで他のみんなどうしたアルか?」
ノノミ「ちょっと手伝ってもらえますか?汗かくかもしれないですけど…」
セリカ「イヤ!こっち来ないでよ!!⁇先輩のバカ!」
⁇「ひぃぃぃん……セリカちゃんに馬鹿って言われたぁぁ」
〜透魂〜第一回キャラクター人気投票
-
銀時
-
新八
-
神楽
-
沖田
-
土方
-
山崎
-
高杉
-
桂
-
定春
-
エリザベス
-
ホシノ
-
シロコ
-
ヒナ
-
アコ
-
ミカ
-
ナギサ
-
セイア
-
ユウカ
-
ノア
-
近藤