透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい)   作:時代に遅れている

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親「はぁ……」

自分「どうした?そんなため息ついて」

親「今日、ローソン100に銀さんのコラボ商品を買いに北九州まで行ったんだけどさ……」

自分「それで?売り切れてたの?」

親 「違う……店が…お店が何年も前に撤退したって」ガックリ

自分「あーね。仕方ない、銀魂らしいじゃん。銀魂のコラボないない詐欺にあったと思えばいいんじゃない?」

親 「なんか…こんなガッカリするの久しぶりなんだけど……」
親はサイトを調べてお店が北九州にあると調べていたらしいのですが、それが何年も前から更新されていなかったものらしく、ガッカリして帰ってきた。それが今この時


第???訓 アイドルには見栄えももちろん大事だよ

銀時、新八、神楽、そしてシスターフッドのマリーは、アビドス高等学校へと足を運び、マリーたちのアイドル衣装を何とかするために、頼りになる人物を訪ねていた。その中で神楽がいち早く声を上げた。

 

「ノノミちゃ〜ん、遊びに来たアル!」

 

校内の廊下に響く神楽の声。少し距離をおいたところで、銀時が呆れたように眉をひそめる。

 

「おーい神楽、別に遊びに来たわけじゃねぇからな」

 

そして、ノノミが現れ、柔らかな笑顔で手を振りながら近づいてきた。

 

「あら〜⭐︎今日はみなさん、どうしたんですか?」

 

新八はその質問に応えるために、話を切り出す。真剣な表情でノノミに向き合い、マリーたちがアイドル衣装に困っている事情を、丁寧に説明していく。

 

「実は……」

 

新八の説明を聞き終わったノノミは、目を輝かせ、ふと口元に小さな笑みを浮かべる。

 

「……なるほど。」

 

彼女は頷き、さらに強い決意を込めた笑顔で返す。

 

「でしたら、お任せください!」

 

ノノミは両手を広げて力強く宣言し、目を輝かせている。

 

「まずはビジュアルでしょう。可愛いは正義ですから!」

 

その気合いに圧倒された銀時は一歩引き、思わず顔を歪めて小声で呟いた。

 

「ちょっと顔が怖いよ〜ノノミちゃん……」

 

ノノミはビジュアルについての話を続けながら、意気揚々と語りだす。

 

「び、ビジュアルですか?」

 

マリーは少し戸惑ったように顔を赤らめて、ノノミを見つめる。

 

「実は、私たちもアイドルの準備をしているんです⭐︎」

 

それを聞いた神楽が興奮した様子で、ノノミの肩を掴む。

 

「ノノミちゃんがアイドルアルか!? 楽しみネ、一体誰と組むアルか?」

 

ノノミは神楽に応えるように、うれしそうに仲間について話を始める。

 

「便利屋のアルさんとミレニアムの生徒会会計のユウカちゃん、ゲーム開発部のアリスちゃん、そしてトリニティーのヒフミちゃんのメンバーでですね⭐︎」

 

銀時はそのメンバーを思い出しながら、軽く笑みを浮かべて一言を洩らす。

 

「そういやお前ら、ドデカミンの宣伝で呼ばれたんだっけか。」

 

銀時は仲間の方を振り返りながら、冗談めかしてニヤリと笑う。

 

「いいと思うよ〜。だって全員何かとデカいのあるから」

 

「例えばドデカノノミンは…」

 

銀時はノノミに指をさそうとした瞬間、新八と神楽が顔を赤くして銀時を思い切り蹴り飛ばす。

 

「おい!お前ら一体何してくれてんだ‼︎」

 

銀時は勢いで転びそうになりながら、二人に怒鳴り返す。だが、新八は冷静に反論する。

 

「何じゃないですよ!銀さんが言おうとしたことは完全にセクハラ案件!もう一回牢屋にぶちこまれますよ!」

 

神楽も銀時に冷たい視線を投げかけ、軽蔑の目を向ける。

 

神楽: 「女の体の特徴を指差しながら話すなんてサイテーアル。しばらく私に話しかけないで」

 

一同のやり取りに、マリーが慌てて間に入る。

 

「みなさん、落ち着いてください。ノノミさんが困ってます」

 

ノノミは、少し微笑んで彼らを見つめ、続けて優しく話しかける。

 

「ま、まぁそんなわけで……気になることがあれば何でも質問してくださいね!」

 

マリーは、ノノミの対応に少し驚きながらも、丁寧にお礼を伝える。

 

「ありがとうございます!」

 

すると神楽はふと不安そうな顔をして、控えめに質問をする。

 

「ところで、その………。ノノミちゃん以外のみんなはどこに行ったアルか……?」

 

「それはですね……。」

 

不敵な笑みを浮かべて彼女は言葉を続ける。

 

「……ふふっ、ちょうど良いかもしれません。」

 

新八が困惑した表情で問いかける。

 

「で、一体何があったんですか?」

 

ノノミは謎めいた笑顔を浮かべてみんなを見回し、答えをはぐらかすように話す。

 

「それはあとで説明しますね★」

 

彼女は一息つき、意味深な目でみんなを見つめながら話を続ける。

 

「みんな、恥ずかしがり屋さんで困っていたところなんです。」

 

マリーはそんなノノミの言葉に、少し戸惑いながらもやる気を見せて返事をする。

 

「もちろんです。私でよろしければ、ぜひ!」

 

ノノミは安心したようにマリーに微笑み、そして銀時たちにも視線を向ける。

 

「ありがとうございます〜!もちろん銀ちゃんたちも、一緒に来てくれますよね?」

 

銀時は渋い顔で、返事を躊躇しながら、嫌そうに呟く。

 

「……これ拒否権ない感じ?」

 

神楽は銀時の背中を軽く叩き、軽い口調で返事を促す。

 

「拒否した時は私が制裁を下すネ」

 

銀時は深いため息をつきながら、仕方なく首を縦に振る。

 

「はい……行きます」

 

こうして銀時たちは、ノノミの依頼を引き受けざるを得なくなった

アビドス砂漠の灼熱が広がる中、ノノミは汗を拭いながらシロコを気遣った。

 

「大丈夫ですか、シロコちゃん?暑さもあるし、気を付けてくださいね」

 

シロコは額の汗を拭きながら、少し息をついて答えた。

 

「ん、かなり手強い……。ここまで全力で逃げられるとは思わなかった。」

 

「ホシノ先輩とユメ先輩はどうなってますか?」

 

シロコが顎で遠くを指す。

 

「あっちの方で……」

 

その先には、ホシノとユメが誰かを追いかけている光景が見えた。ユメは泣きじゃくりながら、何かを訴えている。

 

「まってぇぇぇ、セリカちゃ〜ん!せっかく作ってもらった衣装、着てくれないとダメだよ〜!」

 

少し離れた場所で、セリカがその場から離れようと必死に逃げようとしていた。

 

「イヤよ!何でこんな恥ずかしい衣装着なきゃいけないのよ!ユメ先輩、何で私にまでその衣装押し付けてくるの!?大嫌い!」

 

「ひぃぃぃん!ホシノちゃん、セリカちゃんがまた大嫌いって言ってくる〜!」

 

ホシノは眉を少し上げ、肩をすくめながら慰めるようにユメの頭をポンポンと叩いた。

 

「仕方ないですね、ユメ先輩よしよし。」

 

ノノミも苦笑しながら、遠くからその様子を眺めていた。

 

「ホシノ先輩、大丈夫ですか?結構疲れてそうですね」

 

ホシノはのんびりとした表情を浮かべ、少し力なく手を挙げた。

 

「うへぇ……おじさんも限界だよ〜、体がもう……」

 

「えー!ホシノちゃんが限界なら、私なんて……私はもう、おばあちゃんになっちゃうよ〜!老体に鞭打ってるよぉ〜!」

 

「いやいや、ユメ先輩はおばあちゃんじゃないですよ!。だって、まだまだ若いし、ほら、ピーぱいも垂れてないし!」

 

マリーが後ろからぽつりとつぶやく。

 

「あの……、私たち一体何を見せられてるんでしょう。」

 

その時、遠くから銀時が呆れ顔で叫びながら歩いてくる。

 

「おいおい、何を2人でそんなキャッチボールしてんだよ。限界って、ここでそんな言葉使うなよ〜。なぁ、神楽?」

 

「ピーぱいだの何だの、関係ないアル!ホシノもユメもまだまだガキネ。アタシがちゃんと教えてあげるアル!」

 

神楽はニヤリと笑い、突然自分の服を下げ始めた。すると新八が慌てて彼女を止めに入る。

 

「待って待って!ちょっと神楽ちゃん!それ以上脱がないで!ここからは危ないから!読者サービスはここまで!」

 

銀時が眉を上げながらぼやく。

 

「何言ってんだ、新八。ここは小説なんだから、脱いだって別に問題ないっての。」

 

「いやいや、そういう問題じゃないでしょ!読者の皆はどんな感じで物語が進んでいるのか想像しながら読むわけだから、ムフフなシーンは完全にアウト何ですよ!この小説R15指定なんですからね銀さん!」

 

「じゃあ筆者に頼んでこの小説をR18指定に変えてもらえばいいじゃね」

 

「良いわけねぇだろ‼︎こんなくだらないことのためにR18指定なんかに設定されてたまるか!」

 

その時、ホシノがのんびりとした笑みを浮かべて手を振りながら近づいてきた。

 

「あ、銀ちゃんも来てたんだ。」

 

「おぅ、まぁな。今どんな状況なんだ?」

 

ユメが銀時の方を向いて手をひらひらさせながら説明を始める。

 

「それがね〜、アビドス高等学校の代表としてセリカちゃんとアヤネちゃんがアイドルになる予定だったんだけど、衣装が気に入らないって逃げちゃったの。」

 

シロコが遠くを見つめながら静かに話を続ける。

 

「ん……アヤネなんて、ヘリまで使って逃走中。追いつけそうにない。」

 

ホシノはため息をつき、肩をすくめながら言った。

 

「いやぁ〜、ほんとに恥ずかしがり屋の後輩を持つと大変だよね〜」

 

「それ……もはや恥ずかしがり屋っていうレベルを超えてません?」

 

 

すると神楽が興味津々に遠くを見つめ、指差して言う。

 

「ヘリって、あれアルか?」

 

「そ、そうだけど……神楽ちゃん一体何を?」

 

その瞬間、神楽は地面から石を拾い上げ、軽く構えると勢いよく傘でフルスイングした。その石は猛スピードで空へ飛び、ヘリに命中すると……

 

ドカァァァァン!

 

と大爆発。

 

神「ホームラン!これでアヤネ1人確保アル!」

 

シロコが冷静に頷く。

 

「さすが神楽ちゃん。その手があったとは……」

 

新八がツッコミを入れながら叫んだ。

 

「あるわけないでしょォォォ!ヘリを石で落とすなんて、オーバーキルすぎるだろ!!」

 

神楽が無邪気な顔で答える。

 

「大丈夫アルよ〜。アヤネも新八と同じで本体がメガネ。メガネが無事ならアヤネも無事ネ。」

 

シロコが再び納得するように頷く。

 

「なるほど、そういうことか……」

 

「納得すんじゃねぇェェェ!メガネが本体でもあの爆発なら普通にアウトだろうが‼︎」

 

マリーが慌ててアヤネの元に駆け寄り、安全をチェックする。

 

 

「大丈夫ですか?アヤネさん」

 

「良かったマリーさんのおかげでなんとか……」

 

「大丈夫そうですね。ひび一つ入ってないので」

 

「メガネじゃねぇェェェ!アンタらメガネ兼ツッコミキャラは全員メガネが本体に見える呪いにでもかかってんのか‼︎」

 

その時、銀時がふと遠くを見やり、目を細める。

 

「さてと、ツンデレ猫はどこだ?」

 

ノノミが遠くを指差し、軽く微笑んで答えた。

 

「ずいぶん遠くに逃げちゃいましたね☆」

 

ホシノものんびりとした表情を浮かべた。

 

「ここからじゃ追いつけないかも〜」

 

銀時がニヤリと笑ってセールスマンの格好に変身し、手元にあった自作ポスターを広げた。

 

「そういうこともあろうかと、ツンデレ猫を捕まえるための罠を用意しておいたんだよな〜」

 

ユメが興味津々に問いかける。

 

「え、銀ちゃん何してるの?」

 

銀時が声を張り上げて宣伝を始める。

銀時が自作のポスターを掲げて声を張り上げると、セリカがふと足を止め、目を輝かせた。

 

「さぁ、聞いてらっしゃい、見てらっしゃい!この特別イベントに参加してくれた方には、希少価値の高い『銀の玉』を先着順でお渡しします!今だけでだぞ〜!」

 

新八が驚愕の表情で銀時に向かって叫んだ。

 

「ちょっとォォォォ!銀さん、そんなあからさまな罠に誰が引っかかると思ってるんですか?セリカさん、がいくら騙さられ安いからってそんな単純じゃありませんよ!」

 

すると、驚くべきことに、セリカが勢いよく銀時の方に駆け寄ってきた。

 

「やります!やります!」

 

「本当!?セリカちゃんも!私も参加します〜!」

 

「かかったァァァァァァァァ!!あんなあからさまな罠に引っかかるなんて!アンタたち、それで今までよく生き残ってこれましたね!!」

 

銀時はほくそ笑み、セリカににっこり微笑んで制約書を差し出す。

 

「じゃあ、ここにサインを。これで銀の玉が確保できますから、ちゃんと書いてくれよ〜」

 

セリカ 「はいはい、サインサイン〜!」

 

セリカがペンを走らせたところで、銀時はにやりと笑みを浮かべながら制約書をひっくり返して見せた。そこには小さく「イベント参加者はキャンセル不可」と書かれている。

 

「はい、ありがとうございま〜す!では、このイベントに参加するってことで、早速このアイドル衣装に着替えてもらおうか。」

 

セリカが驚愕の表情を浮かべる。

 

「えっ……!?ちょっと待って、キャンセルとかできないの!?」

 

「おいおい、サインしたんだろ?逃げるのは早いぜ。ほら、イベント参加者としての覚悟を決めなきゃ!」

 

セリカは困惑した顔でその場にへたり込む。

 

「そんな……こんな罠に引っかかるなんて……!」

 

銀時は満足げに腕を組み、誇らしげに宣言した。

 

「よし!万事屋初のツンデレ黒猫確保依頼、無事に成功だァァァァ!」

 

神楽が銀時に拍手をしながら近づいてくる。

 

「やったアルな銀ちゃん!テレビやマンガでは猫探しの依頼、失敗続きだったけど、これで胸を張って万事屋名乗れるネ!」

 

新八がため息をつきながらボソリと呟く。

 

「いやいや、そんな恥ずかしいエピソードは語らなくていいから。逆に評判落としちゃってるから……」

アビドス高等学校に戻り、皆がようやく一息つけたところ。ノノミが仲間たちに声をかける。

 

「皆さん、お疲れ様でした〜!」

 

シロコが真顔で頷く。

 

「ん、捕獲完了。」

 

ホシノが苦笑いを浮かべて肩をすくめる。

 

「まさか、アヤネちゃんたちを『捕獲』する日が来るとはね〜。」

 

「そうですね、対策委員会って何かあるたびに誰かを捕まえている気がしますね……。」

 

ユメが意外そうな顔をしてホシノに話しかけた。

 

「アレ、そうだったの?意外とホシノちゃんが一番確保されてたりしてね〜。」

 

「いえいえ、私が、ユメ先輩を確保した回数の方が圧倒的に多いですよ。」

 

「ひぃぃぃん。ホシノちゃんのいじわる〜!」

 

ホシノが焦った様子で訂正する。

 

「す、すみません……あ、でもよく思い返してみたら、確かに私が一番多かったかも。」

 

「ほんと!私が一番じゃないんだね!」

 

「ありません!そんなことありませんから!安心してください!」

 

新八が手を挙げて二人を制止する。

 

「すみません……新婚カップルムーブは置いといて、さっさと次に進みませんか?」

 

神楽が教室のドアから顔を覗かせる。

 

「おーい、そろそろお披露目の時間だよ〜!」

 

セリカが震えながら返事をする。

 

「わ、わかったわよ……!」

 

隣にいるアヤネも恥ずかしそうに顔を赤らめる。

 

「うぅ……恥ずかしい……!」

 

セリカが周りに向けて宣言する。

 

セリカ 「絶対に笑ったら許さないからね!」

 

銀時がニヤリと笑って茶化す。

 

「はいはい、ツンデレムーブはもういいからさっさとお披露目しようぜ。」

 

ガラガラガラ、とドアが開き、二人が黒をメインとしたアイドル衣装に身を包んで登場する。周りの目が輝く。

 

「…………!すごい!すごく可愛いです!」

 

銀時が腕を組んでニヤつく。

 

「おー、似合ってんじゃねぇの。少なくとも俺の知り合いのゴリラ集団よりは百倍可愛い。売れるんじゃねぇの?プロデュースしちゃう?」

 

セリカが顔を赤くして反論する。

 

「もう!余計なことは言わなくていいから!」

 

銀時が意地悪そうに笑って周りに向かって声をかける。

 

「あー出たよ!みんな見たか?これが本場のツンデレってやつだ!」

 

「銀ちゃん!少し黙ってて!!」

 

隣にいるアヤネも顔を赤くし、恥ずかしそうに俯く。

 

「皆さんの前で、こんな恥ずかしい格好を……。」

 

ノノミが微笑んで二人を褒める。

 

うんうん、二人ともすごく似合ってますよ!何度もデザインを修正した甲斐がありました。」

 

ユメが少し寂しげにぼやく。

 

「いいなぁ、セリカちゃんとアヤネちゃんはアイドル衣装があって……私は急にそのサイズが用意できないって断られちゃったのに……」

 

「そ、そこまで嬉しいものなのかな……?」

 

「でも……布面積が少ない……!」

 

銀時が笑って肩をすくめる。

 

「大丈夫だよ、それくらい。俺の知り合いのゴリラなんか、謝罪の場面で裸にされて穴毛までさらされたりしてるんだから、まだマシだって。」

 

神楽が自信満々に言い放つ。

 

「覚悟が足りないアル。私なんていつでも脱ぐ覚悟があるネ!」

 

新八が即座に制止する。

 

「だから脱ぐなって言ってんだろォォォォ!アンタら服の基準が露出狂の連中で埋め尽くされてるのかァァ!」

 

マリーが静かに微笑んで、衣装に憧れるように呟く。

 

「本当に可愛いですね……私も着てみたくなるくらいです。」

 

セリカが照れくさそうに顔を背ける。

 

「本当に……?あ、そういえば銀ちゃん、この人は?」

 

セリカがマリーを指さし、不思議そうに聞く。

 

「シスターフッドの?どうしてシスターさんがここに?」

 

マリーが小さく微笑みながら答える。

 

「はい、ノノミさんからアイドル衣装について教わりに来ました。私たちのユニットはまだ方向性が定まっていないので……」

 

アヤネがセリカにそっとささやく。

 

「セリカちゃん……もしかしたら、私たちにもアイドルとしての未来があるかも……」

 

セリカが気を取り直して、照れながらも毅然と宣言する。

 

「ああもう、分かったわよ!やればいいんでしょう、やれば!仕方なくなんだからね!」

 

アヤネも小さく頷きながら同意する。

 

「実は……アイドルに興味があったとか、可愛い衣装を着てみたかったわけじゃないから!」

 

「そうよ!代表に決まったから着てるってそれだけよ!」

 

銀時がニヤリと笑いながらからかう。

 

「へぇ〜そうなんだぁ?あんなにノリノリでサインしてたくせに?」

 

セリカが顔を赤くして銀時をにらむ。

 

「う、うるさい!」

 

その時、新八のスマホに通知が入り、驚いた顔で画面を見つめる。

 

「えっ、これは……お久しぶりのメールでごめんなチャイナ娘!私、トリニティーのアイドルイベントに参加する事になったんだけど、メンバーが2人足りなくて……。1人は神楽ちゃんで、もう1人は神楽ちゃんの友達を呼んでほしいきびうん○!頼りにしてるよ! by寺門お通」

 

銀時が新八の震える手を見て訝しむ。

 

「おい、どうした新八?スマホ見ながら震えてるぞ。」

 

「うぉぉぉぉぉ!!お通ちゃんから連絡が来たァァァァ!ありがとうきびうん○ォォォォ!」

 

銀時が呆れ顔で新八を見つめる。

 

「ダメだこりゃ。完全にアイドルオタクになっちまった。」

 

新八が感動で震えながら神楽に呼びかける。

 

「神楽ちゃん……もう一度お通ちゃんとアイドルユニット組んでくれ!」

 

神楽がにっこりと笑い、拳を突き上げる。

 

「やったーアル!またアイドルできるアル!」

 

「それと、もう一人のメンバーも必要みたいなんだ。」

 

神楽が隣のシロコに向かって手を伸ばす。

 

「じゃあシロコちゃん!私と一緒にアイドルしようよ!」

 

「ん、私でいいの?」

 

「もちろんアル!今まで何度も2人で悪徳銀行を潰してきた仲アル!アイドルだって何だって、敵なしアルよ!」

 

銀時がため息をつきながらツッコむ。

 

「ちょっと待て、今悪徳銀行を潰したって聞こえたんだけど……今まで金に困らなかった理由ってそういう……」

 

神楽が自信満々に言葉を並べて銀時のセリフを遮る。

神楽

「とにかく、私が組めば最強アル!だから、頼むよ〜シロコちゃん!」

 

シロコが小さくうなずき、口元に微笑みを浮かべる。

 

「ん、わかった。」

 

新八は満足げに頷き、さらに気合を入れる。

 

「よし、これでメンバーは決まったな!今から俺は寺門お通親衛隊を招集して、優勝作戦を立てる!ではこれにて失礼する!」

 

勢いよく教室を飛び出していく新八。ユメが呆れながら見送り、ぽつりとつぶやく。

 

「新八くん、いつの間にあの隊服に着替えてたんだろう?」

 

銀時が肩をすくめて笑う。

 

「さぁな。好きってすごいもんだな。あ、ノノミ、あいつらの衣装もお願いな。」

 

ノノミが笑顔で応じる。

 

ノノミ

「もちろんです!しっかり準備しますね!」

 

神楽が満面の笑みで、「楽しみアルな!」と興奮気味に声を上げる。彼女の目は期待でキラキラと輝いている。

 

シロコもその言葉に嬉しそうに笑い、「ん!楽しみ。ユニット名は…ハーティングロベリーズ48でいいんじゃない?」と提案する。少し冗談めかしつつも、本気で気に入っている様子だ。彼女の瞳には期待と少しの自信が浮かんでいる。

 

その提案に神楽も「賛成ネ!」と力強く頷く。二人の間にはすでにユニット名をめぐる熱意があふれ、これからの活動への思いでいっぱいになっている。

 

しかし、その楽しいひとときに突然冷たい風が吹き込むかのように、部屋の空気が一変する。いつの間にか二人の近くに立っていたアヤネが、静かながらも怒りを秘めた声で二人に視線を向け、「お二人とも………先ほどのお話、詳しく聞かせてほしいんだけど…」と低いトーンで問いかける。その言葉には厳しい圧力が込められ、まるでその場の空気を凍らせるかのような雰囲気を放っている。

 

二人はその瞬間、息を飲み、顔から血の気が引いていくのを感じる。さっきまでの勢いはすっかり消え失せ、視線をそらすようにお互いを見つめ合う。

 

そして、シロコが静かに呟く。「あ、終わった…」

 

神楽もがっくりと肩を落とし、深いため息をつく。「終わったアル…」

 

二人の絶望した顔は、まさにこれから厳しい追及が待っていることを物語っていた。

 

その後はアヤネによって強盗したことを叱られた2人はしばらく落ち込んだままになったが、アイドル衣装の問題は解決した。




次回予告

キリノ「あ、銀時先生!」

銀時「何、お前らもアイドルイベントに出るの?」

フブキ「行きつけのドーナツ屋から宣伝の依頼を受けてなんだけどね〜」 

信女「頑張ってくれないと困る。ドーナツ屋無料券がもらえない……」

銀時「お、お前は……」

次回 アイドルの命はドーナツだ!!

〜透魂〜第一回キャラクター人気投票

  • 銀時
  • 新八
  • 神楽
  • 沖田
  • 土方
  • 山崎
  • 高杉
  • 定春
  • エリザベス
  • ホシノ
  • シロコ
  • ヒナ
  • アコ
  • ミカ
  • ナギサ
  • セイア
  • ユウカ
  • ノア
  • 近藤
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